糸井ひろしの気まぐれ日記

日本共産党群馬県西毛地区委員会役員の日々のあれこれ

今年も終わり

2012-12-31 | 雑想

 2012年という年が終わります。

 私にとって、今年の大事件と言えば、何といっても国政選挙に立候補したことです。今思い出しても、つくづく思いきったことをやったもんだと思います。

 もちろん、私が一人でやるのは無理な話。党員や支部、後援会、支持者のみなさんの支えがあったからこそできたことですし、実際、多くのみなさんに支えられ、励まされました。

 

 総選挙を終えて、私自身は、悔しいというのが本音ですが、周囲のみなさんは、みなさん「思ったより票が出ていてびっくりした」「もう少しで10%だったね。おしかったね」と、口々に励まして下さいます。こういう声に今も励まされます。

 

 「群馬5区国政対策責任者」の任を解かれて、西毛地区副委員長に戻るわけですが、党のお仕事というのは、他党はどうか知りませんが、日本共産党の場合はいろいろと大変でして、いわゆる「ルーティンワーク」のようなものはありません。

 で、今度は中間選挙のお手伝いになるわけです。来年2月にはお隣の前橋市議会議員選挙、その後には榛東村議会議員選挙です。

 こういった地方の中間選挙では、周辺の地区からお手伝いに出かけるのが日本共産党の習わしで、お互いに選挙活動を支え合うんです。こういうとりくみのなかで、地区をこえた、あるいは県をこえた交流もうまれます。これはこれで楽しいんですよ。大変ですけど。

 

 でもって、夏には参議院選挙です。来年は選挙づくしですねえ。政党は選挙によって議席を獲得し、政治への影響力をのばすわけで、選挙は政党にとってもっとも重要なとりくみの一つです。

 

 そんなわけですから、来年も何かと忙しそうな雰囲気ですが、どうかよろしくお願いいたします。

 


スーツ

2012-12-26 | 雑想

 実は、以前から「糸井は体がでかくてスーツが窮屈そうだ」と指摘をされていたので、選挙直前になってつくることに。イージーオーダーの店を紹介してもらって、採寸を終え、出来上がりを訊くと、選挙期間には間に合わないとのことでした。

 しかし、せっかくだからと注文することにして、選挙が終わって先日、受け取りに行きました。

 試着してみて、いろいろがびっくりでした。パンツのほうは全く問題なかったのですが、ジャケットの方に難がありました。胸まわりは開いたようになり、腹周りはゆとりがありすぎ...。お店の方が、「すみません。もう一度作りなおさせてください」と。手直しという手もあるらしいのですが、急ぎ使う用事がなければ作りなおしたいというのです。それに、一度きちんとつくれば後でまた作ることがあればやりやすいとのこと。

 どうせ選挙には間に合わなかったし、すぐに使う予定もありませんでした。それに対応はとても丁寧にしていただいたので、お願いすることにしました。出来上がるのは来年になってしまいますが...。

 

 私の体はどうも変わっているようで。採寸してあてられたものが一発で決まったためしがありません。思えば結婚披露宴の衣装もそうでした。当日、大慌てでスタッフのみなさんが駆けずりまわっていたのを思い出してしまいました。

 

 それに、スーツを着て快適だと思ったことがない(要するに窮屈な思いしかしていない)ので、今回きちんと作ればやはりあとあとこれが生かされるでしょう。

 

 

 とはいえ、もともとスーツを着なくても良い職業ばかりを選んできたもんですから、普段着はラフなものばかりで、こんなに連日スーツばかり着たのは、私の人生でも初めてです。

 スーツを着る機会が今後あるんでしょうか...。


タイトル変えて続けます。今後もよろしく。

2012-12-25 | 雑想

...と、タイトルで書いてしまえばそれまでのことなんですが。

 

 国政候補者のブログとして、これを始めたわけですが、選挙が終わったからぶっつり終わるというのも、なんだかいい加減な気もしたものですから、西毛地区副委員長の気まぐれ日記として続けることにしました。

