走れ!優柔不断児

優柔不断なオヤジの戯言。

平々凡々なオヤジが少しだけ頑張るjogやマラニック、日常の出来事について語ります。

ジョグトリップin平戸古地図ウォーク

2018年04月17日 21時09分32秒 | イベント・大会


4月15日(日)ジョグトリップ主催の「平戸古地図ウォーク」に参加してきました。その様子をレポートします。

今回はジョグトリップと言っても、いつもの「マラソン」大会ではなく、「ウォーキング」イベントです。
「第1回平戸古地図ウォーク」と銘打って初の試みとして開催されました。昭和初期の古地図を片手に城下町平戸を散策しようという企画です。


開催に至る経緯は、ジョグトリップ主催者の網本さん(通称あみりん)が昭和4年の古地図を手に入れ、当時の街並みや道路が実在しているか、
またどのように変化したかと興味を持ち、地元である平戸の歴史を掘り下げてみようと数日に渡って古地図を片手に徘徊(いや歩き)回ったところ、
あちこちで時代の変化や当時の面影などを発見し、これは面白いと感じたそうです。
そこで後日、平戸市観光課の方たちと一緒に巡ってみたところ観光課の方も興味をもたれ、平戸市が後援となりイベントとして開催しましょうと話が進み本日に至りました。
実は大会当日に聞いた話ですが、今回の古地図は昭和4年のものではなく、明治4年のものではないかとの意見がありました。本当に明治時代の地図だったらびっくりです。

本日はそんな地図を片手にゆっくり巡るため、ランニングではなくウォーキングで散策していきます。
5km程度の道のりを約2時間かけてゆっくりと巡っていく行程となっています。
私も過去何度か平戸を訪れたことはあり、また最近では今年1月に開催された「ジョグトリップオルレ平戸路」にて平戸城や教会、寺院、歴史ある街並みを巡りました。
しかし限られた時間だったのと予備知識がないため、どこにどういった名所があるのか分からず行き当たりばったりで巡ったため時間オーバーとなり見逃した名所が多々あります。
今回はあみりんと観光課の方が案内役として導いてくれると思いますので十分堪能できるのではないかと期待し参加を申し込みしました。

集合場所は「平戸港交流広場」です。9時から受付開始、10時旅立ち(スタート)12時頃ご帰還(ゴール)というスケジュールです。
今日はゆっくりのペースで歩いて回るということで気持ち的にもゆとりがあります。


参加者は地元平戸の方や福岡・熊本から来られた方など14名で中にはいつものジョグトリップでお馴染みの方々もいらっしゃいます。
その中のお一人にNPO法人平戸観光ウェルカムガイドの理事長をされております「籠手田(こてだ)」観光マイスターも個人的に参加して頂いております。

あみりんが各所で説明するのですが籠手田理事長も一緒になってより詳しく説明をしてくれるとのことです。
また長崎新聞の佐藤平戸支局長も終始同行され写真を撮影して頂いたり、参加者の様子をレポートして後日新聞へ掲載予定とのことです。
佐藤支局長には前回のオルレ平戸路でも取材して頂き、新聞へ掲載下さいました。

朝6時に福岡市の自宅を出発していつも通り西九州道を通り伊万里経由で平戸へと向かいます。
昨日からの雨が残っており道中しばらくは雨に降られましたが、伊万里を過ぎた辺りで止み、平戸に近づくにつれ雲の合間から青空が少し見えるようになってきました。
予報では曇りのち雨です。気温は平年より低めとのことです。少し寒いですが雨が降らないだけ良しとします。

今回ひとつやってみたい事がありました。それは大したことではないのですが、「平戸大橋」を歩いて渡ること。
今まで仕事や観光、ジョグトリップで10回位平戸大橋を渡っておりますが、
いずれも車でのことです。昨年のジョグトリップ「伊万里平戸」で走って渡る予定でしたが、悪天候で大会中止となったため、叶いませんでした。
そこで今回は自分の脚で渡ってみたいと思い、橋を渡る手前の公園に車を停めさせてもらい、そこから会場の「平戸港交流広場」まで約5kmをジョギングで向かうこととしました。


7時過ぎに到着。時間はたっぷりあります。駐車場には1台も停まっていません。今日はウォーキングですので特別な装備は必要ありません。
エコカップも持っていきません(というか忘れてきました)当然ポイントもつきません。
ウエストポーチにタオル、スマホ、財布と最低限必要なものだけを入れ身軽な状態で出発しました。
早速平戸大橋を渡ります。両側に歩道があるため安全に通行できるようになっています。




