羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

美しき罠~残花繚乱~

2015-02-20 20:31:13 | 日記
「美津子さん、具合悪いんだ。多分、貧血だと思う」素早く美津子から離れ、上手いこと言う圭一。「あ、そうなの?」すぐ信じて圭一と一緒に美津子の介抱を始めるりか。美津子も今さら芝居を止めれないので大人しく介抱されるしかなかった。
その頃、泉は仕事と引き換えに荘太と寝ることにした。「夫とは冷えきってます」押しの強い泉。しかし、この浮気は速効で美津子に察知された!
周囲が口々に子供を作ることを勧めるが、りかと圭一もまんざらではなかった。ペアのパジャマを仲良く着る二人だった。
「私、荘太さんと寝た」泉はあっさり、りかに打ち明けた。あくまで事業独立する為だという。りかも驚きはしたがそれ以上に心は動かず、そのことにもりかは驚いた。(過去のことになっていたんだ)泉とりかの間にわだかまりは無かった。
怒り心頭なのは美津子のみ! 探偵と、りかをやっかんでちょっかいを出してくる麻紀からの情報で泉のことは特定済み。もう、圭一どころではない! 冷静でない美津子は会社での夫の策謀や、娘の美羽が過去のりかと荘太の不倫の事実を知ってしまったことにまるで思い至らないまま、とうとうりかと直接対決する腹を決めた!
「親戚が山のように苺を送ってきたのよぉ。(今日)取りに来て下さる?」無理目な要求でりかを家に呼び付ける美津子! りかが土産を持ち、かしこまって現れると、早々にりかの不倫資料をブチまける美津子。「ご存知、だったんですね」これまでの手口を語り、泉の不倫も語り、段々興奮してゆく美津子! 「全部あなたのせい! 疫病神!!」もはやりかは、土下座するしかなかった。
一方、「大人は汚い」美羽は圭一にりかのかつての不倫写真を見せていた!
・・・圭一の死んだ兄の件、意外と本筋に関係ある? 2時間サスペンス的な?

東京喰種√A 1

2015-02-20 20:31:05 | 日記
絶叫するカネキ。『ムカデ』のカグネを制御できず、精神を蝕まれていた。血溜まりからリゼやヤモリが這い出て来て絡み付いて来る。「僕がグールを喰ったんじゃない。喰われていたのは、僕の方だったんだ」エトは笑い、囁いた「そろそろ」
ヒナミはカネキとトーカを気に掛けていた。トーカは受験勉強をしている。カネキが通っていた大学を目指している。まだ一緒に勉強できると思っているトーカ。ヒナミはニシキに聞いてみた。「それ、聞く相手俺で合ってるか?」「人を好きになるってどういうことかな?」ニシキは、相手に何かしてやりたい、少しでも側にいたい、そういことではないかと語った。
店長にカネキに関する情報を伝えに来た月山に「フラワープリンセス」等と言われ、月山とカネキとの思い出(月山視点)の喫茶店に連れられたヒナミは「オリビアオドラン」仏語でのキンモクセイの名を教わり、カネキになぞらえて謙虚、気高き人、初恋、変わらない魅力、思い出の輝き、真実の愛と花言葉を教わると赤面してしまった。ここまでは意識がはっきりしていた月山は微笑み、「ちょっと失礼するよ」とトイレに立った。
入れ替わりに「ちゃんひな!」と高槻(エト)が現れた。「お兄ちゃんの力になりたい」と相談されると「何にもできないと思う」と突き放し、愛された人と愛されたかった人は人種が違うと諭し、そして自分の名刺を置いて去って行った。
一方その頃、月山はトイレでまだ持っていたカネキの血付きハンカチを使い「スウィートメモリーぃッ!」とトリップしていた。
(私にだってできることはきっと)そう考えながらあんていくに帰ると、カネキが奥で店長と話しているという! ヒナミは自分は会いに行かずに伝える為に走った図書館のトーカの元に走った!
     2に続く

東京喰種√A  2

2015-02-20 20:30:57 | 日記
「お兄ちゃんが」ヒナミがそう伝えるとトーカは即、席を立って走り出した。ヒナミはそのままその場に残って、動かなかった。
トーカが走ってあんていくに戻ると、既にカネキは店を出ていたが、トーカは迷わず後を追った。歩道橋の所でカネキに追い付くトーカ。「店長と話したよ、あんていくに戻って来いって」「それで?」「みんなを守りたいんだ。強くならなきゃいけないんだ」「あんたは他人のことを考えるフリして自分のことしか考えてない」「君が一人にならなければそれでいいんだ」カネキは自分の顎を触った。トーカはヒデからその意味を聞いていた。「悲劇のヒーローみたいな顔しやがって、お前なんか、あんていくに帰ってくんな!!」トーカはやや本気でカネキを殴り付けた。ポーンっと、人形みたいにふっ飛ばされるカネキ。「何で! 何で! 何で!」馬乗りになって何度もカネキを殴り付けるトーカ。「何でそんな風になっちゃったんだよ」トーカは去って行った。「何で、かな?」カネキは自嘲した。
「おっほぉ~、至極美味しそうです!」ジューゾーは店長の出したサンドイッチを喜んだ。カネキの件の後日、篠原とジューゾーがあんていくを訪れていた。高槻(エト)の差し金だった。「以前、私とどこかで、お会いしたことあります?」篠原は聞いた。「どうでしょう?」話しを切り上げ、篠原達は店を出た。「また来ます」そう篠原は言った。
・・・ヒナミがクローズアップされていたが、トーカの不器用っぷりがね。カネキも大概だが。途中の分岐ルートは違っても結局「白秋です、コポォッ!」だね。