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過去のデータ経験は通用しない災害 ― 2019.12.14 ニュースNo.228 

2020-01-16 | 阿部議員の週刊ニュース「あたらしい滑川」 

日本列島は世界で最も自然災害を被りやすい地域

過去のデータ経験は通用しない災害…今後の町の防災対策は

滑川町議会は12月3日から6日にかけて12月議会を行いました。阿部議員の一般質問のうち「台風19号被害から見えてきた町の課題」の部分をご紹介します。(文責・阿部)

 

町職員の奮闘に感謝

阿部
 死者90人、行方不明者5人、避難者2669人、住宅全半壊11685棟、住宅浸水64305棟、土砂災害20都県884カ所、堤防決壊・71河川140カ所という大きな被害を及ぼした台風19号。

 今なお多くの方々が避難生活を強いられています。1日も早く日常生活に戻ることをお祈り申し上げます。また、昼夜を問わず対応にあたった役場職員のみなさんに感謝申し上げます。

 地理学者はこれまで「日本列島は湿潤変動帯にあるため、世界でも最も自然災害を被りやすい風土にある」と指摘してきました。特に近年は地球温暖化の影響でその激しさを増しています。台風19号では過去最大の24時間降水量を上回った地点が103カ所にのぼり専門家も「過去の災害のデータや経験は通用しなくなっている。自治体がマップ作成を進め住民にリスクを自覚してもらうことが必要だ」と警鐘を鳴らしています。

質問

①この災害を経験して今後の町の防災対策に何を活かすべきか。

…略

④想定されている地震の対策について

⑤水害による避難所の見直しと役場機能の確保について

土嚢づくりを若い職員が経験

答弁・町

台風に備えて前日から予備の土嚢を作成。過去の経験や町民からの事前の申し出による土嚢の配布や設置を済ませた。

若い職員で経験のない職員にもいかに早く、効率的に土嚢をつくるか、技術の取得のために動員した。

台風15号の経験もあり早めの避難がマスコミからも呼びかけられた。町内の避難所にこれまでにない71人の避難があった。幸い当日夜や翌朝には帰宅された。

早めの避難所開設計画が必要

今回の経験を活かした避難所開設計画や地域との連携をとれる職員体制づくりが求められる。

複合災害などの体制づくり必要

地震の対策では町民への啓発、職員には初動マニュアル等の体制を整えている。今後、今回のような台風と地震の同時発生、さらに、選挙と災害と同時対応などを考えなければならない。今後も計画的に災害備品準備につとめる。最終的には人界戦術も有効だ。

避難所の見直し役場機能確保も

避難所で水害に対応できない場所もあり災害の種類によっては避難所設定の再計画を進める。

災害本部である役場機能が果たせなくなった場合の代替え施設は滑川中学校を想定している。

 

 

「桜」疑惑 逃げ切り許さない…野党一致で会期延長要求

与党に閉会中の質疑応答を合意させる…野党共闘力発揮

 第200回臨時国会が9日、閉会しました。日本共産党と、立憲民主党、国民民主党などの野党共同会派は同日、「桜を見る会」疑惑究明のために40日間の会期延長を求める申し入れを大島理森議長に提出しました。自民・公明両党はこれを拒否し、「逃げ切り」をはかる安倍晋三首相をかばおうとしましたが、野党が一致結束して徹底審議を求めるもとで、閉会後に「桜を見る会」をめぐり質疑応答を行うことで与野党が合意しました。(しんぶん赤旗より…文責・阿部)

 

「桜」疑惑、閉会後も議論

 臨時国会は、野党が求めた40日間の会期延長を与党が拒否し、閉会しました。しかし、衆院内閣委員会の理事会で、安倍晋三首相主催の「桜を見る会」疑惑を閉会後も議論することを与党に同意させるなど、野党は次のたたかいの足場をつくりました。今国会を通じて野党共闘の力は大きく発展しました。

後援会員の買収疑惑・名簿廃棄

 「桜を見る会」私物化疑惑は、安倍首相の後援会員を買収した疑惑をはじめ、虚偽答弁、招待者名簿や資料の廃棄・隠ぺい。その上、今年の会招待者1万5000人中、官邸や自民党の「枠」での招待者が8000人にのぼり、これまでの招待の中に悪徳マルチ商法会社「ジャパンライフ」の元会長がいて被害が拡大した疑惑もでて、首相直結の疑惑が多岐にわたる点で、より深刻です。

野党は追及本部で追及

野党は、「桜を見る会」追及チームを、総勢70人以上の衆参両院議員が参加する追及本部に格上げし疑惑追及を強めてきました。

 野党は、国会最終盤に、「逃げ切り」を図る政府・与党に対して、一致して会期の延長を要求。与党は、衆院内閣委員会の理事会で、「桜を見る会」の公文書の問題について、野党の提出した質問書への報告を受けることを約束しました。

民間導入延期、改憲提示阻止

 公職選挙法違反疑惑に問われた経済産業相と法相を、市民と野党の共闘で追及し辞任に追い込み、安倍政権の「大学入試改革」の英語民間試験の導入を延期させ、国語と数学の記述式導入も延期の検討に追い込んでいます。高校生、受験生の声を野党共闘で国会に届けることで政治が動くことを示す出来事でした。

 安倍首相が所信表明で執念を示した憲法9条改憲に対しても、市民と野党の反対で、自民党改憲案の国会提示を阻止しました。昨年の通常国会から4国会連続で提示見送りに追い込んだのは、野党共闘の成果です。

 安倍首相が逃げるのは、国民の声を受けた野党共闘を恐れているからです。

 臨時国会で画期的に前進した野党共闘をさらに発展させ、安倍・自公政権に代わる新しい政治の姿を国民に示すときです。(若林明)

 

桜疑惑とジャパンライフ 安倍首相との関係告発…「大門ゼミ」がネット配信

 日本共産党の大門実紀史参院議員によるネット番組「大門ゼミ~政治・経済キホンのキ!」が7日に配信されました。

 「桜を見る会」の招待状を使って、たくさんのお年寄りをだましていた「ジャパンライフ」。被害者は7000人、被害総額は2000億円にのぼっています。大門議員が、その手口、安倍晋三首相との関係について厳しく告発しました。

 安倍首相は1984年に、当時外務大臣であった安倍晋太郎氏の秘書として、「ジャパンライフ」の会長だった山口隆祥氏と一緒にニューヨークに渡航していた関係も暴露しました。


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