宇治日和

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グッドデザインの駅

2009-10-27 | 穴場
京阪電車が大阪の地下に開設した中之島線の4駅がグッドデザイン賞を受賞しました。駅のホームやコンコース、地上の出入り口などに天然木をふんだんに使って、表情豊かな質感を表現したことが受賞理由です。


(渡辺橋駅はホームの壁面も木)


(地上の出入り口も木製)

実は、京阪電車の駅がグッドデザイン賞を受賞するのはこれが2度目。13年前の平成8年には宇治駅が受賞しています。しかも、私鉄の駅としては初めてのグッドデザイン賞受賞でした。


(宇治駅の西側外観)

今回の4駅が木を使った自然派であるのとは対照的に、宇治駅はコンクリート打ちっ放しの超モダン派。安藤忠雄の登場以来、当時はそれが建築界のトレンドでした。


(宇治駅構内は未来的な空間)


宇治駅を設計したのは、関西の有名な建築家・若林広幸氏。建築だけでなく、南海電車の関空特急ラピートの車両デザインを手がけたことでも知られています。


(南海電車のラピート)

丸をモチーフにした宇治駅、丸窓が特徴のラピート、どこか共通点があります。ちなみに、京阪宇治駅は「近畿の駅百選」にも選ばれています。

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