北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

珠洲市議会3月定例会開会

2018-02-27 | 珠洲市議会
珠洲市議会3月定例会が今日(2月27日)から3月16日まで18日間の日程で開会した。
会期中の日程はこちら

今議会に提案された市長提出議案は115億3,900万円の一般会計予算案など36件、報告3件。
最終日には市議会定数条例改正案など議会議案2件が提案される予定。

今日の本会議、市長の提案説明で真っ先に触れたのは先般の水道管凍結・破裂による漏水問題。珠洲市内では約1000件と推測されていて、今回は減免対象の基準緩和、申請手続きの簡素化などが実施される(すでに報道済み)。

一般会計当初予算案に盛り込まれた施策の柱は3本。
第一は「珠洲市の新たな魅力発信」で、奥能登国際芸術祭関連、まちづくり支援員や地域おこし協力隊制度活用による地域づくりの推進、日本クアオルト協議会大会の推進など。

第二は「未来を育むしくみづくり」。H30年度末完成予定の新図書館整備にドンと9億9千万円、私が長年要望してきたICT支援員の配置、今年8月の日本スカウトジャンボリーの開催、トライアスロン珠洲大会開催などなど。

第三は、「未来を支える基盤づくり」。公共施設の長寿命化、大畠大地での一般廃棄物最終処分場整備、防災行政無線システムのデジタル化などなど。

この他、条例改正や指定管理者の指定案件5件など含め、議案36件となる。

今議会のポイントを2点あげれば、1つは昨年3月に予算常任委員会が設置されて2回目の当初予算審議となる。それまでは3つの常任委員会(総務、教育民生、産業建設)に分かれて予算審議を行っていたが、予算常任委員会は全議員参加である。
予算審議がどれだけ充実するか、議会側の力量も試される。

2つ目のポイントは、5月に市長選挙を控えた直前の議会だということ。
政策的な予算の多くは先送りになっているが、一般質問の中では3期12年間の総括や、これから先の市政を担う意気込みなどを問う質問も出されるのではないか。また、4期目の目玉政策となる芸術祭の継続開催について、先般公表された経済効果なども踏まえ、第1回開催の総括がどこまで深まるか。
年明け後に結成された会派「新生すず」が泉谷市政に対してどこまで対決姿勢を示すのか(示さないのか)も注目点(評論家風のコメントでスイマセン)。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 春闘街宣行動に参加 | トップ | 3月議会・一般質問の通告 »

コメントを投稿

珠洲市議会」カテゴリの最新記事