川内原発2号機の再起動への怒りが渦巻く中、志賀原発を廃炉に!訴訟第1回口頭弁論が開かれた。
今回の意見陳述は富山の原告和田廣治さん。元富山県職員で、脱原発株主運動も25年にわたってとりくんでいる。かつての2号機差止訴訟では証人としても発言しており、意見陳述は堂々としたもの。需給面から志賀原発はまったく必要がないこと、地域経済からみても原発なしでやっていけることを具体的に明らかにしていく。
続いて映画「日本と原発」の短縮版の上映。他の原発訴訟でも上映されているが、北陸電力だけが上映に「断固反対」を訴えた。結局、裁判長は証拠調べとして上映を認め、真剣なまなざしで観てくれた。被告北電側の弁護団は苦虫をつぶしたようにモニターをにらんでいる人、居眠りをしているかのように目をつむったままの人等々。
次回口頭弁論は1月25日午後1時30分から。双方の主張はほぼ出揃い、年内には裁判所から争点整理をした書面が示されることも明らかになった。いよいよ一審の審理も大詰めである。
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