女優世津子、わりと最初から実にかなり甘かったんだな。実も実で記憶が無いと、記憶を無くした経緯を差し引いても臆病で、自分にとっての静かな暮らしを求める傾向の強い人物だった。これで完全に元通りになるかなぁ?
序盤のエピが思いの外じっくりと描かれていた。連続物の第一作という区切りで映画単体としては原作知らないと(ここで終わり?)とちょっと戸惑うかもしれない。じっくりと言っても、当然ハショるところはハショってあるのでやはり原作かアニメを知らないと困惑するところはチラホラあった。「それだけはやめて」とか、何で使い難そうな武器で戦ってんの? とか、あとはまぁカネキと亜門の個人の情までは映画だけでも原作知らない観客に問題なく伝わったとは思うけど「この世界は間違ってる」までくると「え、そんなに?」となる共感深度ではあったと思う。単純に尺の都合によるエピ不足で、脚本を工夫しても今回の映画だけであの台詞をあの場面で使うのは難しそうだから、使うなら全く別の台詞が通り易い専用の場面を用意しなくちゃいけなかったかもね。一部を除いてコスプレ度は程々だが、キャスティングと演出が慎重だったから違和感は薄かった。実写カネキは耽美というより獣感強し。見せ方は全体的に丁寧。肉感的なカグネのグネグネと嘔吐、人肉、スプラッタもそれなりに激しかったが、やはり全体の進行が少し淡々としていた。場面場面は雰囲気あるんだけどね。もうちょっと盛って、月山戦までブッ込むくらい派手にいった方が引きが強かったかもしれない。個人的にはやたらカネキ達が人間をペロペロするのとぐるぐるしてるドウジマが美味しそうなのがちょっとツボだった。何か可愛い。
リセットは事実改編ではなく、あくまでゲームであるライダークロニクルゲームの結果を任意の段階まで強制的に戻す能力だったか。指定できるのはどの時点まで戻すかだけで、個別の結果を選んで戻せる程は高性能ではなく、記憶も現実時間も消せない限定的なスペック。乱用するとかえって不利になる仕様でもあり、微妙に詰めが甘いのはいかにもこの父子らしい。そしてグラファイト。自分は戦士の敵『キャラ』で特に不満も疑問も無しというスタンスを最後まで貫いて逝ってしまった。普通にガチンコでクロノスを撃退っ! ヤツがもっと早く本気になればムテキガシャットは別にいらなかったというね。決着後、ドライバーではなくバイザーを映画のゲストにパチられていたりもした。ゲムデウスも出現したが、以前チラっと出た時と形態が違うな。もうクロノスに上がり目が無いので残り数話をコイツに気張ってもらわねばなるまい。取り敢えずムテキガシャットの無敵スペックは無効にされんだろな。
昔は一杯いたんだなキュウレンジャー。何で今になって『9人の救世主伝説』になったのか? 今の時点で9人ではないし、ひょっとすると最終的に宇宙を救って生き残るのが9人だけ、という予言だったりて・・・不吉っ! 相手方の古い幹部まで復活して尚且つ記憶を無くしている風なのはこれいかに? 単にアイツがロボ的な個体で、強化復元時に無駄な記憶は戻してないだけなのかもしれないが。色々風呂敷拡がってきたキュウレンジャー、人数も増え分班活動がデフォの形態に落ち着いてもきたが、どう着地するやら。初期のシンプルに星を一つずつ解放してゆく話ではなくなったから、中々読めない筋になってきた。ラッキーも強めの本気テンションをずっとキープするようになったしね。
故郷の村を一通り探索して、実は勇者の生まれ変わりだった、ドーンっ! この時代の勇者は転生システムだったドーンっ! となり、幼馴染みとも別れ、馬で旅立つことになった。まだホイミを覚えておらずすぐに村に帰るのもカッコ悪いし、次の拠点の見当もついていないので全ての野良モンスターを華麗に回避して進んでゆき、視点がちょいちょい近過ぎるとグリグリして軽く酔いそうになりながらも何とかノーダメージで最初のキャンプまでたどり着いた。ここでしあわせベストを着込みホイミが使えるようになるまでレベル上げを開始っ。この『レベル上げ』をやるの自体久し振り。FF15は地獄のトウテツ狩りのみ、ニーア・オートマタはFF15程ではないが一応必要なそこそこ面倒臭い素材集めはあったが、どちらもアクションRPGな為そこまで厳格にレベル上げが必要ではなかった。しかしコマンド式RPGはステータス通りの戦力なので誤魔化しが利かないっ! 油断しているとズッキーニャ×2に軽く半殺しにされちまう。大人しくレベル上げた。序盤&しあわせベスト仕様ということもあってすぐ上がったけどね。フィールドでのアタックアクションがちょっと楽しい。おそらくまずナンバリングタイトルのリメイクをアクションRPG化して様子を見て、近い内に新作ナンバリングタイトルがアクションRPG化するんじゃないかな? ボイスも無いと、海外や若いユーザーにはちと厳しいしね。ボイスOFFでも遊べる内容にすればボイス嫌いのユーザーに対応できるし、そうなってくんじゃないかなぁ。主人公の名前問題がちょっとアレだが。スキルポイントはゾーン発生率UPがほしいので貯めることにした。昨日はそれくらい、話はあんま進んでないぜっ!