M記者です。
きょうもマクールやらずにブログ書いてます。どっちが本業やねん!(どっちもちゃいましたね…)
あこがれのサーモンピンクさんが久しぶりに大阪に来られた夜、私は断腸の思いで先約のドマーニにいきました。
よしもとの競艇人間さんやドマ常連さん、ギャンブルギタリストのしげさん、管理人さん、豆腐ちゃん、初コメさんなどなど、たくさんの仲間が迎えてくれました。
その中にマサガーを発見。仕事帰りによしもとさんと合流したとのことです。
酔いが回った私は住之江で一緒だったマサガーの隣に座ってじっくり話しました。
「自分でも分かってるとは思うけど」と前置きしながら今節のレースで気の付いたことをいくつか指摘しました。だいたいこんな感じ↓です。
大阪には多くの知り合いがいて、プレッシャーは確かにあったと思う。いいところを見せなければ…という気負いもあったに違いない。その点は我々も反省したい。それでも、100分の1や1000分の1にかけるようなレースは自分も危ないし、他の5人にも危険が及ぶ恐れがあるので頻繁にやってはいけないと思う。レースは自分1人ではできないのだから…。
ハンドルはしっかり入るし、そこに飛び込めば勝てるかもしれないというレーサーには絶対必要な勇猛さもある。6点レーサーにはなれるセンスはあると断言できる。しかし、それに耐えうるだけのエンジン調整力がまだない。王者がいうところの引き出しが少なすぎる。しかも初めてくる住之江だ。奇跡はそう簡単に起こるはずもない。
自分の思うような足にならず、思うように操れないときは、我慢しなければならない。エンジンの現状を知り、それなりのレースをするしかない。レーサーの本能としてそれはとても悔しいものだろう。特に勝負師一家に生まれたマサガーには認めたくない部分かもしれない。でも、それが競艇という社会で食っていくということ。実力を一つ一つ積み上げて引き出しを増やし、我慢の数を減らしていくことがA級、記念クラスへ駆け上がる早道だ。
普段はここまで言いません。親しい選手でもそう。8項にかかった選手にもそう。素人には言われたくないと思うだろうし。
私は競艇学校を卒業した選手はすべて尊敬する。ヘタでも心から尊敬する。なぜなら私は、恐れをなしてそこに入らなかった弱虫だから。
十数年前、私は全国モーターボート連合会を受験しました。1次試験はパスしましたが、最終試験の前に断りの電話を入れた。選手と一緒に1年間訓練を受けなければならないと聞いたからです。
その厳しさは話しに聞いていたし、横山やすしさんが作った「フライング~飛翔~」という映画の世界でも「耐えられない」と判断したからです。
だから、他の記者が舟券を外して「アホ!カス!○○!」と罵声を浴びせても、私は言わない。読みを外した自分の勉強不足と納得させています(なんでそこで握るねんとかは言いますが)。
「学校にいるころはもう少しやれると思ってたんですけどね…」。あの夜のマサガーは、殻を破るためにはどうすればいいか、泥沼の一番底でうめき苦しんでいるようでした。
今回、私がそこまで言ってしまったのは酒のせいもありますが、選手でない私にでも意見を聞かせてほしいと言ってくれたからです。プライドを横に置いて聞く耳を持ってくれると思ったからです。あのハンドルを埋もれたままにしてはもったいないと思ったからです。
マサガーは「はい、はい」と真顔で聞きながら、「まったくその通りです。ありがとうございます」と言って手を差しだしてくれました。
マサガー、素人がえらそうなこと言ってごめんね。
理解してくれる人についていって、殻をぶち破って、いつかは大きな舞台へ。
待ってるで~!
きょうもマクールやらずにブログ書いてます。どっちが本業やねん!(どっちもちゃいましたね…)
あこがれのサーモンピンクさんが久しぶりに大阪に来られた夜、私は断腸の思いで先約のドマーニにいきました。
よしもとの競艇人間さんやドマ常連さん、ギャンブルギタリストのしげさん、管理人さん、豆腐ちゃん、初コメさんなどなど、たくさんの仲間が迎えてくれました。
その中にマサガーを発見。仕事帰りによしもとさんと合流したとのことです。
酔いが回った私は住之江で一緒だったマサガーの隣に座ってじっくり話しました。
「自分でも分かってるとは思うけど」と前置きしながら今節のレースで気の付いたことをいくつか指摘しました。だいたいこんな感じ↓です。
大阪には多くの知り合いがいて、プレッシャーは確かにあったと思う。いいところを見せなければ…という気負いもあったに違いない。その点は我々も反省したい。それでも、100分の1や1000分の1にかけるようなレースは自分も危ないし、他の5人にも危険が及ぶ恐れがあるので頻繁にやってはいけないと思う。レースは自分1人ではできないのだから…。
ハンドルはしっかり入るし、そこに飛び込めば勝てるかもしれないというレーサーには絶対必要な勇猛さもある。6点レーサーにはなれるセンスはあると断言できる。しかし、それに耐えうるだけのエンジン調整力がまだない。王者がいうところの引き出しが少なすぎる。しかも初めてくる住之江だ。奇跡はそう簡単に起こるはずもない。
自分の思うような足にならず、思うように操れないときは、我慢しなければならない。エンジンの現状を知り、それなりのレースをするしかない。レーサーの本能としてそれはとても悔しいものだろう。特に勝負師一家に生まれたマサガーには認めたくない部分かもしれない。でも、それが競艇という社会で食っていくということ。実力を一つ一つ積み上げて引き出しを増やし、我慢の数を減らしていくことがA級、記念クラスへ駆け上がる早道だ。
普段はここまで言いません。親しい選手でもそう。8項にかかった選手にもそう。素人には言われたくないと思うだろうし。
私は競艇学校を卒業した選手はすべて尊敬する。ヘタでも心から尊敬する。なぜなら私は、恐れをなしてそこに入らなかった弱虫だから。
十数年前、私は全国モーターボート連合会を受験しました。1次試験はパスしましたが、最終試験の前に断りの電話を入れた。選手と一緒に1年間訓練を受けなければならないと聞いたからです。
その厳しさは話しに聞いていたし、横山やすしさんが作った「フライング~飛翔~」という映画の世界でも「耐えられない」と判断したからです。
だから、他の記者が舟券を外して「アホ!カス!○○!」と罵声を浴びせても、私は言わない。読みを外した自分の勉強不足と納得させています(なんでそこで握るねんとかは言いますが)。
「学校にいるころはもう少しやれると思ってたんですけどね…」。あの夜のマサガーは、殻を破るためにはどうすればいいか、泥沼の一番底でうめき苦しんでいるようでした。
今回、私がそこまで言ってしまったのは酒のせいもありますが、選手でない私にでも意見を聞かせてほしいと言ってくれたからです。プライドを横に置いて聞く耳を持ってくれると思ったからです。あのハンドルを埋もれたままにしてはもったいないと思ったからです。
マサガーは「はい、はい」と真顔で聞きながら、「まったくその通りです。ありがとうございます」と言って手を差しだしてくれました。
マサガー、素人がえらそうなこと言ってごめんね。
理解してくれる人についていって、殻をぶち破って、いつかは大きな舞台へ。
待ってるで~!