北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

発電しない志賀原発、またまた火を起こす

2019-07-06 | 志賀原発
7月5日午前、志賀原発に配備されていた高圧電源車の前輪付近から出火。
火は北電社員が消火器で消し止め大事には至らなかったが、福島第一原発事故を踏まえて配備された高圧電源車の役割の重要性を考えると「北電どこまで弛みきってるんだ!」と批判せざるをえない。
以下、今朝の新聞報道。


北國新聞


北陸中日新聞


北國新聞は事の重大性から素早く社説にも取り上げた。



志賀原発構内での火災は今回で3回目となる。
1回目、2009年10圧13日 事務本館工事中の火災
2回目 2017年2月17日 協力会社仮設事務所内での火災

2017年の火災は電源コードの「異常な使い方」(たこ足?)が原因の電源ショートだが、今回もバッテリーケーブルが外れてものショートが原因と見られてる。
電源ショートは、原子力規制委員会からも厳しく批判された2016年の雨水流入配電盤ショート事故もあり、こちらも3回目となる。

石川県や志賀町はこのような事故が起こるたび、「安全管理を徹底してほしい」と繰り返す。
何回言っても安全管理を徹底できない会社であることはすでに明らか。
先般6月6日には臨界事故隠し20年という節目で北電本店に申し入れに行ったが、「安全文化の確立」は、はるか彼方であることがまたもや立証された。


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