韓国、GSOMIA破棄なら“地獄” 「いつでも終了できる」牽制も…東アジア情勢“緊迫”でデメリット大 識者「文政権は日本の報復を恐れている」 (1/3ページ)「元徴用工」どうなる日本企業の資産現金化
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GSOMIAを反日カードに使う文大統領(聯合=共同)
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韓国外務省の副報道官は20日の定例記者会見で、GSOMIAについて、期限とは無関係に「(韓国が)いつでも終了できる権利を持っている」と日本側を牽制(けんせい)した。
GSOMIAをめぐっては日本が半導体関連素材の対輸出規制を強化したことに反発する形で、文政権が昨年8月、協定破棄の意向を通告した。韓国の身勝手さは米国側の怒りを買い、失効直前の11月に韓国は通告の効力を停止。協定は当面維持が決まった経緯がある。
協定は本来1年ごとに更新され、終了する場合は満期を迎える11月23日の3カ月前(8月23日)までに日本側に通告しなければならない。しかし、報道官は「現状は協定破棄の通告を停止した状態」だと一方的に主張し、日本の韓国向け輸出規制強化措置の全面撤回を繰り返し求めている。