鳥無き里の蝙蝠☆改

独り言書いてまーす

【コピペ】熊淡ep5 文字に起こしてみた(英語以外)

2015-07-30 09:47:00 | 宇多田ヒカル

※前のブログで書いた記事をそのまま転載。因みに、ep5じゃなくてep6が正解?w



-OPENING-

こんばんは皆さま。宇多田ヒカルです。今夜もkphへようこそ、いらっしゃいませ。
 
今夜の回は、テーマがですね、もうずぅっと温めていて、ずぅっとやりたかった、やつなんですね。

テーマはスコットランド特集です。えと、一度もいったことは無いんですけども…

あの、なぜか、大好きなバンド、がスコットランド出身なことが多くて。

特に好きなバンド3つ…を紹介しながら、スコッチをちびちびやりつつ、今夜一時間お送りしていきたいと思います。よろしくお願いします。

-ENGLISH TALK-

え~、まず前半はですね、今までやったこと無いんだけど、一つのバンドの曲だけをひたすら紹介していきたいと思います。

コクトーツインズというバンドで、私が好きな…ベスト1か2かぐらいなんだけども、ピンクオレンジレッドという曲と、ローレレイなのかローレライなのかちょっとよく分かんないんだけど、の2曲をまず聴いて下さい。

-ENGLISH TALK-

~~
♪#01 Pink Orange Red / Cocteau Twins
♪#02 Lorelei / Cocteau Twins
~~


お気に召していただけましたでしょうか。私が大好きなバンド、コクトーツインズの曲2つの曲をお送りしましたが。

コクトーツインズっていうのは80年代から90年代の半ばぐらいまでに活動していた、勿論、スコットランドのバンドで、えと…前々回のインディーズ特集で紹介したレーベル「4AD」を代表するバンド、ですね。

えと、色んなジャンル…に、こう……括られるというか、色んな呼ばれ方をした音楽性のバンドなんだけども、まぁドリームポップとか、ゴシックロック、オルタナ、ポストパンク、ダークウェイデス??、シリアル??とか色々まぁWikiにも書いてあるんだけどね。

多分その、音楽的にも、勿論個性的なんだけど、特に、このヴォーカルのエリザベスフレイザーっていう人の歌い方…の声とか、歌い方のスタイルが、凄く独特で、不思議な変わった世界観を持っていて、それが、こう、色んな…まぁ沢山注目を浴びたわけなんだけども。

私も、好きな歌手トップ3に入るひとりなんですが、いくら好きで、真似ようとしても、真似…まぁ真似しようという気にもなれないくらい、こう、独特な……真似できない、もの?を持ってる歌手で、ほんとに素敵だな、と思います。

あと、特に、この、歌詞も、正直、完全に辻褄があう歌詞ではないことも多いんだけど、それより、彼女の歌い方がほんとに独特で、何を言ってるかよく分からない…っていうかほとんど分からないんですね。一応、英語なんだけど。で、歌詞見れば「あぁ、なるほどそう言ってるんだ」って分かるし歌えるんだけど、パッて聴いても…いや良く聴いても、ところどころ…こう、空耳っぽく聴きとれちゃったりもするけど、歌詞見ると間違ってたりとか、あのぉ、言葉が、そこで聴き取れるって言うくらい短いフレーズとか、それが、こう、逆に聴く側の想像力を掻き立てる効果があるのかなと思うんだけど、何言ってるかよくわかんないのに、非常に感情面に訴えてくる、っていうのがぁ、凄いなと思います。

-ENGLISH TALK-

~~
♪#03 Blue Bell Knoll / Cocteau Twins
♪#04 Fifty-Fifty Clown / Cocteau Twins
~~

お聴き頂いたのは、コクトーツインズのブルーベルノールとフィフティーフィフティークラウンの2曲でした。

えと、この、フィフティーフィフティークラウンっていう曲を聴くと、昔あの、エビスのちっちゃ~な、こ、ま、駅の近くだったのかなアレ、のちっちゃ~な公園に、よく夜中、とか誰もいない時に行って、こう、ブランコで物凄い勢いつけて、こう、ブランコ漕ぎながら、この曲を、あの、結構大きな声で熱唱してたことをw思い出しますwww

