羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

デート~恋とはどんなものかしら~ 1

2015-02-17 20:30:27 | 日記
巧は、取り敢えず絵画教室の子供達がいる状況でも一階に降りて来て、席に着き、佳織達相手に減らず口を叩く程度にははっきりしてきた。一方、依子は巧と交際しているにも関わらず、全く性的接触行動が無いことが『ちょっと違う』ことに気が付き、また生前どころか死んだ後も現在に至るまで体力とスタイル以外は全て勝てず、幻像として現れても『何か色々言ってくる』母に相当な対抗意識があるらしく、母と同じように5回目のデートで『全て済ます』ことを決意していた!
鷲尾に父に渡した合鍵を自分にくれたと勘違いさせたまま、「身一つで来て下されれば結構です」と依子は『計画』をどんどん進めた。すっぽんをたらふく喰わされ、部屋に連れ込まれる巧! しかし部屋では勘違いしたまま部屋に上がり込んでいた鷲尾が慌ててクローゼットに隠れた! 「どうぞ」話しもそこそこに胸元を見せてキスを促す依子。巧は怖じ気付いた! 「時期尚早じゃ」「遅いくらいです!」逃げる巧(童貞)、迫る依子(処女)。巧は依子の力強い『壁ドン』から逃げ出した! 「大事に取ってきたんだぞ! 君には解らないだろうけど、そんなんじゃ誰だって君と、キスできないよ!!」また追い込まれて暴言を吐く巧。さすがに言葉を失う依子。ここで鷲尾が泣きながらクローゼットから飛び出して来た! 「どうしてあんな酷いことが言えるんだよッ!」と巧を殴り飛ばし、泣きながら部屋を出てゆく鷲尾。唖然とする巧だったが、珍しく感情的になった依子に「出て行け!」と続けて部屋から追い出されてしまった。
鷲尾の合鍵に関する誤解は後日すっきり解けた。「申し訳ありませんでした」平謝りの鷲尾。基本的には善人らしい鷲尾は依子にも促され、巧の家に謝りに行くが、様子を見に来ていた島田兄妹に出くわし、島田家に引っ張り込まれた。
     2に続く

デート~恋とはどんなものかしら~ 2

2015-02-17 20:30:20 | 日記
「巧はダメそうだ、今の内だ!」発泡酒片手になぜか鷲尾を煽り出す島田兄。先日も巧のことを糞ニート呼ばわりする等、雲行きが怪しくなってきた。「オメーは誰の味方だよ」呆れた佳織は席を外し、再び巧の家に行くと、自分が手伝うことになった仮装カウントダウンイベントに巧を誘った。カップルイベントだが、流れで自分がパートナーとして参加を誘いかけるが、意外と巧が食い付いてきた為、依子を誘うよう、言い直した。
そして、大晦日。母と佳織に縫って貰ったサイボーグ009の003の衣装を依子の家に届けに行く巧。だが依子は実家に帰っていた。しかも携帯を自宅に忘れている。連絡が付かないまま夜をになってしまった。
009の衣装でカウントダウンイベントの会場に一人で来た巧。覚束ない様子にイベントの手伝いをする佳織は気がきでなかった。その頃、携帯電話を自宅に取りに来た依子はドアノブに掛けられた衣装を発見! さらに何本も入っていた留守番電話の巧のメッセージを聞いた。
「もう一度会って貰えないでしょうか?」「あなたに謝りたい」「気持ちを解っていないのは僕の方でした」「来てくれなかったら、キッパリ諦めて、連絡も取りません」「嫌なこと、辛いこと、一杯あったけど、人生って、ちょっとだけ楽しいのかも」「いい1年でした。あなたのおかげです。今ならあなたと、キスできます」
午後11時59分。依子は黄色いマフラーをなびかせ、003の衣装で会場に現れた。「調べたところ。003は加速装置が備わっていないようなので」微笑む依子。午前0時00分。花火が上がった。引き寄せられる依子と巧。しかし! 突然後方から鷲尾が現れ、依子にキスをした! 「え?」戸惑う巧。ここで佳織も来て事態を確認後、素早く巧にキスをした!
・・・えらいこっちゃ。佳織がここで来るのは意外だった。

ユリ熊嵐

2015-02-17 20:30:10 | 日記
日笠(針)が思ったよりサックリ退場。ユリーカが熊であることもほぼ確定。ただ過去の母の殺害にどこまで関わってるのか? それとも銀子が独占欲から母を殺ってしまったからユリーカは紅羽ママを喰い損なってしまったのか? どっちにしろ現在の紅羽を喰う気満々なのは間違いないようだ。
紅羽の記憶や銀子の罪に関してどれくらいブラフを掛けてるのかはまだわからん。単に事実を小出しにしてるだけかもしれん。でも委員長も多分生きてるんだよな。絡むのかな? ユリーカとは獲物の取り合いになりそうだが。
熊界でのイジめに反撃するが、あくまで子供のケンカレベルなのは微笑ましかったが、その後の宗教過激派の少年兵育成展開が現実とリンクしがちな状況が何ともはや。
銀子が特別な個体なのか、紅羽に見付けられたこと自体が特別なのかはどっちだろね。紅羽があんな所をフラフラしていたのは『とにかく見付けに来た』ぐらいの意味な気がする。
結構素早く紅羽の記憶が戻った上に、潜在的に銀子を受け入れてはいるようだけど、取り敢えず銀子が純花を見殺しにしたことと、人食い熊であることは間違いない。ただこれだけガッツリ紅羽による射殺フラグが立つと、逆に撃てないんじゃないか? って気はしてきた。