宇治日和

宇治や城陽にお住まいの方、そしてこれから住まれるお客様のために、ユニティがレアな宇治の情報をお伝えします。

全国煎茶道大会

2011-05-24 | イベント
21日(土)22日(日)の2日間、黄檗の万福寺で「全国煎茶道大会」が開催され、日本全国の煎茶の流派が集ってそれぞれのお手前を披露しました。
煎茶の祖とされる売茶翁が黄檗宗の僧侶であったことから、全日本煎茶道連盟の本部が万福寺に置かれており、毎年この時期に開催されています。今年で56回目を数え、今回は25の流派が集いました。


献茶式

本堂の前では献茶式が行われ、各流派の家元をはじめ関係者が参列しました。また、煎茶道具の工芸展も同時開催されました。
着物姿の女性が多く、いつもの境内に比べるとフォーマルな雰囲気。境内にはあちこちに茶席が設けられ、全国から集まった愛好家が各流派の茶席を回ってお手前を楽しんでいました。


茶席

一般の人も券を買えばお茶をいただくことができます。茶道具や和菓子、お茶を販売するブースも設けられ、万福寺は煎茶一色に染まりました。


茶道具販売のブース

災害への備え

2011-05-10 | 行政
東日本大震災が発生して2ヵ月。現地は復興に向けて少しずつ歩み始めたようですが、関西に住む人間にできることは、前回ご紹介したような継続的な支援と、私たち自身の防災意識を高めることではないでしょうか。
そのための施設が宇治市や城陽市から比較的近いところにあります。京都市南区、国道十条にある「京都市市民防災センター」。


京都市市民防災センターの外観

ここでは、地震、台風、土砂災害、火災などの疑似体験や、避難や消火器の訓練ができます。子どもが楽しみながら防災体験ができるコーナーもあるので、一度ご家族で行かれるようお勧めします。
地震を疑似体験できるコーナーは2つ。1階の「地震体験室」では、ダイニングキッチンに座って震度7の地震を体験しながら、テーブルの下に隠れたり、余震の間にストーブやガスコンロの火を消す訓練ができます。


地震体験室では3つの火を消し、扉を開ける訓練

3階の「3D・京都大地震」では、下の写真のような座席に座り、3Dメガネをかけて、大きな揺れを体感しながら、家の中では家具が倒れてきたり、外では避難途中にビルが倒壊するといった立体映像を見ます。迫力あるCGの映像と音、そして激しい揺れで、実際の地震がシミュレーションできます。


遊園地にあるジェットコースターのような座席

このほか、ゴーグルをつけて強風を体験したり、音と体感で土砂災害をシミュレーションしたり、消火器を実際に使うコーナーもあります。


消火器訓練室

また、3階には実物大の救援ヘリコプターが展示されており、運転席に座って画面を見ながらレスキューパイロットを疑似体験できるようになっています。男の子はゲーム感覚で楽しめます。
放水ノズルを画面に向けて消火活動を疑似体験するゲームセンターのようなコーナーもあります。


画面で疑似体験できる救助ヘリコプター

消防ゲーム

見学や体験は無料で、京都市民でなくてもOKです。個人や家族で行くのもよし、町内会や学校、職場など団体でも参加できます。せっかく近くにこんな施設があるのですから、「もしも…」の時のためにぜひ体験してください。
京都市市民防災センターのサイトはこちら
なお、宇治市の「災害時避難場所・給水場所マップ」はこちら(PDF)
「地震・風水害ハザードマップ」はこちらから選べます。

宇治の被災地支援活動

2011-04-26 | 行政
3月11日に発生した東日本大震災では、各地から救援隊が現地入りました。宇治市消防局からも延べ54名のレスキュー隊員が宮城県南三陸町に派遣されて救援活動を展開したほか、水道局の職員14名が岩手県で復旧活動に従事しました。
また、市内にある公営住宅に23世帯82人の被災者が避難されており(3月末現在)、さらに市営住宅5戸を用意して受け入れ体制を整えています。
一方、義援金についてはすでにみなさまもいろいろな機会や団体を通じて募金に応じておられると思いますが、宇治市社会福祉協議会でも独自に募金活動を展開しています。23日(土)にもJRの宇治駅、黄檗駅、六地蔵駅、京阪の宇治駅、近鉄の大久保駅、小倉駅で募金活動を行ないました。