あの…ヘッドhイヤフォンで音楽を聴きながら、歌ってたので、しかもこんな…こんなメロディーでwわけわからない感じの言葉、なんか呪いみたいな、呪文みたいな感じの言葉にしか聞こえないような歌だったと思うのでwwあの…なんか近所の人とか、もし気づいてる人がいたら、相当可哀想な子だなって思われてた可能性がありますね。

いやぁ懐かしいです。

ENGLISH TALK

えー、お次はですね、彼等の、BDCセッションズていうライブレコーディングのCDの中から一曲、あのー、「奇妙な果実」っていう凄く有名な曲があるじゃない?あの、ビリーホリデイが録音したのが…多分、最初に有名になった…やつ…バージョンなのかな?それの、カヴァー…Strenge Fruitですね、のカヴァー、と、えとそのあと…に、私が最近一番嵌っているコクトーツインズの曲「Road, River and Rail」…え~、道路・川・鉄道っていうwタイトルの曲をお送りしたいと思います。

-ENGLISH TALK-

~~
♪#05 Strange Fruit / Cocteau Twins
♪#06 Road, River And Rail / Cocteau Twins
~~

kphへお帰りなさい。宇多田ヒカルです。皆さま調子はどんなもんでしょうか。

私は、ちょうど今、スコッチも2杯目に突入しまして、宴もたけなわな感じになってまいりました。

今回は、収録に手間取れば手間取るほど酔っ払っていくwっていう恐ろしいサイクルの収録なんですけどw

今んとこ実は凄く順調で、もしかしたら収録にかかった時間の最短記録を更新するかもしれないです、この調子でいくと。なかなか調子がいいです。

-ENGLISH TALK-

えー、お次に紹介したいバンドは、グラスゴー出身のザブルーナイルというんですが…

とぉーにかく好きなバンドで、特に、あの、ヴォーカリストの、ポーリブキャノン?っていう人がですね、私にとっては、世界一色っぽい男性では?っていうぐらい好きで、あの、インタヴューとかで見ると、凄く、喋り方とか全体的になんかまったりした空気で余裕がある感じなんだけど、まぁ、こう、なんていうんだろう…知的でユーモラスなんだけど、とても謙虚でもあり、なんか、もうホント、おじいちゃんでもおかしくない年齢なんですけが、今はね。でも都市とればとるほど格好よくなる男性のパターンかな、という感じで、まとにかくですね!歌を聴きましょう!

イースターパレードと、ザダウンタウンライツを続けて、どうぞ。

~~
♪#07 Easter Parade / The Blue Nile
♪#08 The Down Town Lights / The Blue Nile
~~

えー、ザブルーナイルのイースターパレードとダウンタウンライツをお送りしました。

ほんと聴く度になんていい声してるんだろうと、なんて色っぽい歌い方してるんだろうと、ほんとに、聴き惚れてしまいます。

えー、このブルーナイルさん達は、84年にデビューアルバム、その5年後に次のアルバム。その7年後の96年に3枚目のアルバム、8年後の2004年に最後のアルバムをリリースしていて…ま、ひじょ~にマイペースであることで有名なんですが、私は全然それでもいいと思うし、もうクオリティさえ良ければ、あのー、なんか彼等の職人気質みたいなとこに惹かれてるのかなと、思います、音楽的な意味だけじゃなくて。あのー、内容に納得しないと出さないっていう、レコード会社にせつかれても焦ったりしないし、とにかく音楽のことだけを考えてるっていう感じがとても尊敬できて、格好良いなと、思います。

えー、最後に紹介したいバンドはマーグワイと言うんですが。

このマーグワイさん達は、ちらちら、こう日本贔屓な面が垣間見れて、たとえば、日本語でなんか、の雑踏、の音が使われてたりとか曲の中で、あと一曲まるごと、日本人の、と思われる男性が日本語の詩を朗読しているだけっていう曲があったりとか、まぁそういうこともあり、私ずっとバンド名のマーグワイっていうのが、日本語のまぐわうのまぐわいから来てるのかなと思ってたんですよ、勝手に。それが、今回のこの番組の為に、ウィキペディアでちょっと調べてみたら、そこには、ウィキペディアには、中国語の悪魔っていう意味の言葉からバンド名が決m由来、まぁしているって風に書いてあって、もしそれが本当ならちょっと残念だなって思ってるところです。

