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神様に知られる人 第1回  山本不二樹

2016年09月28日 | 日記

 神様に知られる人            

             山本不二樹(2014・8・26)

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皆様こんにちは、今日はマタイによる福音書7章21節からのみ言葉を学んでいきたいと思います。

子供が4歳ぐらいの時ですが、テレビのニュース番組を見ていたら「あ、中曽根さんだ」と言って、当時の総理大臣の名前を呼びました。私が、「日本の総理大臣の名前を知っているの?」と言うと、「うん、僕知っているよ」と自慢そうに答えました。日本の総理大臣の名前は、4歳の子供でも知っています。しかし、中曽根さんは、私の子供を知っているかと言うと、全く知りません。こちらは知っているのに、相手は全く知らないのです。実はこれと似たような状況が、聖書に出てきます。マタイ7:21~31。

 「わたしにむかって『主よ、主よ』と言う者が、みな天国にはいるのではなく、ただ、天にいますわが父の御旨を行う者だけが、はいるのである。その日には、多くの者が、わたしにむかって『主よ、主よ、わたしたちはあなたの名によって預言したではありませんか。また、あなたの名によって悪霊を追い出し、あなたの名によって多くの力あるわざを行ったではありませんか』と言うであろう。そのとき、わたしは彼らにはっきり、こう言おう、『あなたがたを全く知らない。不法を働く者どもよ、行ってしまえ』」。

 ここでイエス様から『知らない』と言われてしまう人は、イエス様を知らない人ではなく、むしろよく知っていて、どちらかと言えば熱心なクリスチャンです。この人たちは、「あなたの名によって、預言をし、悪霊を追い出し、力あるわざ、奇跡を行った人」でした。私たちの中で、このようなことを行った人がどれだけいるでしょうか。このような大きな働きをしている、教会の中でも、目だって活躍していた人です。しかもこの人たちは、決して悪霊の名によってではなく、「主の名」を使ってこれらのことをしていたというのです。しかし彼らは、イエス様から、全然知らない、見たこともないと言われてしまうのです。

 自分がずっと好きだと思っていた相手に、「好きです」と告白したら、「あなたのこと全然好きじゃありません」と言われてしまうのです。自分が好きだと思っていたのに、それは一方的な片思いだったのです。大変悲しい話です。

しかもそのように言われてしまうのは、多くの人だと言われています。「主よ、主よ」と言っていた多くの人です。7割、8割ぐらいでしょうか。10人のクリスチャンがいて、その中で本当にイエス様から知られている人は、2、3人なのです。深く考えさせられることではないでしょうか。


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