(写真)質問する紙智子議員=26日、参院農水委
日本共産党の紙智子議員は26日の参院農林水産委員会で、「種苗法の改定で種苗育成者と農家の利益バランスが崩れ、農家の購入負担が増える」と指摘し、改定案の徹底審議を求めました。
現在、農家は購入した苗や種を自家増殖して翌年以降に使用していますが、種苗法改定案では国に登録した品種を農家が自家増殖す . . . 本文を読む
「種取りは農業そのもの」
(写真)「農業を守れ」「徹底審議を行え」と訴える人たち=17日、衆院第2議員会館前
種苗法改定案が衆院農林水産委員会で可決された17日、衆院第2議員会館前で抗議行動が行われ、「徹底審議を行え」「廃案に追い込もう」と声をあげました。国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)が呼びかけました。
あいさつした全労連の秋山正臣 . . . 本文を読む
政府・与党は今の臨時国会で、前の通常国会で継続審議とされた種苗法「改正」案を成立させようとしています。法「改正」について、日本共産党の田村貴昭衆院議員・農林水産部会長に聞きました。(聞き手・北川俊文)
農家の自家増殖を原則禁止
―種苗法とはどんな法律で、「改正」案はどんな内容ですか?
種苗法は、米や野菜などの新品種を開発して登録した場合、開発者の知的財産権 . . . 本文を読む
米の収穫を終えつつある農村でいま深刻な不安が広がっています。米の在庫が積み上がり、米価が下落し、2021年の主食用米の作付けの大幅な削減が迫られているからです。古くから営々と築いてきた日本の米作や水田が一気に荒廃しかねない事態です。
新潟県1県分に匹敵する
農林水産省は16日、21年産の主食用米の需要や生産量の見通しを公表しました。コロナ禍で生じた米需要の大幅減少のもとで需給を均衡させ . . . 本文を読む
制度変更 経緯ただす
農林水産省が「高収益作物次期作支援交付金」の制度を突然変更し、農家に混乱と怒りが広がっている問題で27日、日本共産党の紙智子参院議員、田村貴昭衆院議員は農林水産省に変更の経緯をただすとともに、もとの制度どおりに実施するよう求めました。
(写真)「次期作支援交付金」をもと通り交付するよう求める右から田村、紙の両議員=27日、参院議員会館
. . . 本文を読む