糸井ひろしの気まぐれ日記

日本共産党群馬県西毛地区委員会役員の日々のあれこれ

昨日と今日

2012-08-30 | 日記

 昨日はうっかりブログ更新を忘れていました。せっかく有権者のみなさんとお話できたのに。

 安中市で、党支部の方や読者の方と語り合う機会を得ておじゃましました。司会をつとめたのは、党安中市議の桜井ひろ江さんです。

 「糸井さんから、10~15分くらいで、現在の情勢などについて話していただいて、みなさんとの懇談を」と桜井さん。さて、弱りました。というのも、今の情勢、話どころが多すぎて10~15分にまとめるというのは難しい。というわけで、思い切って具体的な問題の一つひとつではなく、諸々の問題の根本がどこにあって、どうすれば良くなるのか、そして、日本共産党へ力をお貸しいただきたい旨をお話しました。

 参加者から出てきたのは領土問題と日本の外交力についての問題やオスプレイ配備の問題。そして日々の暮らしと消費税に対する怒りでした。農家の方もいらしたためか、TPPの問題も関心があったようです。

 

 いろいろとお話していくなか、ある党員が「自民党がダメだということで民主党に政権を移したわけだが、これもだめだった。橋下『維新の会』はどうもあやしい。となれば、今度は日本共産党ということに」と話すと、参加者の一人が、「そんな風に言ってくれればわかるんだよ。難しい理屈を話してもらうより簡単でいいや」と発言。会場が大きな笑いに包まれました。

 そう話すだけでわかっていただけるなら、私も苦労はしないんですが。実際、自民から民主へ政権を移したようには、日本共産党へ、とはいかなそうなのが、これまで私が有権者のみなさんと話してきて感じているところです。

 

 そこには、単に日本共産党の議席数が少ないとか、力が弱いといったことだけでなく、プロパガンダによる偏見や誤解など、日本共産党への根強い抵抗が完全に氷解してはいないこともあると思います。そこは、私たちも腰を据えてしっかりとりくんでいかなければならないところと言えそうです。

 

 

 今日は今日とて、「しんぶん赤旗」を地域の党員と一緒にお勧めに回りました。暑い日が続きますね。車で移動しているとはいえ、やはり疲れてくるものです。

 とある場所で、自動販売機で小休止をとりました。ずらりと並んだ自動販売機。こんなものがあって少々興味をひかれました。

単価は300円のものが多かったかな。もっとも、暑い日中には買う気がしませんでしたが、冒険心をくすぐられる気がしませんか?

 


吉岡町もオスプレイで

2012-08-28 | 日記

 北群馬郡吉岡町といえば、相馬ヶ原の自衛隊第12旅団のある榛東村のお隣。この町の町長へ、例のオスプレイ配備中止と米軍艦載機の低空飛行訓練中止を求める要請を行いました。

 正確には、「配備中止と低空飛行訓練中止を求める要請を行うよう要請」するのですが。

 

 

 こちらからは、吉岡町議の小池春雄氏、川田敏彦党北毛地区委員長と、吉岡支部の党員二人が出席しました。

 ひととおり、こちらから趣旨を説明して、意見交換など行いました。吉岡町は、現状でも相馬ヶ原の訓練などによる騒音、米軍の低空飛行訓練の騒音で迷惑を被っている土地。まして12旅団を拠点にしたオスプレイ訓練などの可能性を多分にはらんでいるところです。

 二人の党員の方も、「オスプレイは必ず12旅団に来ると言える。その前提で、住民の命を守ると町長の意思を固く持って、積極的に国や米政府にはたらきかけてもらいたいというお願いをしに来た」と力強く訴えました。

 

 吉岡町長も、「年に1,2度は12旅団に行って視察などを行っている。今後は、オスプレイのことも念頭に入れながら必要な対応をしていきたい」と語りました。

 


