ゴーストライター

リサは由樹の原稿を使いながら平然とインタビューに答えるようになっていた。リサはもう全く原稿を書いていなかった。
しかし、意外にも神崎は映画原作だけはリサに書かせようとしていた。リサ本人はむしろ気安く引き受けたが、「しょうがないわね」と諦めるのも早かった。これに、神崎も見切りを着けるより他なかった。
「ちゃんと答えろよ！」リサは感のいい息子の大樹に、自分で本当に原稿を書いているのか問い質されるが、はぐらかすしかない。そんな中、「会うの一年ぶりだな」浩康と再開した由樹は、浩康が由樹が出版したがロクに売れなかった本を取り出し、サインをねだり、次にいつ出すのか？　と問い、必ず買うと言い、遠野リサは悪い人ではなかったといったようなことを素朴に言ってくるので堪え切れなくなり、真相を打ち明けそうになるが、リサから着信が入り何とか思い止まった。
「私達は嘘をつき続けるしかないの」マンションまで乗り込んで由樹に圧力を掛けるリサだったが、「自分がこんなに支配的な人間だとは思わなかった」痴呆の母と公園で二人になると独白した。母もかつて弱味を見せてまでリサに支配的だった。「綺麗な、お空」ぼんやり呟く母に公園の子供が蹴ったボールが飛んで来ると、思わず身を呈して母を庇うリサでもあった。
由樹が失踪した。仕方無くリサが映画の原稿を書くが一晩苦しんでもまともな原稿は書けない。そこにフラりと書き上げた映画の原稿を持った由樹が現れた。「原稿を、下さい」リサは土下座した。「それでも遠野リサですか！！」由樹は原稿をばら蒔き、立ち去り、泣いた。
後日、眼鏡を掛けたリサが別荘の浜辺で海を見て目を細めていると、由樹が現れた。「お帰り」「ただいま」二人は互いにそう言った・・・
高速展開で再来週には一話の冒頭まで行ってしまいそう。その後の話がどうなるかな？

オサレもん

『トレンディエンジェル』・・・面白いけど、色々入れ過ぎてパンク気味。「速さはオモシロを超える」は名言。ある種のダンディズムを元にネタ作ってるんだな。まあ、禿げてるんだけど。
『メカイノウエ』・・・ちょっと面白かった。何か悔しい。
『三拍子』・・・２パターンから１パターンに絞った。次回どうすんだろ？
『相席スタート』・・・いつもならネタが終わる流れからもう一段入れてきた。
『チョコレートプラネット』・・・面白いけどシソンヌが対策立ててきた為、敗北！
『シソンヌ』・・・完全にパターン変えてきた。チョコプラ対策をきっちりやって作戦勝ち。
『松岡』・・・おお、ブルータス！　お前もかッ！！
『小木＆矢作』・・・「それは言い過ぎだよ」
『岡井』・・・急に大人しくなった。
『一般審査員』・・・クールビューティーだが、やはりメカイノウエに甘い。何だろうこれは？　不条理ッ！