Kおじさんに会う

先の日曜日、

母とモールをぶらぶらしたその日の午前中

駅前にあった目当てのマッサージ屋さんが既に撤退していることを母と確認し、

残念だったね。。

と、コーヒーショップでまったり。

『まだお腹は空いてないけど
お父さんの昼食の仕度をしないと…』


空一面にうっすらと真綿雲。

その下を家に向かって歩を進めた。


途中、親類の家の前を通過しようとした時、
その店先から思いがけず父が出てきてビックリ。


そこの家のおじさんは先頃胃と喉に癌が見つかり、
先月、胃の切除手術を受けたと聞いていた。


4分の3もの切除で、きっと見た目も変わってしまったんだろうな。。と想像していたが

実際に会ってみると思っていたような痛々しい病みあがり感はなく、

『いい感じにしまったね』

って、冗談が言えるくらいの見た目だった。


とはいえ体重は16kg減ったし、
食事は何度にも分けて摂らないといけないし、

量も食べられなくなった、、

と、いつもと変わらずボソボソと話してくれた。


今は喉の放射線治療のために、片道1時間以上をかけて通院してるのだとか。


近所に住んでいながらその後の話は父から聞くだけで、

日頃の家同士のつきあいのカラーではあるものの

なんだか心の隅っこに引っ掛かってたんだよね。


もちろん

病み上がりを見られたくない人や外野からはあまりかまってほしくない人

ってのもいるんだろうけどさ。


とりあえずおじさん本人の顔を見、言葉を交わせて自分の中のモヤモヤしたものがスッキリした。

おじさんやご家族に一日も早く日常が戻りますように。。