自衛隊の訓練にもの申す

2012-08-27 | 日記

 北群馬郡には自衛隊の第12旅団駐屯地があります。ヘリコプター旅団で、演習地もあります。

 今朝になって、渋川市議の角田よしかずさんから電話があり、「実は、自衛隊が武器を装備しての行軍訓練を行うらしい。中止を求めて申し入れに行くのだが、一緒に行くか?」とのお誘いがあり、行くことにしました。

 まさに寝耳に水だったので、午後にくんでいた予定を変更して、集合場所の党北毛地区委員会事務所へ。何しろ事情がよく分からないので、予習をしようと、ちょっと早めに行きました。

 

 予測通り、事務所にはそれなりに資料がそろっており、目を通してみると、実施日はなんと明日。聞けば、渋川市議団も、昨夜遅くに初めて知らされたとのことでした。

 そんな、あまりに急なことですが、そんなことがまかり通るのか。自治体に申請されていたコース予定図を見て、さらにびっくり。スタートは伊香保町で、武器を携行しないながら、伊香保の観光街を歩いて行って、森林公園で武器を装備、携行して相馬ヶ原の演習場をゴールに設定してあります。

 

 いろいろと確認するうちに、この申し入れ、群馬県平和委員会や安保破棄実行委員会が中心になっていることがわかりました。そこで時間になったので、現地へ向かいました。自衛隊の施設内に足を踏み入れるのは生まれて初めて。少々緊張しました。

 自衛隊第12旅団は、広報の方が対応。こちらからは安保破棄実行委員会や群馬県平和委員会、党県委員会、酒井ひろあき県議と事務局、そして渋川市議団の角田さんとかとうさん。で、私と、総勢9人でのぞみました。

 

 懸念されたコースについて、私たちが持っていた資料は古く、後日コース変更で、伊香保の観光街を歩くルートはなくなったことが確認されましたが、武器を携行して歩くことについては、「上層部に趣旨を伝える」との返事でしたが、「今から変更は難しい」という内容でした。

 この申請が渋川市、吉岡町、榛東村に提出されたのは7月末とのこと。その後8月7日にコース変更を伝えているとのこと。

 酒井県議が「県立の森林公園を使用することになっているが、県に使用の要請を出したのか」と質問すると、この場では確認できていないとのことでした。

 さらに、党県国政事務所のたなはしさんが「森林公園は、癒しの場として、またトレッキングにも良いとして県のホームページでも広くお誘いしている。野鳥も多く、観察に訪れる人も多い。そういう場所で、迷彩服を着た多人数が、そこで武器を装備してぞろぞろと歩く光景を見て、人々が癒されるだろうか」と問いただすと、広報の方も回答に窮しました。

 

 申し入れは、訓練内容の公表がされないことと関連して、低空飛行訓練やオスプレイの配備にも及びました。今のところ、オスプレイの配備や訓練の要請などは米軍からは来ていないとのこと。しかし、「そういう話があった場合は、早急に自治体や住民に公表してもらいたい」と、強く要請してきました。

 

 12旅団は敷地内で庁舎を建設中でした。その都合で、普段こうした面談に使用する面会室が工事関係にも使用され、ただでさえ狭い部屋に、モノはあるし、人はぞろぞろ入るしで、立ったままでの話し合いとなりました。

 

 演習地の中でやればよいものを、わざわざ一般道に出て行うこと、しかも武器を装備しての訓練です。周辺の住民に不安を与えるのは明らか。なし崩しにこういうことを進めるのはやめてもらいたいものです。

 


楽しく

2012-08-26 | 雑想

 今日の夕方、イオンショッピングモール高崎前で、4区予定候補のはぎわら貞夫さんと一緒に、いつものように街頭宣伝を行いました。

 えっと、実は前々から「演説は苦手」とここで書いてましたが、その理由の一つは、「時間が読めない」ことなんです。いいかげん慣れて来ると「これくらいで何分」とか、「これとこれをこれくらい話せば何分」とか、何となく分かるらしいのですが、私はそれがうまく出来ません。

