糸井ひろしの気まぐれ日記

日本共産党群馬県西毛地区委員会役員の日々のあれこれ

突き抜けた人の強さ

2013-10-28 | 日記

 昨日、高校PTAの「合同研修会」を行いました。

 まあ、PTAのOBも現役も集まって、学びながら交流しようという取り組みでして、これは他の、特に普通科進学高校にはないんじゃないでしょうかね。

 今回は、高校のスクールカウンセリングの先生をお招きして、お話をうかがったあと、参加されたみなさんで座談会という内容でした。

 実は昨年も同じ内容でやったら、参加されたみなさんの評判が良かったので、今回も行いました。

 定時制高校に入ったはいいけれど、素行が心配とか、以前は真面目だったのにとか、お子さんが高校へ入るまでにいろいろな苦労をされた親御さんが多いので、こういう集まりで悩みを共有したりする機会があるといいんですよね。

 今回は、いろんな行事や取り組みがあったようで、参加人数は多くありませんでしたが、みなさん率直に思いを語り、悩みを共有したり、先生にご意見をうかがったり、充実した時間となったようです。

 

 スクールカウンセリングの先生も、最後までお付き合いくださり、ありがたいことでした。多謝。

 

 小・中学校の頃から「規格」から外れたことを放置され、行き場をなくした子どもたちと、「規格」に縛られて辛い思いをしてきた親御さんたちのリアルな話をうかがい、改めて、「我が家はそれほどの苦労はしてないな」と感じます。

 PTAというと、自分の時間を拘束されて学校に仕えるかのような印象を持っている人も多いと思います。小中学校の役員決めで、恐ろしいところを見たこともありました。

 本来、親と教職員とで、子どもの育つ環境を良くしていこうということが趣旨であり、親同士の理解や親と先生方との理解も必要なはずで、親同士も教職員とも互いに懐疑的では良くなるはずもありませんよね。

 

 加えて、この高校は、いろんな苦労をされた親御さんが多いので、こういった集まりで、直接解決できなくても、ホッとする時間くらいあったほうがいいと思います。

 

 もっと多くの会員さんが参加されるように、知恵も使わないとなあ...。


自転車いじり 中間報告

2013-10-21 | 雑想

 「中間報告」というには、ちょっと進みすぎた気も...。

 今日は天気が良かったので、試走がてら、コリブリで出勤しました。

 

 ブレーキブラケットの取り付け位置やハンドル取り付けの角度、シフトレバーの調整など、やることはまだあるのですが、「とりあえず付いて」「とりあえず走れる」状態なので、やってみました。

 

 今回のプチランドナー化にあたって、もっとも頭が痛かったのはシフト周り。一部のパーツが適応しなかったというのは、まさにここでした。

 うまいことに、ロードバイク用のWレバーをハンドルに取り付けるためのパーツなんてものが販売してありましたので、それを買って、レバーを取り付けました。調整が必要ではありますが、とりあえず使えてます。

 今回、実は20年ぶりに現役復帰を果たしたパーツがあります。初めて買ったロードバイクに付いていたパーツで、ブレーキレバーとシフトレバーがそれ。

 SHIMANO RX100という入門グレードのパーツなんですが、グレードアップする際に取り外し、後生大事にとっておいたんです。それが今回は重要な役割を担うパーツとして復帰しました。

 

で、ブレーキおよびシフトワイヤーのアウターケーブルは黒→オレンジへ。サドルも、これまではロードバイクで使用し、へたったアリオネをつけておりましたが、快適でちょっとおっされーなサドルに交換。やっすいサドルですが、スプリングもついてて快適です。

 

 メカニカルな部分では、シフトの調整と各部の取り付け位置の微調整、そしてバーテープを巻く作業です。バーテープはコットンを使用します。懐かしいです。

 

 

 後は、リアキャリアに載っけるバッグが来れば(小型のフロントバッグは入手済み)、ちょっと背伸びしたランドナーっぽいバイクになりそうです。

 

 完成したら、また報告したいと思います。


自転車いじりの悦び

2013-10-14 | 雑想

 今回は全くの趣味の話。

 自転車が昔から好きで、ルーツを辿ると、幼少の頃、「自転車さえあればどこへでも行ける」という思いや喜びがあったことだと思います。

 自転車好きの人は、その頃の気持ちをずっと持っている人が多いような気がします。

 私が幼少の頃は、スポーツ車といえば小旅行車(ランドナー)が主流でした。最高峰、高級車はロードバイク。

 中学の頃には、小学生の時に買ってもらった自転車をいじり倒し、親に叱られながらも、パンク修理や多少の部品交換は自分でできる程度には覚えました。

 高校の頃、後輩が乗っていたMTBに度肝を抜かれ、オートバイにも憧れていた当時の私は、ランドナーのハンドルをフラットバーに交換するなど、カスタマイズを楽しむようになりました。

 学生の頃も、運転免許を持っていない私にとって、自転車は大切な「足」でした。

 結局、オートバイの免許を取る機会にも恵まれないまま、自転車ばかり。さぞかしあちこち行ったのだろうと思われるかもしれませんが、実はそうでもありません。

 社会人になって、少年時代の憧れのロードバイクを買って乗るようになりました。崩れた乗り方なりに楽しんでいましたが、それにも限界が生じます。 レースをするでもないのに、スピードばかり上げて街行く人の安全を脅かしたりする行為は迷惑なだけ。

 私も身の丈を知る年頃になったのだと思いつつ、ランドナーへの憧れがフツフツと湧いてきているわけですよ。しかし、最近少し脚光を浴びつつあるランドナーも、シェアが小さく、それなりに価格も。

