社労士みょうみょうの“やめない・つづける・はじめる”方法

介護離職や育児離職をしないで
仕事を「つづける」方法を探しましょう!

介護離職を防ぐ!とは言っても、実はいまひとつ実感がわかない…

2016-06-12 03:54:30 | 日記
仕事で介護にかかわったことはあるが、私生活ではほとんどない。

父は昨年74歳で亡くなったが、高度医療措置が必要だったためしょっちゅう入院していた。

要介護度は2あたりだったのだろうか…

比較的近いところに住んでいる姉にまかせっきりだったので、介護度さえ知らなかった。

姉は訪問看護の仕事をしており、子どもも大きくなっていたし、養父母も元気だったので可能だった。

ちょっと遠いところに住んでいる私は子どもが小さかったし、同居している弟は朝から晩まで休む間もなく、働き詰めで介護どころか、家の中さえ片付かないくらいで、お嫁さんは…なんやかやの事情で姉に丸投げでした。

母は中学生のころにすでに亡くなっていないし。

94歳で亡くなった祖母は週に2回ヘルパーさんに来てもらい、家事援助を受けていて、時々ショートステイを利用していたけど、そんな状態も長くはなく、あんまし手がかからなかった。

ひと様の介護ストーリーは横目で見ていても、自分自身の経験はまったくない。

おそらく、介護離職を防ぐ!と鼻息ぶーぶーの人もそうではないかと…

公私混同で叩かれている東京都知事の舛添さんは介護経験あるみたいだし、ちょっと助言でもしてあげたらいいのに…

育児介護休業法に規定されている介護休業はだーれも取得しないんだって。改正で分割して取れるようにはなるが…

使いにくいとはいえ(どう使いにくいのか、実際使ったこともないし、お手伝いもまだしたことない)制度としてあるのにほとんど活用されていない…

育休もいうほど使われていないし…

だーって、女はそもそも非正規が大半で、要件を満たしていなくて取れなかったり、ホントは取れるけど取れなかったり…

今の世の中はとっても便利だと思います。

24時間365日いろんなサービスが使えます。

こんなサービス三昧はありがたいけど、そのおかげでいつも待機状態でなければならない人たちがいっぱいいるんですね。

介護の仕事なんてそうです。

自分の配偶者や親の介護があるのに、仕事の介護に急きょ駆けつけなきゃならないことが!

でも突発的な仕事って、どんな業種にもあるんですよね!

火事地震急病事故だけじゃないんですよ!

深夜のコンビニで、オフィスで、カラオケ店で、非番の人が駆けつけなきゃならないことが日常茶飯事なんです!

釣銭がなくなりそうなんです~、ヘンな人がいるんです~、店長(責任者)出せってすごむんです~、パソコンが動かないんです!!どうしてもすぐにやりたいんです!!とか…

世の中どうでもいい緊急事態ばっかしで、みんな大変なんです

いくら制度が充実してたって使えないんです。

けっこう手厚いんですよ、っていうかかなり手厚いんですよと、鼻の穴をふくらませて育介休業制度を説明している社労士がいますが、あんた使ったら?と思うわ。従業員につかってもろたら?と思うわ。

使って痛手をこうむってから言うてほしいわ。

介護離職防止のはなしだが…

まとまらん!また今度




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