朝日新聞(2012年12月13日)
真宗大谷派寺院「光闡坊(こうせんぼう)」の住職で、原水禁石川県民会議の代表委員でもある佐野明弘住職が放射能測定室を開設した。
佐野住職はこれまでも原発の防災問題はじめ憲法や平和を考える活動を地域で取り組んでこられたが、今回、放射能測定器をお寺に設置し、食の安全を監視する活動を開始した。
加賀市周辺で流通している肥料や食品の測定をしているが、堆肥類の多くからはセシウムが検出されている。もちろん、その値を高いとみるか低いとみるかは一人ひとりの判断だが、貴重な判断材料であることは間違いない。
食品の多くは検出限界以下だが、一部、セシウムが検出されるものもある。
加賀市周辺に流通しているものはいうまでもなく、金沢や能登でも流通しているものである。
福島第一原発事故直後は多くの人が汚染に関心をもっていたが、味も臭いもない放射能は、時間の経過とともになくなったことにしよう、影響がないことにしようと思いたくなるのが人間の常である。しかし、残念ながら放射能はそんな人間の期待に反し、簡単には消えてなくなるものではない。
ものによっては福島の事故ではなく、まもなく27年となるチェルノブイリ原発事故による影響と思われるものもある。
地球の放射能汚染時代にどう向き合い、どう生きるかを考えるきっかけにもなるかもしれない。
「放射能測定室こうせんぼう」は会員を募集している。
申込用紙も添付する。
ttp://keshefoundation.org
ttp://www.onpa.tv/2013/05/13/789-3
ttp://www.onpa.tv/2013/08/11/1893
ttp://sunshine849.blog.fc2.com/
政府が未だに握りつぶしている、ケッシュ財団のプラズマリアクターを早急に公表させることが、この国の抱えるあらゆる問題を解決へと導く唯一の手立てでしょう。
出逢いに感謝です。