糸井ひろしの気まぐれ日記

日本共産党群馬県西毛地区委員会役員の日々のあれこれ

国家に秘密はいらない

2013-11-25 | 日記

 Facebookを頻繁に使うようになると、ブログとの使い分けがだんだんいい加減になってきてます。反省。

 ええと、私としては、このブログの方も、アクセスしてくださる方がいらっしゃるので、当面は続けるつもりです。

 

 FBの方は、リアルタイムでちょっとしたことなどを、ブログの方は趣味の写真展示用(Ameba)と、ちょっと気合を入れた思いや主張を(goo)、という具合に、自分なりに線を引いて使っているつもりです。というわけですので、今後ともよろしくお願いします。

 

 で、今回はなんの話かというと、秘密保護法です。前回、写真撮影のことを趣味と合わせて書きましたが、思い余って今回も(笑)。

 

 24日、高崎市役所前の城址公園で、秘密保護法に反対する緊急集会が開かれ、私も参加しました。緊急のとりくみでもありますし、どれくらいの人が集まるのか、正直不安でしたよ。パレードもやるというのに、50人くらいだと様にならないなあとか。

 

 ところが、ふたを開ければ150人。多いと思うかどうかはともかく、パレードもそれなりに様になる規模にはなったわけです。

 

 緊急の取り組みにもかかわらず、参加する人がプラカードやのぼり旗を手作りで持参し、それぞれの思いを込めてきたのを見ると、勇気が湧いてきます。

 

 毎週金曜日、高崎駅で原発再稼働に反対する集会を実施している市民団体の皆さんも、「原発のことが秘密にされたのではたまらない」と、この集会に参加。パレードでもリードするなど、一緒のとりくみになりました。

 

 何が秘密かは秘密のまま、逮捕されて裁判にかけられても、弁護士だって弁護しようがない。知るのは裁判長だけです。これでは公平な裁判などありえません。

 秘密保護法が成立、施行されるようになれば、権力の思いのまま。私たちは自由を奪われ、真実を知ろうとすることが罪に問われることになります。こんな法律、民主主義の国には不要ですし、そもそも有り得ない。

 

 弁護士さんが、「国が情報を国民に提示しなかったために困ったことはたくさんある。先の原発事故による放射能汚染もそうだ。国が情報を国民に明らかにすることこそが国の役目」と訴えました。まったくそのとおりです。

 

 シュプレヒコール、いい言葉がリズミカルに流されました。「何でもかんでも秘密にするな」「民主主義の政治を守ろう」


写真も趣味なんですが

2013-11-13 | 雑想

 私の趣味の中に、「写真・カメラ」があります。気合を入れて楽しみたい時にはフィルムカメラを使うんですが、ちょっとした時間のすきまにスナップを楽しむ時などには、デジタルカメラの方が有利ですよね。

 

 今やケータイにカメラなんて当たり前ですし、ある意味では、フィルムカメラ全盛期よりも普及、利用者が増えているんではないでしょうか。

 高崎駅の西口側には、旧中山道が通っていて、そこを歩くと下町情緒を感じたり。随分通いました。古い家は少しずつ壊され、新しいおしゃれな家も増えたり、空き地や、それを利用したコインパーキングも増えています。

 

 そんなところでも、お散歩しながら、気軽にカメラを向けてシャッターを切る。ちょっと心にひっかかったものを撮影する。楽しいもんです。腕の良し悪しは別にして。

 

 まあ、そんな趣味の方は大勢いらっしゃるはず。そんな人にこそ、声を上げて欲しいことがあります。「秘密保護法を通すな!」と。

 何が秘密なのかは秘密にされ、知らずに触れても、本人の自覚もないまま逮捕です。裁判でも、何が触れたのかを知らされるのは裁判長だけ。一方的ではありませんか。

 好きで撮影した自分の写真は、自分だけで眺めるのも悪くありませんが、上達したいと思えば人に見せるものです。デジタル時代、撮影したものをwebに公開。その中に「秘密」があれば即逮捕。風景を撮影しても、「水陸の地形を撮影した」と逮捕。何しろ、撮影者は何が悪かったのかわからないままです。納得できませんよね。

 

 「今日ここへ行ってこんなものを撮影した」なんて、話してもダメだし、「どこへ行ったの?」と聞いても「秘密を知ろうとした」と逮捕。うっかり話もできません。

 

 民主主義の国では、みんなが自由に見、聞き、話すことが保証されることが大前提です。見ることも聞くことも、話すこともできなくなる。これは民主主義とは相いれません。

 私は、私の好きな被写体にカメラを向けて、写真を撮りたいんです。人のつくってきた町並み、建てた住宅、誰かが置いていったガラクタ...。人の歩く道の隅っこに咲くちいさな草花も。

 

