社労士みょうみょうの“やめない・つづける・はじめる”方法

介護離職や育児離職をしないで
仕事を「つづける」方法を探しましょう!

仕事と子育ての両立に必要なのは?

2014-03-11 05:07:45 | 日記
ハローワーク富山・マザーズコーナー主催の
仕事と子育ての両立を目指している方の
再就職応援セミナーに行って来ました。

講師は富山市内の保育所に勤務する
保育士の水口輝美さんでした。

ベテランの主任保育士らしい、わかりやすく
楽しいお話でした。
パワーポイントを使った資料は
情報量が多くも少なくもない適量で
とてもよかったなと思います。
情報の盛りこみすぎをよーくみかけますので!!
手元の資料と、スクリーン上のものがいっしょの
場合、ちょっと少ないかな?と思うくらいの
文字量でいいと、あらためて思いました!

水口さんのお話は
仕事と子育ての両方をしてはいるが
両立と言えるのか?という状態の
私にもとても勉強になりました。

あなた仕事も家事も育児もやる人
私仕事だけして、家では好きなようにしてる人
の夫に怒り、イラつき、落ち込み、あきらめ、
でもなんとかしたい…と悶えている私は
若いお母さん方といっしょに真剣に耳を傾けました。

私なりにポイントと感想をまとめました。

1 変則勤務は子育てに不利?

調整は大変かもしれませんが
出退勤の時間に時差があるからこそ
できることもあります。

子どもの保育所に合わせて
仕事を選ぶお母さんも多いと思いますが
(以前の私がそうでした)自分だけの時間が
取れず、子どもと一緒にいることが
ストレスになってしまいます。
仕事なら仕方がないけど、
ショッピングやカフェタイムでゆっくり
するのには渋い顔…というだんなさんであれば
時間差のある仕事にしたほうがいいかも。

水口さんは、遅番のときには近くの公園で
子どもとどんぐり拾いをよくしたそうです。

私は時間に余裕があるときはとにかく
保育所まで歩く・走るで、自分の運動不足を
解消してました!

2 仕事は終了時間になったら割り切って帰る!

残って仕事をしようと思えば
いくらでもやることはあるけど
「帰る!」と決めてしまう。

水口さんの保育所では、週2回
ノー残業デイがあるそうです。

パートなどで、時間になったら帰れる場合でも
残って欲しいと言われることがあると思います。
自分で基準を決めておけばいいと思います。
「絶対に残らない」という選択もありだと思います。
他の人が困っているのに、自分だけ時間だからといって
帰るのことが許されるのか…
いろいろ事情はあると思います。
自分が帰る時間に、交代の人が来ない…
遅刻あるいは欠勤…
こういう場合、会社側はまず延長で対応だと思います。
でも延長ができない人もいます。
相当無理をしないとできない場合もあります。
断われず延長に応じてしまうと
「ありがたい」とは思われますが
無理が通る人と思われます。
できるのなら応じればいいのですが
家庭に負担がかかりすぎたり
自分の気持ちがおさまらないなら
なんとか理由を作って帰るが勝ちです!


3 子どもが病気のときどうする?

休みを取るって、会社に言いづらい…
休んでやれないのは母親失格かも…

誰もが思うことですね

水口さんの答えははっきりしています

休まなければならないときは
勇気をもって休みを取る!

そして

休まないときは精一杯仕事をする!

休みを取るかどうかは仕事内容や仕事の状況
家庭の事情などで決まると思います。

子どもの病気に限らず、突発事故は起きるものです。
突然仕事を休まれて平気な職場はないですよ。
正規雇用かパートかなんて関係ないです。
一斉始業、休業か変則勤務かも関係ないです。
~~だから休めない!と決め付けると苦しくなります。

水口さんが、中学生の娘さんに
「お母さん、仕事やめたほうがいいかな?」と
聞いたところ、別に~どっちでもいいんじゃない?
みたいな返事が返ってきたそうです…

娘さんの真意はわかりませんが
「子どものために」
仕事をやめると
後で都合が悪くなると、
この子のせいで…
となると思います。

仕事をやめるときは、
本当の理由をしっかり自分に問わないといけません。
職場の人間関係が嫌…
責任が重くなり嫌になった…
仕事に対して自信がない…
少しの間なら貯金もあるし、扶養内で働くのもラクかも…
こういう理由がありながら
「子どものために」
仕事をやめると、最初のうちこそ
開放感を得られるものの
お金がないことによるストレスや
人と接することの少なさから来る孤独感に
苛まれると思います。

自分が仕事をしているかどうかなんて
子どものこころのもちようには関係ない!

との水口さんの言葉でふっきれました

コメントを投稿