今回のエピソードで使用しているBGMは、全てマーグワイの音楽で、えとー、フランスで放映されている、レ・ヘフノンっていう人気テレビシリーズのサントラ、からですね。えとー、前からこのバンドの音楽ってとても、あの、絵が浮かんでくるような感じの音楽だなーっと思ってたので、サントラとか、そういうのあるだろうなーと思ってて、今回、それを聴いてmあの、このサントラのことを知って、聴いてみたら結構気に入ったので、BGMに使ってみました。

-ENGLISH TALK-

~~
♪#09 Killing All The Files / Mogwai
~~

えー、なんとか、酔い潰れずにここまでたどり着くことができました。

スコッチをちびちびやりながらスコットランドのバンドの曲を聴こ~~特集、いかがでしたでしょうか。

えー私が大好きなバンドがだいたいスコットランド出身のバンドだってことに気付いたのが、割と最近のことなんですね。

で、これが私にとっては結構衝撃的な発見で、なんでかっていうと、ずっとあの、自分の音楽の好みっていうのはとてもはっきりしてると思っていたんだけど、でもそれが例えば、ジャンルとかでは説明できないし、なんなのかなとずっと思ってたのね。たとえば友達の音楽の趣味聴くと「あーなるほどちょっと綺麗めな、可愛い感じの音楽が好きなんだなーとか、あーヒップホップが好きなんだなー」とか割と、そういう風に分かりやすかったのね。で、私の場合は、ジャンル全然関係ないしハードなものもソフトなものもクラシックなものも好きだし、なんなのかなーと思ってたところに、この「スコットランド出身」っていうキーワードが浮上したので、で…その、スコットランドのバンドの例えば今日かけたような、音楽、の共通点、を、見出すとすると、私が多分好きな理由っていうのは、あのー、どんなに綺麗な曲調であってもどこか土臭いリアリティがあって、尚且つ包み込んでくれるような優しさを感じる、懐かしさを感じる、っていうことなのかなーと、ちょっと思ってるところです。

あと、ウィスキー……ま全体的にまぁ好きっちゃ好きなんだけど、ホントに好きなのはスコッチで、スコットランドのウィスキーで、もうそれしか飲まないんですね。なので、どうやら、スコットランド、になにか、私の好みの鍵があるようなので、いつか、ま近いうちスコットランドに行くことを楽しみにしています。

-ENGLISH TALK-

今夜は、コクトーツインズのフラウフラウフォックスズインミッドサマーファイヤーズでお別れしたいと思います。

最後までお聴き頂いてどうも、ありがとうございました。

~~
♪#10 Frou-Frou Foxes In Midsummer Fires / Cocteau Twins
~~


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以上です。

なにゆえ第五回目の放送という中途半端なタイミング、というか今更「文字に起こしてみよう」だなんて思い経ったのか。

特に大したことは考えてないです。英語が聴き取れたらなぁ~と常日頃から思ってるけど、毎度なにも着手せずに終わる始末なのですが、このKUMA POWER HOURの中で宇多田ヒカルは日本語圏の人と英語圏の人用に言語は違えど同じことを二回言うので、それを聴いていれば微々たる収穫でしょうが少しは耳が慣れるのではないかと思って文字に起こしてみました。

単純にタイピングが好きなのと、文章を書くのが好きなのと、音楽と英語と宇多田ヒカルが好きなだけ(3つ以上挙げといて"だけ"だなんて我ながらry)っていうのも大きいんですけどね。


という感じなんですが、実は自分は、過去に一度テープライターの仕事に関心を持ったことがあったのですが一歩もその世界に入らず今に至ります。それがどうしたかというと、今回始めてこんな具合に「文字起こし」をしてみたわけで、その感想のひとつが、テープライターの仕事の中には文字起こしという作業と英語翻訳という作業を同時に行う上位な作業があるんですが、やってみて思ったんですけど凄いですよそういう人達は。

