咳ぜんそく（1/22耳鼻科）

年が明けてからというもの、体調悪いってぼやきばっかだなφ(．．;)


22日の午前中に耳鼻科へ行ってきた。

咳で眠れない夜が続き、右脚の痛さとのダブルパンチでへろへろ。

咳の峠は2～3日前に越えてたけど

左耳の奥がヒリヒリと痛く、

喉のつけね辺りが熱っぽく詰まり感を感じ、

峠を越えたとはいえ、まだまだ発作的な抑えがたい咳で四六時中悩まされていたので。


そもそも風邪（＝咳）で病院へ行ったところ、どうにもならないことは過去に実証済みなんだけどさ。。

耳の痛みは、
扁桃腺の腫れからくる、唾を飲む時にキュッ！と耳たぶの後ろが痛むのとは違う痛みだったので、とりあえず診てもらおうと。

あとは吸入で多少まぎれるといいなぁ、、そう思って。


激混み覚悟で町の医院、内科併設の耳鼻科の扉を押し開ける。

…え？

待合室がら～ん(笑)。

なにかよからぬことでも？一瞬不安がよぎったものの、

私の診察が終わる頃には満員御礼状態だったから、純粋にラッキーだったんだと。


診察は問診、鼻と喉と耳の視診、喉の触診を終え

『腫瘍は無し！』

…開口一番に（￣Д￣）

急性声帯炎の時もそうだったっけ。もちろん喜ばしいことなんだが、、

『鼓膜もきれい。聞こえはどう？』

以前、左耳の低音障害型感音難聴を指摘されてからは、右か左かはわからないけれど高い音がキンキン頭に響くようになった、

男性の低い声が聞き取りづらい、

そう答えたら聴力検査をするハメに（￣x￣）



左右共に全体的にくぐもった感じの《ピー》音が、左耳の特定の低音の時だけ、なぜかクッキリしかも大きく聞こえた。

後から看護士さんに訊ねると、音質自体は変わらないんだそう。

これもまた、私の耳の故障によるものらしい。


結果はやはり、全音域に渡り右に比べ左の聴力が悪く、高音よりも低音が聞こえていない傾向にあるみたいだった。

左右差があり、左の低音以外は難聴という程ではなく、

これ以上下がらないといいんね、と。

『痛いのは内耳になんらかの炎症があるのかもしれないね。ゼリー（イソソルビド）は、今回は要らないね』

耳のヒリヒリ感も気になるけど、ここに来たそもそもの理由は喉（咳）だよな。。

『喉のつけねの貼りつき感とヒリヒリ感で咳が止まらなくなるのは…』

再度訴えてみた。
さて、吸入…と思いきや

『じゃあ口開けて』

と、喉の奥に硬い金属の感触とイソジンの味がした次の瞬間、

オェっとしてビックリするくらい咳がでる、でる。

涙を流しながら備え付けのティッシュをとり

それでもまだ、ひたすらむせこんでいた。

医院を訪ねてここまで。時おり軽い咳がでるくらいでいたのに

酷い時の比じゃないくらいに咳がでた。

大袈裟だなぁ

自分でもそう思いながら、
それでも咳は止まらない。

先生『咳喘息だな』

私『せ、咳喘息なんですか？ゲホゲホ！

いつもゲホゲホ！咳が出だすとゲホゲホ！こんな感じの咳になるんですけどゲホゲホ！』

刺激に反応して咳こむのは、まさに《咳喘息》なんだって。

先生への挨拶もそこそこに診察室を出て、待合室でもひたすら咳こんだ。

《刺激》の感触は何度も蘇り、

それすらも刺激となり、咳が繰り返されてるかんじで

あまりの咳こみ具合に驚いたのか、診察中の先生が受付に出てきた。

カウンター越しでよく聞こえなかったけど、『処方せんに薬を追加する』とかなんとか言ってたみたい。

咳は処方せん薬局まで続き、喉はひりひりしだすは、左耳痛くなるわ、散々だった。

ただ、今まで《咳発作》って自分で名付けていた状態に《咳喘息》っていう診断名がつき

妙に納得したりもした。


■本日処方されたお薬

《アデホスコーワ顆粒10％》
血管の拡張、血流増加（めまいの改善）

《メチコバール錠500μg》
抹消神経修復（痛みやしびれの改善）

《クラリス錠200》
抗生物質

《ムコダイン錠500mg》
去痰

《メジコン錠15mg》
鎮咳

《キプレス錠10mg》
気管支の拡張、気道の消炎


***気管支喘息と咳喘息のちがい***

気管支喘息は咳喘息の状態に加え、気管支が細くなり呼吸が苦しくなる疾患。

咳喘息の主な原因は気道であり、気管支は細くならないので、呼吸が苦しくなることはない。

両者の共通点は、気道に炎症があること。

咳の出方をイメージ図に示すと、

咳喘息の場合　
○○⇒○○⇒○○

感染症の場合
○○○○○○○⇒○○○○○○⇒○○○○○○

(咳を○で示し、⇒は数分以上の間隔を示す)

咳喘息の咳は2個ずつ出て、何回か出たあとに数分で止まる。

冷気、湿度の変化、辛いもの、熱いもの、タバコの煙やほこりなどでも咳が誘発される。

このように刺激で咳が誘発されることをアレルギー反応ともいい、

刺激でアレルギー反応を起こしているという状態。