「域内処理が進んで広域処理は必要なし」
1昨日の池田こみちさんの講演内容をさらに裏付ける記事が6月1日付け中日新聞岐阜県版に掲載されている。
がれき受け入れを検討する岐阜県内の市町の岩手県大船渡市視察に同行した記者のルポである。
輪島市が受け入れを検討するのは大船渡市ではなく宮古市だが、岩手県内の木くずを巡る状況に大差はない。
域内での有効活用が進む中、広域処理はコストがかさむだけでなく、被災地支援にまさに逆行する政策だということがより鮮明になってきた。
輪島市は都の焼却場を視察にいくとのことだが、それほど予算に余裕があるのなら、もう一度岩手に向かい、地元処理に知恵と予算がつぎ込まれている実態を見てきた方がいいのではないか。
輪島市のHPを開いたら、宮古市のがれきの放射性物質濃度が掲載されていました。がれきを水で除染でもしたのだろうか、空間線量率が゛0.038μSv/h、濃度が2.8Bq/kg以下です。私の家の空間線量0.05~0.08μSv/hよりも、低いのに"何故"との素朴な疑問が湧いてきます。同じ宮古市の同じ場所の環境省調査では、23年7月と11月で、木くずの放射能濃度70.7~36Bq/hなんですよね。この違いはどう解釈すれば、いいのでしょうかね。
市の宣言「数値が低い、安全」は、曖昧な言葉に聞こえるてくるのは、私だけでしょうか。輪島市の丁寧な説明がほしですね。