 

 もっとも、他にまったく趣味のブログやホームページもあったりするんですけど...。

 

 なお、このブログが続いているからといって、私が何かの選挙の候補者に決まっているとか、そういうことはありませんので、念のため。

 

 総選挙を終えて、実は少しばかり実家へ帰りました。「骨休め」の意味もあって、許可をいただき、実家の福岡県へ。

 格安航空会社の飛行機で。実はこの会社は初めての利用でした。

 

 

 実家へ帰ったのは、骨休めだけではなく、父の墓前に報告をすることと、最近ちょっと体調を崩しがちだった母のことが気になってことでした。

 まあ、結果的には母のことはあまり心配するほどのことはありませんでした。父の墓には母と弟と弟の子どもたちで行ったのですが、すごいみぞれに降られました。父が喜びのあまり号泣したのだと話し合いました。

 ...こういうことを書くと、「共産党は唯物論じゃないのか」などと揶揄されそうな(笑)。

 

 

 とまあ、そんなこんなで、タイトルを変えてこれからもこんな風に続けて行こうと思います。候補者じゃなくなったから、わざわざ名前を出しておくこともないんですが、行きがかり上、当面名前を出しておいて、飽きたら(笑)また別のタイトルでも考えようと思っています。

 

 そんなわけですので、もし、気が向いた時にでもお立寄りくだされば幸いです。これからもよろしくお願いします。


終わりました。

2012-12-19 | 雑想

 総選挙、終わりました。

 結果はもうご存知だと思いますが、一応、遅ればせながら小選挙区群馬5区における結果をご報告いたします。

当 おぶち優子  自民 134685

  こばやし人志 社民   22603

  糸井ひろし  共産   17036

 

 ということでした。

 党内外のみなさんに、いろいろとご協力をいただきました。全力をだしてたたかいぬきましたが、残念な結果でした。

 数字だけを見れば大敗なわけで、ただただ申し訳ないのですが、今後の日本共産党のとりくみをつくっていくうえで、私がみなさんとともにこの選挙をたたかって得たものは大きいと思います。これをさらに育てながら日本共産党を大きくして、みなさんの声を国政に反映させたいと思います。

 

 今回は投票率も低く、自民党自身が得票数も得票率も落としておきながらあんなに多数の議席を獲るというのは、やはり選挙制度に問題があると言わざるを得ません。小選挙区制度に問題あり、です。

 有権者の多くの皆さんも、自民党に対して積極的に支持をしたわけではないと思います。今後一層の努力が私たちには必要です。何しろ、自民党は国民のみなさんの要求に対して、まともな回答(展望)を持っていません。たたかいはまだまだ。

 

 私自身は、これまでのお仕事(西毛地区副委員長)に戻るわけですが、今後の取り組みの重要さを痛感しています。

 

 みなさん、今後とも日本共産党を応援してくださいますよう、心からお願い申し上げます。そして、よろしければご一緒に、日本の社会を新しく変革するとりくみにご参加いただければ幸いです。

 

 


いよいよです

2012-12-03 | 日記

 いよいよ明日から総選挙本番に突入です。「明日からの激務に備えて今日は休め」とのお達しで、今日は一日お休みをいただきました。とはいえ、散髪に行ったり、やり残しのアンケートの回答を書いて送ったり、明日の第一声、どうしようかなどと考えてます。

 

 それはともかく、明日からこのブログも更新ができなくなります。選挙期間が終わるまで、ここはこのままというわけです。

 で、めまぐるしく変化する選挙情勢の中、今回はどういうたたかいになるのか、今日のこの時点での私の思いを書いておきます。政党を選択する際のご参考になればと思います。

 

 今回は、総選挙を目前にしていろいろな政党が出たり消えたり、くっついたり離れたりを繰り返し、何がどうなっているのか分からないかもしれません。3年前にみなさんが「新しい政治」を求めた思いを、どの政党ならきちんと受け止められるでしょうか。