聴き取る+タイピングする+翻訳する

そんなスペックの高い脳が欲しいもんです。

楽器を演奏する人全般に言えることですが、中でも特にドラムやエレクトーンの奏者も大概凄いですよね。本当、羨ましいです。



もうひとつ思ったことは、宇多田ヒカルの言葉を文字起こしするにあたって、どこまで記すべきか?ということについてです。

2009年に刊行された宇多田ヒカルの「点-ten-」と「線-sen-」の二冊のうち「点-ten-」にはインタビューの記録が載ってるわけですが、因みにこれは宇多田ヒカルに限ったことではなく誰の言葉でも文字に起こしたらそうなるのかもしれませんが…、

句読点が多い。

いや…、句読点というか、もしかしたらそれ以前に、私自身が単純に文字起こしする際のルールを知らないだけなのかもしれないが、"間"をどう表現したらいいのか分からないから頭を悩ませてしまっただけかもしれない。

"間"と一言に言っても、明らかに三点リーダ分かそうでないか、しかし句読点分かと言われても長すぎる…みたいな具合だ。


加えて、「あの―」、「こう―」、「えー―」、「なんか―」と言ったような単語?のこともある。

それを全てタイピングするべきか否か。結局、どっちつかずだったので一貫性を保ちたいという理由も含め9割以上起こすことにした。残りは見落とし、というか聴き落とし?聴き漏らし?w

そんな具合で、Hikkiって結構こういうの口癖というか癖なんだなぁと第五回目の放送で今更ながら改めて実感してちょっと2828してました(笑)

「点-ten-」の編集に携わった人、並びにインタビューの際に文字起こしした人もこんなことを思ったのかなぁと想像すると、なんだかその人達と喫茶店でお茶でもしたい気持ちになりました。



あとは、文字起こしという作業をして始めて実感したことがある。

人は想像以上に、"他人の話を脳内で補正しまくっている"ということ。

修正、補完、予測変換…etc。

話の内容に無いような単語を、自分で知らず知らずのうちにタイピングしてることには驚いた。

英語を全く喋れないし書けないし聴き取れないけれど、自分が英語を扱えない原因は少しは理解しているつもり。

その一つに、致命的な語彙量。母国語に慣れている人であれば、次に来る言葉を、文章の調子や意味からある程度予想できるし、その予想の精度も日常会話においてはかなり高いと言えるだろう。

しかしそれが英語となると、「次に来る言葉」が全く、まさに一寸先は闇。

正解も外れも分からないのだ。正解かな?はずれかな?と構えているからこそ実際に次の言葉を聴いた時に理解がしやすい…みたいな感じじゃないかなと思っている。

先述した修正・補完・予測変換は文字起こしする際には、この作業に慣れていない人にとってはかなりの障害になるということを実感した。

会話をするうえでは非常に役立っている、というかそういった機能があるから会話ができると言っても過言ではないようなものだと思う。




まぁそんな感じで、始めての文字起こし。その感想はこのへんで終わろうと思う。

KUMA POWER HOUR EP5の感想は……、推敲する時間が無さげなのでやめておきますw
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【ちんぷんかんぷんやでー】日本書記と古事記

2015-07-24 23:43:15 | 日記

モンストに登場するイザナミ、イザナギ、スサノオ、クシナダ、アマテラス、ツクヨミ、ヤマトタケル。。。阿修羅、毘沙門天、摩利支天、大黒点、帝釈天

次になにがくるかが予想できるので、モンストユーザー達の中でも古事記・神話・仏教などに詳しい人達は予想し合って盛り上がってる。楽しそうw

ってなわけで、現時点でおいらも絶賛プレイ中にて登場モンスターの由来について知っておいても損はないだろうと思ったゆえ、今しがた色々と調べてたのよん。



http://www.k4.dion.ne.jp/~nobk/other/kiki.htmによれば、「両者は神話の世界観が全く異なり、編集目的も全く異なっている。本来、両者は全く別のもの」であるらしい。

えー。

見た感じ、信憑性は古事記のほうが高い気がする。けど、分からない名称やその由来をwikipediaで調べても、「~~とする説もあるが、~~という反論もある。」みたいなものばかりでどれを信じたもんかさっぱり分からない。