宇治市総合福祉会館に設置されている募金箱

同会に寄せられた義援金の総額は約1,280万円(4月15日現在)。内訳は、各種団体(99)から854万円、個人(57名)から200万円、街頭募金など(24件)で226万円となっています。
「連休を利用して現地でボランティアを…」という方もいらっしゃると思いますが、社会福祉協議会ではボランティアに関する情報提供も行っていますので、一度ホームページで確認してください。
なお、5月21日(土)には市議会棟前広場において、「東日本大震災チャリティフリーマーケット」が実行委員会形式で開催されます。ぜひ、参加してください。
宇治市社会福祉協議会の東日本大震災に関する情報サイトはこちら

京都府で一番おいしいラーメン

2011-04-12 | グルメスポット
グルメ情報の口こみサイト「食べログ」において、京都府で最もおいしいと評価されているラーメン店が宇治市と城陽市の間にあります。
店の名前は「俺のラーメン あっぱれ屋」。同サイトにアップされた府下のラーメン店全583軒中、最高点の3.97を獲得しています。
場所は、宇治市から宇治田原町に抜ける峠道から城陽市側へ下ったあたり。車でないとアクセスできない不便なロケーションながら、しかも日曜・祝日・第4土曜は定休日という強気の商売ながら、平日でも常に客が並んでいます。客席はカウンターのみで18席。


店頭。駐車場は30台可能と広い

特徴は自家製の麺。店の一角に製麺室があり、製麺機や小麦粉の袋や置いてあります。
スープはクリーミーな魚介系のこってり味。店が勧める塩味のほか醤油味もあります。いずれも700円で、チャーシューメンは950円。
そのチャーシューはやや噛み応えのあるしっかりしたもの。メンマも食べ応えがある極太のものが載っています。


写真は「こくまろ塩チャーシューメン」950円

つけ麺ファンに人気なのが「特製スーパーつけ麺」(950円)。午前と午後20食限定のため、これを目当てのファンが11時半の開店前から並ぶようです。
ラーメンファンの方は、並ぶのを覚悟の上でぜひ一度訪れてください。
食べログのページはこちら
お店のブログはこちら

アマチュアオーケストラ

2011-03-30 | 文化
こちらの都合で掲載が1日遅れました。申し訳ありません。
さて、前回お伝えした「流しそうめん」は見事成功して、3217mの世界記録が樹立されたようです。
今回の情報は音楽関係です。以前、宇治シティーフィルハーモニーをご紹介しましたが、この楽団以外にも宇治市周辺で活動するアマチュアオーケストラがあります。
1月末から2月にかけて3つの楽団の演奏会が行われたのでご紹介します。
まず、1月30日には宇治シティーフィルハーモニーの第57回定期演奏会が宇治文化センターで行われ、ヴァイオリニスト・橋本洋さんを迎えての協奏曲をはじめチャイコフスキーの作品3曲が演奏されました。



続いて2月13日には、墨染交響楽団による第9回定期演奏会が丹波橋の呉竹センターで行われました。この楽団は京都教育大学の音楽の先生や学生を中心に結成され、伏見を中心に活動しています。
今回の演奏会は「京都市地域文化会館フランチャイズ団体市民公開事業」の一環として行われたもの。あまり演奏されることのないベートーベンの交響曲2番と8番が演奏されました。



その翌週の2月20日には、これまで不定期に活動していた京田辺市民管弦楽団の第1回定期演奏会が、JR奈良線・棚倉駅近くにある「アスピアやましろ」で行われました。
曲目は、ヨハンシュトラウスの「美しき青きドナウ」、モーツァルトのピアノ協奏曲第24番、そしてベートーベンの交響曲第5番「運命」。



宇治フィルは毎回前売り500円(当日700円)ですが、墨染交響楽団は毎回無料ですし、京田辺市民管弦楽団も無料でした。アマチュアとは言え、生のオーケストラがワンコインか無料で聴けるのですから、恵まれた音楽環境だと言えます。ぜひ次回の定期演奏会に足を運んでください。
宇治シティーフィルハーモニーのHPはこちら
墨染交響楽団のHPはこちら
京田辺市民管弦楽団のHPはこちら

流しそうめん世界記録に挑戦

2011-03-15 | イベント
3月20日(日)、城陽市の南隣・井手町で「流しそうめん世界記録に挑戦!」という面白いイベントが開催されます。
竹の樋を延々3000mつないで、昨年9月に鳥取県で記録された2631mの世界記録を塗り替えようというもの。
実は、一昨年秋に町内のNPOが挑戦したものの、そうめんが1000m過ぎで止まって失敗しました。下の動画はその時のテレビのニュース。




今回はその苦い経験を乗り越えてのリベンジです。町内の各NPOをはじめ、商工会や建設業協会、町職員組合など計18団体が実行委員会に参加。材料となる約800本の竹を山から切り出し、1月下旬から竹の節を抜くなど準備が行われてきました。成功すればギネスブックに掲載されるとか。
スタートは午後1時。ゴール地点では、山城地域の特産品の販売や模擬店、竹細工展示のほか、流しそうめんも食べられるそうです。
井手町商工会のお知らせはこちら
会場の地図はこちら