 

 民主党政権の政治が失敗したのは、「アメリカいいなり」と「大企業・財界優先」の古い政治から抜け出せなかったためです。米軍基地やオスプレイの問題、沖縄で続出する地元の方の被害を見れば、その態度は明らかですし、大手電機メーカーの大リストラでも、原発再稼働を巡る問題でも、大企業・財界優先は明白です。

 これらの根本に横たわる大きな理由の一つは、企業・団体献金を受け取り、政党助成金を受け取ってきた政党の体質だと思います。

 どんなに良い政策を掲げていても、政党の体質がこれでは、肝心な時に国民のみなさんの味方になれません。

 政党が主張する政策を精査する事も重要ですが、同時にその政党や議員がどんなお金で活動しているか、運営されているかをよおく見てください。

 日本共産党は、企業・団体献金も政党助成金も受け取ってません。党の財政は、みなさんの募金や事業活動(しんぶん赤旗)によってまかなわれています。自前で活動してるんです。

 

 もうひとつ。今回はとても重大な動きが見られます。個々の政策も大切ですが、この国を戦争のできる国にしようとする勢力が本気でかかっていることを見逃してはいけません。

 領土問題で対外的な緊張状態が続いています。こういう機会を狙って、日本を戦争できる国にしようとする勢力は盛んに活動します。今回は、自民党が「自主憲法制定」と「国防軍」を明記。日本維新の会も同様です。維新の会の石原氏はもっと過激。「核兵器を保有すべき」と言うんですから。

 「みんなが戦争したがらなければ止められる」と思っている皆さん。戦争は権力の強制力を伴います。徴兵制がその典型例。それだけではありません。軍事力を持つということは、戦争をすることが前提の外交を始めることになるんです。いやおうなしに戦争にかり出される社会になります。「殺し、殺される国」が、国民の命や暮らしを守れるはずがありません。戦争を望む勢力が守るのは国体、国家であり、国民ではありません。

...あれ?何だか似たような国が近くにありませんでしたか?彼らの嫌っている国だったと思いますが...。

 

 大手メディアの多くは、今度の選挙を『自・公か民主か第三極か』といった報道に終始しているようですが、こういう選択肢では、政権交代をさせてまで皆さんが求めた「新しい政治」を実現することは不可能です。

 

 日本共産党は、1922年に創立しました。当時は、戦争に反対したり、政治に異を唱える者は片っ端から監獄に放り込まれた時代です。そんななか、苛烈な弾圧を受けながらも、日本共産党は戦争に反対し続け、主権が国民にあることを一貫して主張し続けました。数年前に人気が出た小説「蟹工船」の作者、小林多喜二も日本共産党員として活動し、特高警察に捕らえられて、その日のうちに拷問によって殺害されたという話はご存知の方も多いと思います。

 創立以来90年、日本共産党は平和と民主主義の主張を貫き続けた唯一の政党です。歴史を逆行させようとするものとは、断固たたかい、歴史を前に進めるために全力でとりくみます。

 わたしたち日本共産党が、国民の利益の立場に立って掲げた政策の数々は、決して人気取りとか、感情的な迎合とか、そういうものではありません。日本共産党の基本方針である「綱領」の路線にもとづいて考えています。

 そして、ひとたび掲げた政策は、責任を持って最後まで貫けるという体質と実績を持っている政党です。

 

 今回の総選挙は、単純な政党選択ではありません。日本の行方を決める重要な選挙です。「財界中心の政治をこのまま進めて、戦争のできる国づくりを許すのか」、それとも、みなさんが3年前に目指した「『国民が主人公』の新しい政治」をつくる、本当の第一歩を踏み出すかが問われています。

 12日間、私も日本共産党の議席を倍に伸ばすために全力で駆け抜けます。日本共産党への応援だけでなく、今度は力を貸してください。