より広く浸透してるほうを知ればいいと思うんだが、情報量の多さ、イメージのしにくさ、言葉の馴染みにくさが邪魔してちっともモチベーションが高まらない。

おいらが達者な絵描きだったら軽い4コマみたいに書いて好きに簡略化して覚えたいんだけどまぁそんなわけもないので叶わず。


結局、解読者の数だけ解釈があるとしたらどれが正しいのか分からないし、その解読というのもどこまで精確なのかもわからない。

もう諦めました。

けど、相変わらず感心することがありまして。なにかと言えば「言葉」ですね。

名前の由来や表わしてる漢字については、「なるほどぉお」となるものばかり。

今でこそ和製英語とか使われちゃって、便利なのはいいですが予備知識がないことにはさっぱり意味がわからないものばかり。そう考えると、昔の言葉は由来を聞けば意外に単純な発想だけどもなかなか考えさせられるものがあったり味わいがあるものが多いと思った。

日本人だからこそ馴染むというのもあるかもしれない。






だめだ。眠い。加筆・推敲は後日に回そう・・・。おやすみなさい。

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【幻術耐性】幽霊の正体見たり枯れ尾花【曇り無き眼】

2015-07-21 22:50:57 | 日記

我々人間は日々、数えきれない回数と種類のバイアス、又は錯覚に晒されている。

それを応用して相手を騙す者もいる。3D映像や錯視を利用したトリック・アートも然り。



タイトルの「幻術」という呼び方は、古風というかRPGちっくなのだが、今回の記事ではとにかく人間の思考を欺くものは全てその括りであると思ってくれていい。

意図するしないに関わらずこの幻術を、人は誰しもが扱うし、時に利用し、時はその被害に会う。



幻術は、とかく物であれ事であれその本質を隠し、時にその形を歪める。



状況を問わず存在する数えきれないほど多くの錯覚や認知バイアスに、私達は気付けずにいる。
※【認知バイアス】とは、認知心理学や社会心理学での様々な観察者効果の一種であり、非常に基本的な統計学的な誤り、社会的帰属の誤り、記憶の誤り(虚偽記憶)など人間が犯しやすい問題である。認知バイアスは、事例証拠や法的証拠の信頼性を大きく歪める。




今回の記事を冠した「幻術耐性」という言葉の意味について。

人間の知覚が起こしてしまう認知エラーの過程や原因についてある程度の理解を持つと同時にそれへの対処法を心得ている者が持つ能力である。

彼等は生半可で小癪な惑わしならビクともしない。自身の知覚が錯覚に陥っているのを自覚しながらも、その能力によって物事を正しい姿に補正することができる。



この能力を鍛えることに意義を感じる者はまだ少ないと感じて止まない。

「少ない?いやいやそんなことはないでしょう笑」と言う者がいるのなら教えて欲しい。

あらゆるジャンルの業界が、消費者にとって実は損になりやすいシステムへと変化しているのはなぜなのか?

歴史的には戦争が人類の科学を育てたのは事実であっても、戦争をすることに意義がある理由にはならない。生死を問う状況という人々への強制感が人類をここまで成長したのは事実として否定しないが、今の科学を持ってすれば人々の潜在能力を引き出すために血を流す必要はないはずなのだ。

それができないのは何故かと言えば、主に一般市民や消費する側の多くが"騙す者"にとって"騙されてしまう者"であることが大きな要因だと俺は考える。

「騙すほうも悪いが、騙されるほうも悪い」本当にその通りだと思う。

企業のブラック雇用が横行するのも、低賃金に対し泣き寝入りすることを受け入れてしまう者と受け入れざるを得ない者が多いことが原因だ。

意見の主張に消極的な者の多くが病む原因であるとされる「空気」。この無意味な謎の物体が幅を利かせる原因も然り。




アメーバが他者の肉体を喰らい初めた時に生まれた"弱肉強食"のシステムが形を変えて現代社会に今もなお息をしているとすれば、騙される側は奴隷化という淘汰圧から逃れることはできないだろう。



『自由と尊厳を越えて/B・F・スキナー著)』(※未読w)という本で、20世紀において非常に影響力の大きかった心理学者の一人であるスキナーは(うろ覚えだが確か)こう語る。

「人口爆発を食い止めるのは避妊技術の向上ではなく、避妊道具を用いる人間を正しく教育するということ。つまり必要なのは"行動の技術"だ。」

俺はこの本を正しく理解していないし精読もしていないし読了もしていない(爆)。更に言えば10分の1も読んでない。(!?)

