糸井ひろしの気まぐれ日記

日本共産党群馬県西毛地区委員会役員の日々のあれこれ

いよいよです

2012-12-03 | 日記

 いよいよ明日から総選挙本番に突入です。「明日からの激務に備えて今日は休め」とのお達しで、今日は一日お休みをいただきました。とはいえ、散髪に行ったり、やり残しのアンケートの回答を書いて送ったり、明日の第一声、どうしようかなどと考えてます。

 

 それはともかく、明日からこのブログも更新ができなくなります。選挙期間が終わるまで、ここはこのままというわけです。

 で、めまぐるしく変化する選挙情勢の中、今回はどういうたたかいになるのか、今日のこの時点での私の思いを書いておきます。政党を選択する際のご参考になればと思います。

 

 今回は、総選挙を目前にしていろいろな政党が出たり消えたり、くっついたり離れたりを繰り返し、何がどうなっているのか分からないかもしれません。3年前にみなさんが「新しい政治」を求めた思いを、どの政党ならきちんと受け止められるでしょうか。

 

 民主党政権の政治が失敗したのは、「アメリカいいなり」と「大企業・財界優先」の古い政治から抜け出せなかったためです。米軍基地やオスプレイの問題、沖縄で続出する地元の方の被害を見れば、その態度は明らかですし、大手電機メーカーの大リストラでも、原発再稼働を巡る問題でも、大企業・財界優先は明白です。

 これらの根本に横たわる大きな理由の一つは、企業・団体献金を受け取り、政党助成金を受け取ってきた政党の体質だと思います。

 どんなに良い政策を掲げていても、政党の体質がこれでは、肝心な時に国民のみなさんの味方になれません。

 政党が主張する政策を精査する事も重要ですが、同時にその政党や議員がどんなお金で活動しているか、運営されているかをよおく見てください。

 日本共産党は、企業・団体献金も政党助成金も受け取ってません。党の財政は、みなさんの募金や事業活動(しんぶん赤旗)によってまかなわれています。自前で活動してるんです。

 

 もうひとつ。今回はとても重大な動きが見られます。個々の政策も大切ですが、この国を戦争のできる国にしようとする勢力が本気でかかっていることを見逃してはいけません。

 領土問題で対外的な緊張状態が続いています。こういう機会を狙って、日本を戦争できる国にしようとする勢力は盛んに活動します。今回は、自民党が「自主憲法制定」と「国防軍」を明記。日本維新の会も同様です。維新の会の石原氏はもっと過激。「核兵器を保有すべき」と言うんですから。

 「みんなが戦争したがらなければ止められる」と思っている皆さん。戦争は権力の強制力を伴います。徴兵制がその典型例。それだけではありません。軍事力を持つということは、戦争をすることが前提の外交を始めることになるんです。いやおうなしに戦争にかり出される社会になります。「殺し、殺される国」が、国民の命や暮らしを守れるはずがありません。戦争を望む勢力が守るのは国体、国家であり、国民ではありません。

...あれ?何だか似たような国が近くにありませんでしたか?彼らの嫌っている国だったと思いますが...。

 

 大手メディアの多くは、今度の選挙を『自・公か民主か第三極か』といった報道に終始しているようですが、こういう選択肢では、政権交代をさせてまで皆さんが求めた「新しい政治」を実現することは不可能です。

 

 日本共産党は、1922年に創立しました。当時は、戦争に反対したり、政治に異を唱える者は片っ端から監獄に放り込まれた時代です。そんななか、苛烈な弾圧を受けながらも、日本共産党は戦争に反対し続け、主権が国民にあることを一貫して主張し続けました。数年前に人気が出た小説「蟹工船」の作者、小林多喜二も日本共産党員として活動し、特高警察に捕らえられて、その日のうちに拷問によって殺害されたという話はご存知の方も多いと思います。

 創立以来90年、日本共産党は平和と民主主義の主張を貫き続けた唯一の政党です。歴史を逆行させようとするものとは、断固たたかい、歴史を前に進めるために全力でとりくみます。

 わたしたち日本共産党が、国民の利益の立場に立って掲げた政策の数々は、決して人気取りとか、感情的な迎合とか、そういうものではありません。日本共産党の基本方針である「綱領」の路線にもとづいて考えています。

 そして、ひとたび掲げた政策は、責任を持って最後まで貫けるという体質と実績を持っている政党です。

 

 今回の総選挙は、単純な政党選択ではありません。日本の行方を決める重要な選挙です。「財界中心の政治をこのまま進めて、戦争のできる国づくりを許すのか」、それとも、みなさんが3年前に目指した「『国民が主人公』の新しい政治」をつくる、本当の第一歩を踏み出すかが問われています。

 12日間、私も日本共産党の議席を倍に伸ばすために全力で駆け抜けます。日本共産党への応援だけでなく、今度は力を貸してください。

 


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