糸井ひろしの気まぐれ日記

日本共産党群馬県西毛地区委員会役員の日々のあれこれ

PTA関東大会に行ってきました

2014-07-07 | 日記

 この忙しい時期にも関わらず、2泊3日の日程で高校PTA連合会の関東大会に参加しました。

 なぜこんな大掛かりな大会に出たのか。

1.昨年度PTA会長で

2.県の高P連の役員の順番が当たり

3.今年の関東大会の会場が群馬だった からです。

 

 要するに、「実行委員会」の一員として、県の高P連によってバッチリ組み込まれちゃってたんで。

 

 ま、どうだったかと言えば、一言で言えば、末端の私などたいして役に立つわけでもなく、なんとなく参加したにすぎません。

 それはともかく、我が校の教職員やPTA役員との交流はもちろん、相部屋となった他校の役員とも交流し、楽しい時間を過ごすことはできました。

 

 さて、ちょっとした思いをここで。

 PTAのみなさん、子どもたちの教育支援(というのかなあ)にずいぶん熱心だという感じはバリバリに伝わってきます。社会の変化、教育を巡る変化もそれなりに見ているようで、「不安定な今の社会だからこそ、子どもには将来安心して暮らせるよう、教育の支援をするのが大人の役割、責任だ」というような意見が見られました。

 これを悪いとか間違ってるとまではいいません。が、最近私が強烈に思っていることは、「それでは、そういう社会をみんなは『是』と思っているのか」ということなんです。

 文脈から察するに、今の不安定な社会を、親は少なくとも良く思っていないのですが、同時に「今の社会はこうだから仕方ない」とも受け取れる考え方のようなんですよねえ。

 

 私が言いたいのは、「不安定な社会を良く思わないなら、それを変えるのも大人の役割、責任」なのだということです。同時に、子どもたちにも、「自分たちの社会は自分たちが主人公になってつくるんだ」ということも教えなければなりません。

 まして、集団的自衛権行使容認なんて閣議決定の直後ですよ。この影響をもろに受けるのは他ならぬ今の子どもたち。こうなっている事態に対しても、「今はこうだから仕方ないよ」と子どもにいえますか?そのうち、「今はしょうがないから、外国に行って殺してこい」とか?

 

 日本では、とかく政治はいろんなところで「見ない」クセがついているようです。世間話で政治の話はしないとか、自分の政治的立場を明らかにしないとか。「争いのもと」と捉えられているかもしれませんが、そうではありません。お互い社会を良くしようと思っているのですから、どんどん討論すればいいと思うのです。感情的な喧嘩にならないよう気をつけて。

 

 政治を切り離して「今の社会」とか「子育て」を本質から見つめ、考えることはできません。政治はくらしに密着しています。しかも重要な部分で。

 ですから、私なら「不安定な社会になっているので、子どもたちが巻き込まれないように改善するのがおとなのせきにん」だと言いたいところでした。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