橋の上に立ってみると大きさに圧倒されます。吹き付ける風が強く、帽子を飛ばされないよう時折手で押さえます。海面からの高さに恐怖を感じます。
あまり高い所好きではないので…。立ち止まると通行する車の影響で少し揺れを感じます。じっとしていると気持ち悪くなりそうだったので小走りで駆け抜けました。
橋を渡るといつもの見慣れた風景です。あちこちにツツジが綺麗に咲いています。


前回1月の「オルレ平戸路」で訪れた街並みを通ります。まだ時間に余裕があるので少し先まで行ったり来たりとジョギングしていました。




すると前から見覚えのある車(ジョグトリカー)がやってきました。運転していたあみりんが「財布を忘れてきたので取りに戻ってきます」と去っていきました。
しばらく一人で写真を撮ったりして事前観光を楽しみました。

遠くに平戸城が見える光景3連発↓






今日の主催はジョグトリップですが、テントは観光協会の方が準備して頂いております。
そこにいつもの横断幕とのぼり旗“とりたん”を取り付けさせて頂きました。
白いジャンバーの方が籠手田理事長です。


9時45分になり開会式が始まりました。今日は白線矢印もなければオアシスもありません。
あみりんが観光ガイドとなり案内してくださいます。いつもはスタート前になると多少なりとも緊張するのですが、今日は気が楽です。(あみりんすみません)




出発時間の10時となり、一同旅立ちます。皆さん事前に頂いた古地図を片手に持って現在の道と重ね合わせながら歩いていきます。




当然昔は無かった道も多々あります。要所要所であみりんが「昔の道はこちらの通りです。この道は最近○○頃できました」と説明して頂き、“へぇーなるほど”と感心します。
またご一緒して頂いている観光マイスターの籠手田理事長がさすが詳しく分かりやすく説明してくださいますので興味を持って巡ることができました。
また同行して頂いている長崎新聞の佐藤支局長が新聞掲載用の写真を撮影して下さいます。
あみりんの説明に耳を傾け“なるほど”という表情をリクエストされ皆それなりの表情で写真に納まっていました。
今朝(4月17日)の長崎新聞県北版に掲載されました。↓


それにしても平戸の街は異国情緒で見どころがたくさんあります。






ジョグトリらしい道に入って行くと思いきや“あみりん”ご自宅へと繋がる「あみりん街道でした」


崎方公園からの景色です。いつの間にかこんな高いところに登ってきていたのですね。




フランシスコ・ザビエル記念碑です。


途中オルレのリボンも見かけます。


オランダ塀の坂です。






松浦史料博物館あたりの風景です。




下界?(街中)へ下ってきました。












約2時間かけ、5.3kmの道のりをぐるりと一周し、無事帰還しました。あっという間のように感じました。

帰還(ゴール)後、同行取材して頂いた長崎新聞の佐藤支局長より、参加者の声ならず感想を求められ代表で述べさせていただきました。


ちょうどお昼時だったのでお腹も空き、あみりん、K森さん、ひでさんと一緒に平戸名物のちゃんぽんを頂いて各々帰路につきました。


車を停めた平戸大橋まで途中うろちょろしながら戻りました。平戸大橋の上から見る海の色がとても綺麗で印象的でした。






こんな感じで無事第1回目のウォーキングイベントは終了しました。古地図をひとつのきっかけとして平戸歴史観光を楽しませて頂きました。
しかし、今日巡ったのは一部に過ぎませんので今秋第2回目のイベントを計画中とのことです。その際はまたあらたな歴史や景色に触れたいと思います。

最後に本日ご一緒させて頂きました皆様ありがとうございました。
いつもながら家族(特に女房)へ毎週毎週すみません。来週も再来週もその先も毎週のように留守させて頂きます。
「九十九島ウルトラ」「ダイゴ松浦フル」「橘湾岸スーパーマラニック」「あづち大島」「水と緑のくるめマラソン大会」「博多唐津ウルトラ」「唐津鷹島」「伊万里平戸ウルトラ」…と続いていきます。
どうなることやら… ご一緒して頂いた“ひでさん”に(そんなに連続参加して)何を求めているのですか?と冗談半分聞かれました。他の方にも同じことを笑いながら聞かれます。
その度、私は真顔で答えます「2020東京オリンピック目指しています」と。
もちろん、出走気分を妄想する世界であり、あわよくばボランティアで同じ空間を共有したいなと。
ここから先の思いを述べるには長くなりすぎますので今回はこれで終了とさせて頂きます。

本日の走行(歩行)距離…ウォーキング5.3km+ゆるjog13km
本日までの4月度累計走行距離…226km