糸井ひろしの気まぐれ日記

日本共産党群馬県西毛地区委員会役員の日々のあれこれ

旅自転車への回帰

2015-08-27 | 趣味

 久しぶりの投稿で趣味の話で恐縮ですが、今回も分からない方は容赦なく置いて行きますw

 私が幼少の頃は「ドロップハンドル」の自転車こそが「オトナの自転車」でした。ドロップハンドルというのは、ざっくりした言い方になりますが、今流行のロードバイクについているハンドルです。

 小中学生の頃は、「ドロップハンドル禁止令」があったようで、乗れませんでした。初めて買ったのは丸石ROAD ACE。エントリーモデルの、いわゆる「ヨンキュッパ」です。でも嬉しかったなあ。この自転車で、中学卒業記念に、仲間たちと長崎まで走ったことは、私にとって一生の宝です。

 その後、MTBに浮気したり、あこがれだったロードバイクに乗るようになったりしていました。

 しかし、そのロードバイクのパーツに劣化が生じ、競技として乗ることもなくなった今、再び注目したのが「ランドナー」という小旅行用の自転車です。

 もともと勝負に執着するタイプではなく、ストイックな走りができなくなってもいます。しかしいかんせん、MTBの台頭によって、かつての旅自転車はシェアが小さく、探すのに苦労しました。いままた、少し人気が出ているようですね。

 

ドロップハンドルのスポーツ車ですから、ランドナーやロードバイクなど、自転車にあまり興味のない方は、ぱっと見、見分けづらいかもしれませんが、いろいろと違いがあります。

 ロードバイクは、本来競技用。速く走ることだけを追求した自転車で、馬に例えればサラブレッド。一方、ランドナーは荷物を載っけてキャンプや宿泊などをしながら走るための自転車で、実用上の機能も盛りだくさん。頑丈さが取り柄です。農耕馬ですね。ばんえい馬とまではいかないと思います。質実剛健の結晶、実用車こそがばんえい馬と呼ぶにふさわしいのではないでしょうか。

 

 ま、そんなわけで、オトナのゆとりを楽しむ自転車に乗ることにしたのでした。旅自転車は30年ぶりの購入ですよ。

 

 とはいえ、買ったのはやっぱりエントリーモデル。どうもMTBがベースのような...。それでも、鉄フレーム、実用満点の泥よけに26インチタイヤ。さすがに重い。でもやっぱり、気持ちに余裕を持って走れていいです。ロードバイクはついついスピードなどに気を取られて...。

 

 

 そうそう、通常ショップが取り寄せる場合、「7分組」と言われる、半完成品をショップで組み立てて完成させるのが通常。今回はネットで購入しました。身長をお伝えしておいて、そこそこのセッティングになっていましたが、ブレーキブラケットの取り付け位置がまずく、そのせいでハンドルバーの取り付け角度もおかしな感じです。

 

 メーカーでブレーキレバーを取り付け、バーテープを巻いて出荷しているのでしょうから、ここはメーカーさんに、ちゃんと基本の位置で取り付けてもらいたかったなあ。新しいバーテープをはがすのって、ちょっともったいない気がします。

 もうひとつ気になるのは、フロントブレーキの「鳴き」です。ブレーキをかけたときに「キュー」とか「プァーン」とか音がするのは周囲にも迷惑ですし、何より恥ずかしい。修正を試みていますが、まだ上手く行きません。

 

 それから、補助ブレーキも外したい。サドルは交換しました。革製です。でも英国製ではありません。一本足のサイドスタンドも付けました。ロードバイクには付ける気がしないのですが、ランドナーだからこそ、これはオッケー。

 

 あとは前後にキャリアをつけて、ハンドル回りのセッティングを煮詰めて...で、本格的に始動となるかな。

 

 あ、今日は試走のつもりで、こいつで出勤したのでした。