パーフェクト~は主人公鮎川が障害があるだけでなく体調が常時悪くて恋愛どころじゃなく、よっぽどヒロイン川奈がパワフルじゃないとちょっとしんどい状況設定だ。完全に敵対してきたヘルパーが事態を混乱させるばかりの川奈にイライラしてしまうのは単に恋敵だからというだけでなく、この娘を近付けると危険だ、と防衛本能が働いたからとも見てとれる。川奈の幼馴染みも一回恋敵モードになってみたものの、関係性の破綻ぶりに、やはりああこりゃもう人としてフォローしなきゃならん案件だ、と関わり方のベクトルを変えてきている。今回で一度破局したが、次の展開で二人の恋を再開させるには川奈が人生設計を変える勢いで介護士資格を取る等してパワーアップするか、厳しそうだが鮎川の体調が改善しないと難しい気はした。定時で~はスーパー上司種田が完全にヒロインモード。種田は部下に理不尽に詰められたりしてたけど何やかんやで種田の方が積極的に反省して解決っ! はい、これは完全に上司に対する部下からのモラルハラスメントですね。 現実にはエンジニアが「にゃーん」と呟いただけで一撃解雇される御時世なのに、ドラマ世界は過保護だぜ。ともかく、次回からはこれまた意外と突っ込んできた恋愛ターンが始まるようだ。主人公の定時マンはわりと最初からまだ気があったから、逆に婚約者の方が試練ターンだ。
集団~は結局騙されはしたけど、横槍が無ければ大半の顧客がめっちゃ協力的だ。このドラマの蒲田ピープルは投資に超積極的だぜっ。今回は経緯が経緯だけに事前の調査がかなり甘かった。何回もほぼ同じパターンのバージョン違いで苦労してるのに、懲りないなぁ。そして凄い恋愛体質だったアラサー(?)眼鏡行員の痴話喧嘩騒動もなぜかチラリと挿入。何のこっちゃねーん。ラジエーション~は通常演出に戻った感じ。コミカル眼鏡技師回だが、他のメンバーのクローズアップ回と比べると眼鏡技師単体の出番が多く取られていた印象。コミカルキャラだからイジり易いんだろな。医師のフリ云々は主人公五十嵐とは逆パターンだが、結構ギリギリのラインの立ち回り。ヒロインに横恋慕している医師がわりと良いヤツだったから命拾いしていた。今回のテーマの検査待ち問題は数をこなすのは物理的に難しいから、天才技師が診なくても機器の性能で最初の検査でなるべく多くの情報がわかるようになれば効率化できるのかもしれない。日本中で患者に何回も検査させる医療費負担を鑑みれば最初の検査の機器の改良費を助成する方が国としては安上がりな気はする、かも?