しかし、超ざっくりだが本書は「科学が目まぐるしく進歩しているのに対し、人間の内面的な成長がまるで追い付いていないことに警鐘を鳴らしている」的なことを言わんとしているんじゃないかとふんわり感じているw



人々は、人口が爆発的に増加したことと平均寿命が大幅に伸びたことからも分かるように確かな豊かさを得た。環境汚染や生態系の破壊という犠牲を伴って。

「水は低きを流れ、人の心もまた低きを流れる」ことを自覚して自分を律せられる人間が人口の殆どを占めていたらば、気付かなければいけないことは今ほど多くなかったんじゃないかと、切に思う。



今回の記事を書こうと思い至った理由の一つが『大石哲之』という人物について知ったことにある。

株式会社ティンバーラインパートナーズ代表取締役、兼作家、兼ブロガー、兼...色々と活動の幅が広くて彼の職業を一つに絞れないが、彼の背景にはその言動に確かな説得力を感じさせてくれるものがある。

彼の何に惹かれたのか?

きっかけはネットサーフィン中、リンクが貼られていた『なんの取り柄もない文系のノースキルの学生は、ブルーカラーとして就職せよ』という題名の記事である。

内容については省くとして、とにかく彼の考え方に親近感が湧いたのだ。

他の記事に『デフレの時代に、結婚式の単価はなぜ上がり続けるのか?つながり婚を流行らせたい本当の理由』というものがある。割り切れる数字の祝儀は縁起が悪いので三万円といういつから始まってるのかもわからないが常識にもなっているそのしきたりに言及した内容である。

要約すると、「"割り切れず少なすぎず多すぎない数字すなわち三万円"というご祝儀はブライダル業界がこしらえたものであって、当人達の幸せを願って包まれた筈のお金の行き先が実は業界の懐なのだ」と説くものである。(大石哲之殿、ざっくりですがおつむ不足ゆえに間違ってたらごめんなさいw)

実際に、招待された結婚式でご祝儀を払わず理由を訊かれた際にその説で応じたとしよう。見事に百回中百回猛烈な反感を買うこと間違い無し。

過半数以上の人間が通説だと信じるものにメスを入れる。つまりは大衆が触れるのを恐れるタブーに果敢に立ち向かう姿勢を、彼はお持ちなのである。

そして今回のテーマである幻術耐性を持った人間の一人であると思っている。
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冗長、無駄に。

2015-07-20 00:46:14 | 日記
思考ゲーム「Before memory」

目前に迫ったAとBの選択肢。
赤い服か青い服か、寝るか起きるか、買うか稼ぐか、白か黒か、快か苦か…。

些細なものから人生を左右する深刻な問題まで。

もし、自分の人生の経緯全てと、選択肢のうちどれが悪いものかを知っていたらば??

俺なら、明らかに悪いと思う選択肢だけをつまんで取り除こうとすると思う。

XX年 X月XX日 X時X分に俺は生牡蠣を食べて酷い激痛に見舞われるのは1周目で分かっている。このあとそれが尾を引いて色んな要素に波紋が広がり状況は悪くなる一方だ。なのでこの時間座標で生牡蠣を食べるという選択肢を排除する。みたいに。

強くてニューゲームと同じで現実にはそんなことは不可能だ。

だがもしも、今過ぎ行くこの人生は、実は"同じ世界の同じ自分の2回目"だとしたら?

我々は実は最低1回以上自分の人生を終えていてそれをまたやり直してるとしたら?

