ホイッスルバード あいざわぶん

小旅島旅独り旅「馬島」編

今回の島旅ルートを簡単に説明しよう。

しまなみ街道(高速道)にバイクで乗り入れ、馬島
(うましま)に上陸する。
馬島からフェリーにバイクを載せ、小島(おじま)に
上陸する。
小島からフェリーにバイクを載せ、来島(くるしま)に
上陸する。
来島からフェリーにバイクを載せ、今治市波止浜港
(はとはまこう)に上陸し、松山市に帰る。

理解しやすいように、先ずは地図を御覧あれ。



しまなみ街道(高速道)に原付バイクや自転車で乗り
入れるには、糸山公園近くのループ状の専用道路を
利用するしかない。
バイクはバイク用ループ道を使い、自転車は自転車
用ループ道を使うのだが、結果的にバイクは高速道
の右側を、自転車は高速道の左側を走ることになる。

写真はバイク専用ループ道と、高速道に乗ってから
の風景。





高速道から馬島に下りるには、橋脚に作られている
島民の生活の為に設置されたエレベーターを使う。
バイク2台が楽に入れる程のスペースで、4階から
1階までガラス張りになっている(使用料金無料)。
来島海峡大橋を渡った料金200円はエレベーター
横の箱に入れるが、自転車と110cc以下のバイクは、
尾道までの全区間(現在500円)も近々無料になる
予定である。

写真はエレベーター入り口と、中からの風景。





馬島の民家は10軒程度であろうか。
小さな港の前に一塊で軒を寄せ合っている。
港にはフェリーを待つ為の綺麗な待合所がある。
待合所内のテーブルには半透明の衣装ケースが
置かれ、中には新聞が数軒分入っている。
ケースの上に「部落用新聞」とマジックで書かれて
いるのが私には不思議に思えた。
集落用ではなく、部落用と書かれているからには、
島民内では被差別部落問題が無いのだろう。
東北人が何の差別感も無く集落を部落と呼ぶのと
同じであろう。
港から北を向くと、鉄筋3階建ての民宿が見える。
民宿の前は砂浜で海水浴場になっている。
その先に灯台と神社が並んで見える。
神社はあるものの、灯台もここに造るべしと思った
に違いない。
「ウヅ鼻灯台」と名前も書いてあった。

写真は馬島の集落。船の待合所。神社と灯台。









潮の流れが強い来島海峡だが頻繁に船が通る。
釣り船・貨物船が行き交い、とても賑やかだ。
大型船が通ると高い波が立つので小型の釣り船
は大きく揺れる。

小島(おじま)に向かう為のフェリーが馬島の小港
に入ってきた。
小型乗用車1台をやっとこ載せられるスペースが
あり、そこに私のバイクを載せて出航する。
小島まで約10分。
潮風を受けて、しばし海賊気分に浸れる瞬間だ。

写真は馬島から見た小島と、乗り込む小型フェリー。

次回ブログは「小島・来島」編。



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