鳥無き里の蝙蝠☆改

独り言書いてまーす

【日記】カードゲームの自作奮闘記

2016-10-16 15:40:13 | 日記

ある時舞い降りた衝動に身を任せて、ゲームデザインに思考を巡らす日々。



カードゲームを自作する。これは世間からすれば少し根暗な印象を与えるかもしれない。

用紙やカッターナイフやクラフトボードが散らかる部屋の一角に、背中を丸めてああでもないこうでもないとPCや書類やノートとにらめっこしている姿がそこにはあるのだから、まあ当然華やかではないよね。

とはいえ、素晴らしいものができるのであれば、そこには商業的なチャンスがあるわけで、落書きをする習慣や、料理を効率化する習慣が、その果てにイラストレーターや料理教室の講師という職に結びつくこともあるわけだ。ちなみにだが、俺自身は一儲けしようだなんてことは微塵も考えていない。

トランプのようなカードゲームは、四則計算さえできればほとんど一切の特別な能力をプレイヤーへ要求せずに興じれる遊びだ。これがTVゲームやスポーツだったらどうだろう?体力や運動神経のないものは除外され、TVゲームの基本知識がないものは除外され、さらにその中から好き嫌いも含めると、とても気軽に参加させられるような娯楽ではない。趣味や性格を問わずにできる遊びの中でもトランプは、ほとんど場所を選ばず、そして人を選ばずに遊べる。数字の概念と四則計算さえできればあとはルールを覚えるだけである。

トランプの優秀さには到底かなわないが、数行のテキストと少しのルールだけで誰でも遊べるシンプルだが、それなりの駆け引きを楽しめるカードゲームがあったらいいなと俺は思った。そこで、今回のカードゲームの自作に至ったわけだ。おそらくスパ帝さんの「ナショナルエコノミー」には歯が立たないが、あれよりもプレイする条件(テーブルが必要だとかチップが必要だとか)を減らして、とっつきやすいゲームを作りたいなと思って、カードセット一つだけあればできるカードゲームを考案中である。


とはいえカードゲームの自作なんてものはもちろん初めてやるので、試行錯誤の最中である。はっきり言ってかなり楽しいので、裁断機やラミネーターが手に入るのであれば欲しいと思っているほどだ、金がないので遠い夢だが。そう思うのも、プロトタイプの製作ができなければ、テストプレイにさえ辿り着けないのが非常に悔しい。できれば厚紙が望ましいが、ペラペラの紙に書いても良い。しかし手書きで、そしてカードサイズにリサイズというのはなかなか恐ろしい手間である。1日3時間の内職を1週間続けてやっとテストプレイできるプロトタイプが1つ完成するような手間だ。それならばハンコなり印刷機なり裁断機を買ったほうが、今後もやるだろうから何倍も得である。そこで俺は脳内でカードゲームのプロトタイプ作成を効率化するための方法を考え中である。

人力だが、ハサミなどの刃を固定する仕組みを作って、あとは紙をセットして刃を何度か滑らせれば2分前後でカードが8枚ぐらい作れる工作機械を設計するのもアリだ。

面白さに自信があるのであれば、毎日コツコツとプロトタイプなり本番用なりを作るのもありだが、先述したようにプロトタイプでのテストプレイを重ねなければ、面白そうなルールを思いついても一切それがわからないのだ。

PCの前だけでできることをいくら積み重ねても、カードゲーム自作の工程はテストプレイがメインだと考えている。ゲームは面白さが全てだからだ。

そんなこんなで執筆中だが時間なのでこのへんにて。

おわりっ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする