糸井ひろしの気まぐれ日記

日本共産党群馬県西毛地区委員会役員の日々のあれこれ

いっせい地方選へ

2014-04-11 | お知らせ

 日本共産党西毛地区委員会は9日、来春の高崎市議選に向けた候補者を、高崎市役所内の記者クラブにて発表しました。

 

 来年4月に行われる高崎市議選では、現職3人のうち、依田よしあき市議を残して竹本まこと市議と清塚なおみ市議が勇退。新人2人を擁立し、あわせて3人の議席獲得を目指します。

 

 地区委員長として同行した私が発表したわけですが、想像していたのとは違いました。まあ、そんなものかも知れませんけど。

 かつて群馬5区で立候補の記者発表を行ったときは、場所は県庁内の記者クラブで、部屋に入ったとたん、ずらりと並んだ記者やカメラに、いっぺんにあがってしまったのを思い出しました。

 しかし、今回はそんなこともなく、相手の記者さんは4社。静かに進行しました。あ、国政のときも静かでしたけどね。とはいえ、これはこれで初めての経験ですから緊張ですよ。あとで予定候補の一人から「糸井さん、緊張してましたね」と笑われました。ほっとけ(笑)。

 何を訊かれるかわからないところへ飛び込むのって、度胸のいることですよねえ。

 余談ですが、「共産党さんは、3人で固定ですか?」という質問をいただきました。「そんなつもりは毛頭ありません。狙えるとふめば4でも5でも」と返事をしておきました。

 国政や県政の場合は、各紙に記事として載っかりますが、市議選の場合は候補者が多いために、新聞各社は不掲載が通例なのだそうで、記者発表後、党内でも問い合わせがありました。「候補者の発表はやったの?」と。新聞に載っていないので心配になったそうです。

 ちなみに、翌10日には、群馬県委員会が、来春の県議選で現職2人を擁立することを発表しました。前橋選挙区では酒井ひろあき氏、わが高崎市選挙区では伊藤ゆうじ県議です。

 群馬県党は今回も3議席獲得をめざして奮闘します。前回県議選後、それまで2人で交渉会派になれたのが、3人以上でなければならなくなりました。県議選での3議席獲得は、民意がより県政に反映されるもっとも確かな道です。

 精進、精進。

 


社会科見学

2012-11-12 | お知らせ

 今日は金井久男市議と一緒に訪問。訪問先は、プラスチック部品成形の会社と碓氷製糸工場です。

 プラスチック成形会社の社長さんとお会いして、お話をうかがいました。長年のお得意さんがいるので、簡単に事業をたたむわけにもいかないけれど、決して安泰な状態ではないとのこと。中小業者のみなさんの苦しみは、町工場に務めていた私もよく分かるつもりです。

 私が直接経営に携わったわけではありませんが、小さな工場だと経営の良し悪しって、伝わるもんです。発注元、取引先の言いなりにならなければ仕事ももらえず、ようやく仕事を受けられても、すぐに「コストダウン」=単価切り下げが行われ、極端に短い納期でも受けざるを得ず、納期を守ると、また単価切り下げ。

 

 日本の技術や生産を支えてきた町工場。言葉ではいろいろ激励もされますが、経営などは、とどのつまりが「自助努力」と「自己責任」です。こういう部分だけは大企業と横並びで評価される。結局大事にはされていないんです。

 中小だろうと大企業だろうと、仕事のやりとりをやる以上は対等に話し合いができるようにならなければ、中小業者の努力にも限界があります。

 

 この工場を後にして、次に訪れたのは碓氷製糸工場。群馬県の誇るべき伝統的な工業、絹の生糸を作ってきている工場へお邪魔

して、見学もさせていただきました。

 「原料がない」と、組合長さん。原料となる繭をつくるための養蚕を行う農家がどんどん減っていて、「いつまで続けられるだろうか」という状態だそうです。

 現在養蚕を行っている農家は全国で600軒程度だそうです。高齢化もあり、当然後継者の問題も深刻。原料がなければ作りようがありません。

 工場を案内していただきながら、見学をさせていただきました。

 細く、繊細な繭から糸をとりだす光景はとても素敵。「メカ好き」の私のハートを一撃で射抜きました。

 

 とにかく人の手がかかる作業。そして繊細な作業です。絹の高価さを思い知ります。

 品種のまったく違う繭から糸を取り出す人たち。ここには人がつきっきりです。

 

 「バブルの時代、繭の値段だけが下がっていった。農家のみなさんは、もうからないからやらなくなる。ここがターニングポイントだった」と組合長。なんだか「もしTPPに参加したらこうなる」話を先取りにしたような話です。

 桑畑もすっかり減り、養蚕をしている農家も周辺では1軒だけになったのだそうで。これを「文化遺産」にするのか、産業として位置づけ、復興させるのか...。


10月14日に

2012-09-25 | お知らせ

 来る10月14日(日)、午後2時より、日本共産党群馬5区選対の主催で、演説会を行います。

 場所は、榛東村南部コミュニティーセンターです。

 弁士は衆議院議員の塩川鉄也です。北関東ブロック担当で、この間、オスプレイ配備をめぐって、群馬上空での訓練飛行ルートの調査を行うなど、精力的に北関東4県を駆け回っている人です。

 あ、私もちょっとご挨拶をする予定です。

 

 みなさんお誘い合わせて、ぜひお気軽にお出かけください。