梅まつり

2011-03-01 | イベント
城陽市の青谷地区には広大な梅林があり、毎年恒例で「青谷梅林梅まつり」が開催されています。今年もすでに2月20日から始まっていますが、寒さのせいか開花が遅れているため、これからがちょうど見ごろになります。



先日、NHK京都も夕方の番組で生中継していましたが、会場の梅林では白梅や紅梅が咲き誇り、梅独特の上品な香りを漂わせています。



青谷は梅加工品の名産地。会場では梅干、梅ジャム、梅肉、ゆかり、梅エキスなどの商品も販売されています。女性に人気があるのは、花の咲いた梅の枝。いい香りがするので切花として部屋に飾るそうです。



また、餅つき大会、青谷史跡巡りなどのイベントも開催されます。3月13日まで開催されていますので、ぜひ足を運んでください。周辺には臨時の駐車場が設けられているので、マイカーでもアクセスできます。
梅まつりの公式ホームページはこちら

DOG CAFE

2011-02-15 | グルメスポット
犬を飼っている方は多いですが、普通はペットを連れたままレストランやカフェには入れません。でも、大好きな犬と一緒に入店できるドッグカフェが宇治にもあります。
御蔵山商店街の少しはずれにある「ニンナナンナ」。





おしゃれな洋風の建物の中に入ると、ウッディーなインテリアに包まれて、テーブル席が4つとカウンター席が4つ用意されています。店内には、いろいろな犬の写真が貼ってあったり、犬の漫画がおいてあったり、犬好きにはたまらない空間です。出てくる水のコップも犬の足跡柄。



メニューも豊富で、食事もできます。犬用のメニューや容器も用意されています。
ドッグランと言うほどではありませんが、店の裏には庭があって、リードをつけたままなら犬の散歩もできます。



車も店の前に3台ほど駐車できるので、遠くからも常連の愛犬家がやってくるようです。いくつかの注意事項さえ守れば、可愛い犬と一緒にゆったりと時間が過ごせますよ。
ニンナナンナのHPはこちら

貸し農園

2011-02-01 | 自然
昨年の夏は猛暑のために、そしてこの冬は雪のために野菜の値段が高騰しています。「いっそのこと自分で野菜を作ってみようかな…」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
自宅に庭がない場合は貸し農園を利用するという手がありますが、小規模なところが多いのでなかなか情報が入手できなかったり、経験がないと不安です。
関東、東海、関西エリアで貸し農園事業を展開している㈱マイファームが宇治周辺にいくつか貸し農園を開設していて、未経験者には指導もしてくれるようです。
宇治市では黄檗に1ヵ所、久御山町に2ヶ所、城陽市に1ヵ所農園があります。下の動画は久御山町1号農園の様子。



ホームページを通じた情報提供がしっかりしているので安心できるうえに、ほとんどが無農薬農法の農園なので食べるのも安心です。下の動画は城陽の農園の様子。



気になる料金ですが、1区画5,250円(月額)。このほか、運営費が初年度10.500円、次年度以降3,750円必要です(年額)。広さは場所によって多少違いますが11㎡~15㎡、4坪程度。
週末、家族で農園に出かけて、リクリエーション感覚で野菜作りを楽しみ、帰ったら収穫した野菜を使って料理するというライフスタイルもいいですね。
マイファームのホームページはこちら

おもちゃの病院

2011-01-18 | 文化
クリスマスプレゼントやお年玉で買った子どものおもちゃが壊れたりしていませんか?
そういうおもちゃを修理してくれるボランティア団体が、宇治市内にはありませんが、お隣の久御山町と宇治田原町にあります。
まず、久御山町の「おもちゃ病院」。子どもたちに「ものを大切にする心」や「科学する心」を育んでもらう目的で、毎月1回久御山町の公共施設で開催しています。開催日当日は以下の写真のように、7~8人のボランティアが持ち込まれたおもちゃを修理しています。



修理そのものは無料ですが、当然ながら電池代など実費は必要です。また、当日中に修理できない場合は、一旦預かって次回の開催日に受け取ることになります。
久御山の場合は日時や場所が毎回異なるので、以下のサイトを見てから壊れたおもちゃを持ち込んでください。
久御山町おもちゃ病院の情報はこちら



このほか、宇治田原町でも毎月もおもちゃ病院が開催されています。こちらは、毎月第2日曜日の午前10時~正午まで、場所も宇治田原町の中央公民館と決まっています。
宇治田原おもちゃ病院の情報はこちら