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寝たきりは好奇心で防ぐ!渡る世間に鬼はいないが帰る我が家には…

2016-05-15 04:33:38 | 日記
テレビドラマ「渡る世間は鬼ばかり」の脚本家としておなじみの橋田寿賀子さんは、90歳になられたそうです。今も元気に一人暮らしをなさっているとか。寝たきりの70代もいればしゃきしゃきの90代もいるわけですね。当たり前といえば当たり前かもしれませんが、なんか理由があるはずです!

新聞に載っていたインタビュー記事から元気のヒントを紹介します。

橋田さんは、60年以上前に”女性初の脚本家誕生”と華々しく映画会社に入社したものの、実際は男社会で、女に脚本が書けるわけがないとバカにされた時代。30代でも脚本で身を立てる夢にはほど遠く、結婚の考えも浮かばず、思いを寄せていた男性は戦死。仕事をして一人で生きようと決めてはいたが、自分の力に自信を失い、41歳で結婚。夫の高給にあこがれての結婚でした。

しかし、夫は「仕事は辞めなくていいが、家事はしっかりやってくれ。俺の前では原稿用紙を広げるな」との取り決めを。

一度だけ、締め切りに追われそのルールを破ったときには、早く帰った夫から(締め切りなど)俺には関係ないと、ルール違反を許してもらえず。

でも橋田さんは、そんな夫を恨んではいないのです。

夫婦円満の秘訣は夫を立てること。ケンカすると仕事ができないということもあるが、生活が安定し、結婚できたからホームドラマのネタがいっぱいできた。ありがたいこと。

たまには夫から「苦労をかけるね」と言われると幸せだが、私は一度も言われたことがありません…

夫が妻である自分の家事育児を当たり前のように思っているといって「だんな死ね!」と思うくらい傷つき腹を立てている現在の妻たちとずいぶん違います…

世間に鬼がいるかどうかは心の持ち次第だと橋田さんは言います。

そういえば、ずいぶん前になりますが、居酒屋にこんな言葉が書かれていました。

渡る世間に鬼はいない。帰る我が家に鬼がいる。

夫にとっても子どもにとっても、妻にとっても、誰にとっても世間の鬼がかすむほどに恐ろしいのは家庭のなかのおにです…


さて、橋田さんの元気の秘訣ですが。

老後、老いの後という人生はない。あるのは「今」だけ。変えられない過去をくよくよ考えず、未来を先取りしてあれこれ心配しない。今日一日を悔いなく生きることに集中する。

ただし、好奇心がなくなったら老後が始まる。失敗しても年のせいにせず、なんでもやってみる。足腰が弱っても好奇心があれば体は勝手に動く。家で療養するより、好奇心に勝る特効薬はなし!

明快です!

実は私ちょっと思うのですが。

最近、シニア向けサービスで、コンビニなどが宅配をやってます。これ自体便利でいいと思うのですが。ですが~。要支援程度やその予備軍なんかは、むしろ外に買い物に出たほうがいいです。

必要なのは足・脚です。

介護保険でデイサービス(通所)の介護報酬が下がって大騒ぎですが、そもそもあれは足の問題なので、それが解決すれば、10割自己負担の場合、1日1万円なんてそもそも高すぎます。

介護保険じゃなくても全然いいわけです。

訪問介護もそうです。家事援助に対し、ヘルパー関係からは予防云々言われていますが、1割負担だからお得に思えるだけで、実際バカ高です。もったいないばあさんはカネが惜しいのです…

蛇足。





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