 

 ならば、今お散歩がわりに乗っているプジョーのコリブリ"18をカスタマイズして、「なんちゃってランドナー」に仕立てようじゃないか、と思い立ったわけです。

 

 現在、ポジションがちょっと窮屈なため、ハンドルバーの位置を遠くへするためのエクステンションパーツを取り付けており、ホイールも、より廉価で、どこででも手に入るモノを、と、リムのバルブ穴を加工して、仏式バルブから英式バルブへ変更し、やっすいタイヤを履いております。サドルもスプリング付きのクッション性の高いものに交換。

 泥除けも、収納時にスタンドとして活用するためのリアキャリアもついています。フロントのチェーンリングもそこそこ大きく、リアはワイドに組んでありますから、ノーマルのままでも、平地ではそれなりにスピードに乗ることもできますし、登坂もがんばれます。

 ポタリング用としては快適すぎ。むしろ日帰りのサイクリングにはうってつけではなかろうかと思うわけです。

 

 あとは、これをドロップハンドルにする。

 

 ドロップハンドルが大好きなんです。フラットバーよりも楽なんですよねえ。

 自転車をいじったことのある人はご存知かと思いますが、ただハンドルとブレーキレバーを交換すればすむ話ではありません。

 シフトレバーも交換しますし、使用するブレーキワイヤーも異なります。あ、ロード用のブレーキレバーなもんで。20数年前に、初めて買ったロードバイクについていたレバーを流用します。

 ワイヤーの取り回しや各部の調整など、素人には結構な大手術です。

 

 一通り部品を集め、さて、どうなることか。

 


娘の行く道は????

2013-10-12 | 雑想

 我が家の下の娘たちも、高校3年生。もう後期授業が始まりました。上級の学校や専門学校に行きたいと言うでもなく、かといって就職活動をしているようにも見えず、先生方もさぞやきもきしていることでしょう。

 

 誰もが、必ずしも望み通りの道を歩けない現状で、娘たちがなにを考えているのか、ふと聞いてみました。「好きなことはある。やりたいことはあるんだけど、それで食べていけるかといえば多分無理。かといって、どんな仕事につけばいいのか、自分の力や向き、不向きがわからない」という答えでした。

 夢も希望もないわけではないので、ちょっと救われた思いがしました。絵や音楽で食べていくというのは大変なことだと思います。まあ多分、娘たちでは難しいでしょう。そのことは自覚しているようです。

 

 今の娘たちの成長スピードが、実年齢に追いついていないことも確かです。まあ、990gと880gで産まれた子らが見た目の体格は「平均的」と言えるまでに成長したのですから、それだけでも感謝です。情緒の成長が遅いのも、いじめられて育ったおかげで、他人との社会形成が十分にできてこなかったせいもあるでしょう。

 とはいえ、18歳という年齢と社会は待ってはくれません。親としては、もうとっくに覚悟していますので、あまり口やかましく言いませんが、本当にいろんなことが身について、自らの道を選んで歩き出すにはもっと時間が必要でしょう。

 

 1kgに満たないうちに生まれた我が子ら。スタートから大変だった子たちが、同い年の子たちの中でこれまで必死で頑張ってきました。結果として報われないことも多いですが、それでもここまで元気に生きてきました。

 「あれができないからダメ」「これを知らないからダメ」と、今の社会(というより、企業か)から求められている資質としては、不足してる部分が数多く、就職が困難なことも容易に予測がつきます。

 

 でも、一所懸命がんばって「どっこい、生きている」娘たちに、エールを送り続けたいと思います。

 


黙ってはいられない!

2013-10-02 | 日記

 昨日、安倍首相が消費税増税を「法律にしたがって」増税することを発表しました。来年4月に8%になるということです。

 黙ってはいられません。まあ、黙っていてはいけない立場でもありますが(笑)。

 

 消費税がこれまでどんな使われ方をしてきたかは、これまでの経緯で明らかです。少なくとも社会保障にきちんと充てられ、それが社会保障の拡充に役立たなかったことだけははっきりしています。

 「消費税増税はやむを得ない」とか、「賛成」というご意見をいただくこともありますが、その理由を聞くと、多くが「国民の社会保障の財源になるなら」というもの。しかし、そうなってこなかったし、今回もそうならないことは明らかです。

 

 そもそも、社会保障は「社会が一人一人の国民の人間らしい生活を保障する」ものであり、彼らが「社会保障の基本的な考え方」と称して使う「自助」「共助」とは、前提から違います。社会保障に「自助」「共助」を持ち込むこと自体が憲法に反しているんです。

 加えて、「受益者負担」などと言って、「利益(サービス)を受ける者が負担する」と言って、お金の有無で「人間らしい生活」の保障に格差をつけたり、「民間に任せればうまくいく」と言って、国が負うべき責任を放棄したり。

 まだ間に合います。首相に消費税の増税を諦めさせ、中止に追い込みましょう。まだあきらめるところではありません。みんなが声を上げることがとても重要なんです。

 

 〝自民党が圧勝〟なんて報道されましたが、実はそんなことないってこと、もう皆さんご存知でしょ?国民の怒りを「どこ吹く風」と無視できるほど、自民党も強くはありません。

 みなさんの声が、運動が、彼らの行動にブレーキをかけることは可能です。「この声を無視したら自分はこの椅子に座っていられなくなる」と、彼らに思わせるほどの声が、運動が必要です。

 

 みなさんと一緒に、日本共産党はがんばります。