ただ、死と同じでそれを認識できないだけで。
ただ、死と同じでそれを自覚できないだけで。

実は知っているのかもしれないということだ。何を?アンサー、取り除かれるべき選択肢をだ。無論それを自覚できる人間はいない。我々はそれを、洞察や経験を根拠に選択していると思い込んでいるだけで。


因みにここまで語ったようなものは事実としては存在しないだろう。仮にこうしたシステムが存在するとすれば、生物の遺伝子にならあり得るかもしれない。

科学的に言うなら「運動反応」。
・黄色と黒の縞模様への逃避反応
・果実の熟成やメスの発情を発見するための赤色への注視反応
・酸味と苦味からくる吐瀉命令
・旨味と甘味からくる反復命令
・& more

これらは気が遠くなるような長い年月をかけて遺伝子が蓄えた繁殖や生存に有利な情報達だ。

このように、遺伝子は繁殖に有利な情報をその身に蓄えようとする。それらはこの人間社会という高度な秩序の中でも同じだ。

ジャングルでは不要な情報でも、先進国の社会では必要とされる立ち回り方というものがある。

上司や部下やチームとの人間関係、商売相手の心理状態、時代の流れ、などなど。

霊長類が火を扱うようになってからの文明の発達は地球史上において最も目まぐるしいもので、人間の歴史というのは地球にとっては西暦が5桁に到達したところで未だに浅いと言っても過言ではない。

生命が生まれてから数億年は軽く経過していて、人類の歴史はまだ始まったばかりだ。その始まったばかりの歴史の前線の少しの部分で遺伝子が次世代に残したい情報を蓄えようとしてもたかが知れているだろうと思うのは当然なことだ。数億年に比べて二千年程度?冗談もいいとこだ。遺伝子が次世代に有利な習性を与えるための時間がどれだけ必要なのか少し考えれば確信に至らなくとも予想できることだろう。

だが今回のテーマは思考ゲームだ。

親は子供に、自分の愚かさゆえに味わった後悔や挫折を味わって欲しくない。失敗や敗北から得る成長があるゆえに必要な苦しみはあっても、間違った選択肢から生まれた災難や不幸からは遠ざけたい。

大人である親は自身の記憶と経験を頼りにある程度の正解率で選択ができるが、言い聞かされただけで実体験の足りない子供にはどうしても不安が残る。

GPSや防犯グッズなどを利用することで子供の判断が不要な領域で保護できても、横断歩道を安全に渡るには教育と子供自身の学習と成長が不可欠だ。

できることなら既に確立しているこの判断能力をそのまま与えることができればいいのに。強いて言うならこの記憶さえも。

そう。記憶。

年齢とともに後悔が増えていくのだ。やり直しがきくなら是非もないエピソードは誰しもが抱えている。

自分の子供はまさしく自身の写し身である。欠けているのは記憶だけであり、肉体や習性が交配相手の持つ要素とのブレンドであるというだけだ。

可能ならば俺の失敗や後悔を全て回避するために、その苦い経験と記憶をペーストできたらこれ以上のことがあるだろうか?

しかし現実にはそんなことは不可能だ。

けれども現実には同じようなことが実は起きているんじゃないかと、俺は思う。

両親を反面教師として見ることもある。彼らの昔話や生い立ちの話はその質を問わず吸収率が抜群だ。

親達の叶わぬと思っていた願いは実は半分近く或いはそれ以上叶っているのかもしれない。

まぁそんかことはどうでもよい。

もっと言えば、有性生殖なんてかったるい方法に頼らずとも自分自身が不老不死であればあらゆる悩みは解消されるのだ。

記憶や経験を教える必要もない。自分という存在が不老不死であればほぼ半永久的に終わらないのだから。わざわざ伝える必要はない。



おーっと話が逸れた。



思考ゲームね。

俺たちは実は1周以上この人生を過ごしている。

実は今まで周回してきた記憶は知覚できない領域に全て残っていて、無意識のうちにそれらが判断を左右している。

そんなはずはない。うん、俺もそう思う。

ここからが本題。

もしそうであるなら、俺はその都度どういう間違え方をしてきたのだろう?

Aならどういう結末を迎えるのだろう?