 写真やカメラを楽しむすべての人に、自由に撮影したいすべての人に、あらためて、「秘密保護法を通すな」の声を大きく上げていただきたいと思います。私も声を上げます。


文化発表会

2013-11-10 | 日記

 金曜・土曜は高校の文化発表会。平たく言えば文化祭でした。

 PTAの年中行事でもっとも大きな(あ、学校としてもそうか)イベントです。もはや生徒のハートを鷲掴みにして離さない恒例の豚汁を作るために、朝も早くから役員のみなさんはじめ、PTAのOBの皆さんや生徒OBまで、寄ってたかって豚汁作りに励みます。

 

 今年は、食材の多くを無料で提供してくださった方、こんにゃくを手作りで提供してくださった方など、多くのご協力をいただき、ずいぶん費用を抑えることができました。感謝感謝。

 

 で、一気に作り始めたのはいいのですが、どうにも量が多い。「いつもと同じ量のはずなのに」と、不思議に思っていたら、ほぼ完成した段階でその原因がわかりました。

 バザー用に余分に持ってきていただいていたじゃがいもまでたっぷり使ってしまっていたのでした。ははは。私のせいだ~(苦笑)。

 

 みなさんには、「足りないよりいいよ」と慰められましたが、失敗は失敗。

 

でも、おかげで贅沢な豚汁となり、開始早々に生徒も教職員も群がる群がる。「あ、今年はこんにゃくが手作りだ!」と、言い当てる生徒も。

 

作りすぎた豚汁は、鍋を貸してくださった方に持って帰っていただきました。

 

 一方、校舎では少ない人数で喫茶・休憩室の準備におわれていました。

テーブルの準備もできて、飲み物も別室で作っています。

 

 

 この喫茶室、PTAや教職員のみなさんの絵や写真、切り絵などの作品を展示し、演物もあるという、なかなか贅沢な空間です。

 

 毎年恒例の、先生による落語に加え、今年はコーラスもこの場所を豊かにしていただきました。

 

 2011.3.11の地震の年からは、ボランティアに行ったときに撮影した私の写真を展示して、「フウセンカズラ」の種を配りながら募金を行いましたが、今年はフウセンカズラの種が、台風などのせいで確保できず、それまで行っていたバザーを復活させました。

 

 3年ぶりのバザーに、たくさんのご協力をいただきました。提供してくださったみなさん、お買い上げくださったみなさんに心から感謝。収益は、上毛新聞社に託しています。

 

 会長として、「全体責任者」の役をやりましたが、実際にはみなさんがそれぞれ知恵を出し合い、力を合わせた取り組みでできたものです。

 

 私が何をしたか?ま、いつものように何もしてません(笑)。参加したみなさんが「楽しかった」と感じてくれればよかったのですが。そう感じてくださるようにするのが私の務め。PTAの役員のみなさん、おつかれさまでした。あらためて、集団でひとつのことに取り組む楽しさと大切さを感じる日でした。

 

 


帰省

2013-11-06 | 日記

 先の連休中、実家の福岡に帰省してました。私を今の道に引きずり込んだ父の13回忌でした。

 私の帰省に合わせて、高校時代の部活のOBたちが集まることになり、私も参加しました。高校を卒業して以来、一度も会っていない人もいますので、数十年ぶりということになります。

 びっくりしたのは、みんながあまりに変わっていないこと。そして、自分だけがやたら老け込んで見えたことでした。いやあ、なんだかなあ。

 

 大変な盛り上がり。楽しすぎました。翌日の法要がつらいほどに。何しに帰ったんだか。ま、法事そのものは、弟の家族と義妹のご両親も来てくれて、甥と姪を中心に、これまた楽しい時間でした。

 何かとわいわいやるのが好きだった親父。喜んでくれたことでしょう。

 

 法事のあとは、今は一人暮らしになった母と、福岡市内に家庭を築いている弟、久しぶりに語らいました。弟は泊まりに来てくれました。

 母も弟もそれなりに息災で安心。私の方は心配されていないようで(笑)、大丈夫でした。

 

 翌日の帰りは弟に空港まで送ってもらい、私はiPad miniに入れておいた本を読みながら高崎へ帰ってきたのですが、いやに早い。というより、なんだかあっという間に着いた感があり、言葉が何一つ博多弁から戻らないままでした。

 

 

 楽しすぎた日の思い出が強烈だったのか、とりあえず飲みすぎたのか、疲れが取れませんねえ(笑)。今週は高校の文化祭。PTAもこの期間大忙しなので、ぼんやりはしてられません。周りも放ってはおかないとばかり、メールがいっぱい...。

 

 なかなか切り替わらない気持ちを切り替えながら、またこっちの日常が始まっております。しかし、こんなに切り替わらないのは珍しい。