 だいたい感覚的に、短いときで7~8分、長くても10分程度お話するのが精一杯。で、たまに周囲から「短い」と言われる事もあります。

 イオン前の宣伝では15分くらいを目安にお話することを目標にしているのですが、これが15分にとどかないことが多いのです。

 

 今日は、何がなんでもがんばって少し長めにお話ししようと密かに決意して宣伝カーの上に登りました。

 オスプレイについて、オスプレイが「欠陥機」であること、自衛隊の低空飛行空域を米軍が好きに使っていること、オスプレイの訓練が60mの超低空飛行訓練を想定していることなどを、群馬の上空を飛ぶ可能性や、日本の防空とは無関係な事などを指摘しながらお話。ついで、原発ゼロを求める首相官邸前行動に呼応して、高崎駅前でも行動が始まっていること。消費税増税のことなどをお話ししました。

 

 それぞれをいつもより丁寧に話して、「あ、今日は長い」と自分でも思い、切り上げて4区のはぎわらさんにマイクを渡しました。はぎわらさんは、いつもより短く、きちんと時間を調整してくださいました。すごい。

 終わってから聞くと、なんど22、3分もしゃべっていたそうです。候補者活動はじまって以来の最長記録!

 

 

 って、こんなことで、きちんとした演説会などで話ができるのか。と自分で自分にツッコミをいれたくなりました。

 どこでしゃべろうともそこで「本番」には違いないのですが、イオンでの宣伝は、私にとって、いろいろな試練の場でもあったりします。

 

 元教師のはぎわらさん、話をするのは余裕のよっちゃん。「ここでの宣伝は手を振ってくれる人も多くて、ストレス解消にいいよね。楽しくやろうよ」だそうです。う~ん...。

 

 

 


なんもく村で

2012-08-25 | 日記

 南牧村の団体から、各党へ懇談会の申し入れがあり、日本共産党からは紙智子参議院議員と伊藤ゆうじ県議、そして小菅啓司群馬県委員長と私が参加することになりました。

 

 南牧村(なんもくむら)といえば、長野県との境にある、高齢者が人口の過半数を占める村です。5年程前でしたか、台風9号によって甚大な被害を受けた土地でもあり、その頃ちょうど目前に控えていた村議選に、私もスタッフとして関わったことがありました。

 その前の年には、村の文化祭の一部で、シンポジウムとして各党の国会議員が招かれたことがあり、わが党から塩川鉄也衆議院議員が出席。その取材に私も行った記憶があります。その頃は、まさかお話する立場でこういう場に来るとは思いもしませんでした。

 

 今回の懇談会は、各党が別個の日程で行われ、今日が日本共産党の日ということのようでした。紙智子参議院議員が、最初にあいさつとあわせて、過疎村についての村おこしや産業のとりくみなど、党の政策について語り、伊藤県議も、県政の現状や政策について語りました。

 参加者からは、主催者も含めて、村の防災や災害予防のための要望や、観光資源の活かし方などの提案など、多岐にわたる要望やご意見をいただきました。

 

 そのうち、国政の話なども出てくるようになり、「衆議院はいつ解散するんですかね。今日でも解散してもらいたい」「毎年首相が変わるような政権じゃダメ」など、率直なご意見もいただきました。

 

 

 懇談会のあと、伊藤県議と一緒に、浅川よしのぶ村議に案内してもらいながら、懇談会のときに出された「危険箇所」を見て、近くに住む住民の方から、状況などをうかがいました。

 

 南牧村へは、現地に党の村議がいることもあって、ときどきおじゃまするのですが、いろいろあっても景観はなかなか素敵なところで、たまに行くと癒されるんですよねぇ...。

 

 今度は中判カメラを持って撮影に来ようと、密かに思いました。...って、ここで書いたら密かでもなんでもないか。