今回の内容、つまりこの思考ゲームってみんなが当たり前のようにしてることなんだよね。

単純な話が「後悔したくない」ってこと。

後悔の経験を頼りに、更なる後悔を避ける。これだけ。

ただ、思考ゲームではそのプロセスが逆だっただけ。

既に結末がどうなるのかという情報がある場合が思考ゲーム。予想するしかないのが現実。

厳密に言えば現実にも、ある地点以前の記憶と経験はあるわけだからそれを頼りにするなら前者ともそんな変わらないけどね。
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モンスト ver.5.0のアップデート

2015-07-16 20:27:59 | ゲームデザインについて独り言

通称モンスト。

このブログの筆者も無課金だがヘビーユーザーであります。

2015/07.15 AM0:00~5:00に実施されたver.5.0へのアップデートにより、『クシナダ』が弱体化した。

************
ステータス

HP 20905
攻撃 21016
速さ 443.67

木属性/反射/スピードタイプ/亜人

マインスイーパー
ゲージショット:アンチダメージウォール/鉱物キラー

ノータッチ号令SS:必要ターン24
プラズマ 威力7090
************

クシナダの弱点であるワープや重力バリアがあったとしてもパーティ次第では殆どのクエストでゴリ押しが可能。

驚異的なスピードのために重力バリアにひっかかっても向こう側へ行くのは朝飯前。ワープがあったとしてもプラズマの距離を稼げるので無問題。

不利属性のクエストであってもプラズマの引っ張り次第ではボスに対してコンスタントにダメージを稼げる。(現にちょうどよい水属性マインスイーパー持ちがいないのでロック鳥につれてって圧勝した経験もある。)

対応できる超絶クエストは、ヤマタケ/イザナギ/毘沙門天/摩利支天/大黒点の5つ。他の超絶キャラではあり得ない汎用力。

他要素を抜きにしてもSSでノータッチ号令。しかも24ターンで打てる上にプラズマも発生。障害がなければ200万以上は簡単に叩きだせる。



満場一致で文句無しのぶっ壊れキャラ。

今回のアプデで弱体化を施されて不満を叫ぶユーザーばかりだが俺は正直むしろ妥当だと思っている。


因みに俺は、☆6のガチャ限に頼らない縛りゲーでプレイしているのだが、そうなるとパーティの殆どが運極/超絶/超絶といった組み合わせになるのだ。

そしてその超絶の枠の多くを占めるのがクシナダである。

「モンスト?それなんてクシナダゲー?」みたいなことになるのである。

滝夜叉姫でクシナダ引っ張って終わり×20。

なのでしばらく前からは超絶にもできれば頼りたくないのでそうしている次第である。



超絶禁止、☆6ガチャ限禁止、コラボキャラもなるべく禁止、村雨・村正禁止。フレンド枠もできれば同じ条件のキャラを選びたいがなかなか難しいところ笑。

上記でクリアできたのは今のところイザナミとイザナギだけである。

イザナミは、ティーガー/ぬらりひょん/クィーンバタフライ/(テキーラ)という昔ながらのモンスター達。

イザナギは、ぬらりひょんX/ぬらりひょん/紀伊/(ツクヨミ)というオール神キラーwww


クシナダに関しては、イザナミも龍馬も抜きで更にガチャ限に頼らずクリアした例を未だに聞いたことがないのでこれにはモチベーションが高まる高まる。

こいつは十字レーザーを避ければワープと蘇生のみなので、位置に気をつけて攻撃すれば残る問題は白爆発の回避だけである。800万という超絶一の体力なのでキラーや反射レーザーでもなければ白爆発までにとても稼げるダメージではないのだ。

それにスプリッツァーやガイアどもを殲滅しつつダメージを稼がなければならない。

今のところ候補は亜人キラーMの座敷わらし(進化)、不利属性だが麻痺メテオ亜人キラーアンチワープ持ちのリリス(進化)、アンチワープワンウェイのヴィシャス(進化)といったところか。

どれも使い勝手が非常によろしくないw

十字レーザーもワンウェイも、クシナダのレーザー軌道上でしか砲台にならないからだ。

それに的をボスに絞ると雑魚共にあっという間に焼かれてしまう。

バーニングゴジラなら安全圏から南西レーザーをあてられるのだが、こいつはこいつで降臨以上超絶未満の性能なので出来れば頼りたくない。


いやはや、縛りゲーでの超絶全踏破はいつになることやら。

楽しいからいいんだけどもw

同じプレイスタイルの人が身近にいないのが難点でありますw
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