農民連 緊急買い入れ、食料支援を
農林水産省は27日、コロナ禍で2020年産米の価格が下落したなか、同省が進める21年産米の主食用から飼料用などへの作付け転換の意向についての中間とりまとめを発表し、さらなる転換推進を掲げました。農民運動全国連合会(農民連)は「従来の政策は破綻しており、買い入れなど抜本策が待ったなしだ」と求めています。
新型コロナウイルスの感染拡大による飲食業の自粛など . . . 本文を読む
高橋・岩渕氏 漁民と懇談 福島
(写真)江川組合長(左端)らと懇談する(向こう側右から)熊谷、高橋、岩渕、宮川、吉田の各氏=10日、福島県いわき市
日本共産党の高橋千鶴子衆院議員と岩渕友参院議員は10日、東京電力福島第1原発から出る放射性物質トリチウムを含む汚染水の海洋放出問題の渦中にある福島県いわき市で、漁民たちと懇談しました。宮川えみ子、吉田英策両県議、熊 . . . 本文を読む
衆院外務委
(写真)質問する田村貴昭議員=9日、衆院外務委
日本共産党の田村貴昭議員は9日、地域的な包括的経済連携協定(RCEP)承認案を審議している衆院外務委員会で、自由貿易化で日本の食料自給率が38%まで下落したとして、輸入依存の食料政策を批判しました。
RCEPには、日本、中国、韓国や東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国など15カ国が署名しています . . . 本文を読む
農民、女性団体、労働組合などでつくる「国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会」(全国食健連)は5日、家族農業を守り、食料自給率を向上させる政策転換を農林水産省に要請し、請願署名提出しました。 ▽家族農業経営を基調とした持続的な農業生産の安定と、食料自給率の向上▽コロナ禍で消滅したコメの需要分の市場隔離、国が価格・需給への責任をもつ▽外国産米(ミニマム・アクセス米)の輸入の中止・抑制―などを求めました . . . 本文を読む
参院本会議
国に登録された作物の種や苗を農家が自家増殖する場合、許諾料の支払いを求めて事実上禁止する改定種苗法が2日の参院本会議で、自民党、公明党などの賛成多数で可決・成立しました。日本共産党と立憲民主党などは反対しました。
同改定には、育成者権の乱用を防止する規定はありません。同改定によって、育成者権のみが強化され種苗会社の力が強くなれば、企業による種苗の支配が強まることになります。 . . . 本文を読む