北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

21美「変容する家」・・・1つだけ

2018-09-26 | 雑感


昨日のブログの続き。
21世紀美術館を出て空を見あげるとビルの屋上に異様な光景が。


北陸中日新聞(8月25日)

そういえば21世紀美術館の街中に飛び出しての企画「変容する家」に川俣正さんの作品もあると報道されていたがこれかぁと思い出し、木梨憲武展を見たついで、と言っては失礼千万だが、立ち寄ることに。



川俣さんの作品の舞台は今は空きビルとなっている箔一広阪ビル。
1階は川俣さんが世界各地で制作した作品を紹介したギャラリーとなり、2階に上がると・・・というかまず2階に向かう階段がご覧の通り。



2階はまさに空きビル占拠作戦の会議室がそのまま残されている。



3階から5階には廃材や市内の空き家から持ち込んだと思われる障子戸やふすまがこれでもか、これでもかと・・・



そして屋上へ。



屋上に組み立てられた廃材の隙間からはしいのき迎賓館(旧石川県庁)や北國新聞ビル・・・



兼六園・・・



金沢城公園・・・



そして金沢市役所などなど金沢の街並みを見下ろすことができる。
「変容する家」に思いをめぐらすにはなんとも絶好のロケーション。



作品はここをはじめ市内22か所で展開されている。
作家の名簿をみると昨年の奥能登国際芸術祭にも参加したさわひらきさん(旧日置公民館「魚話」)や韓国のギムホンソックさん(旧珠洲駅「善でも悪でもないキオスク」)の名も。
11月4日まで。


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