糸井ひろしの気まぐれ日記

日本共産党群馬県西毛地区委員会役員の日々のあれこれ

「いじめ」について

2013-04-29 | 日記

 昨日、民青同盟の群馬県委員会の主催で「いじめ・体罰を考えるしゃべり場」が開かれました。

 私の子どもたちもいじめられていましたので、この問題には関心が高く、「是非」とみんなで出かけました。私も、中学生のころにはいろいろとトラブルを抱えていましたし、いじめられた親としての思いもあります。今を生きる若者たちがどんな思いでいるのか、興味津津。ちょうど「参加させてほしい」と、元教員のはぎわら貞夫さんの申し出もあり、一緒にお願いして参加させていただきました。

 元教職員やいじめられた子の親が、こういう場に参加するのは、興味はありつつ、一方では気が引けてもいました。が、いざ始まってみると、いじめを経験した本人、そしてそんな子を育ててきた親、そういう現場で働いていた教職員の多角的な発言で、それぞれに新しい発見があり、とても有意義な集まりになったと思います。

 「いじめ」をどうとらえ、どうしていけばいいのか。これはとても難しく、根の深い問題です。

 

 私が親として経験したなかで、教員の対応にがっかりさせられたことは数多く、苦心もしました。教職員のみなさんも、苦慮されている問題でもあるでしょうから、教職員を責めるわけにもいきません。

 といって、そのときそのときに、いじめた加害者を呼びつけて謝罪させたところで、本人たちが本気で反省もしていなければ、何の効果もありません。でも、その子の性根が悪いとか、そういうことではないんです。ですから、その子を責めるわけにもいかない。

 「そんなことをするのは、親のしつけが悪いからだ」と言い切る方もいらっしゃいました。しかし、その人の子が私の子をいじめていたという事実もあります。親のしつけのせいにして、親を責めるつもりも毛頭ありません。

 

 つまり、親としては、「いじめをなくしたい」と思っても、そう簡単にはいかないことがいやというほどわかっていますし、今目の前でいじめられている子に、「なくならないからあきらめろ」なんて言えるはずもありません。怒りのやり場もなく...。

 私は、「身の危険があったときには、自分の身を守るべくたたかいなさい」「自分の人格が傷つけられるようなことがあれば、先生に伝えなさい」と言い、「あなたが危険な目にあい、傷つけられるような場所(学校)へは行かなくてもいい」とも言いました。

 一方で、なくせないいじめを、どうやったら我が子は克服できるだろうか、悩みました。

 親には、子どもを最後まで受け入れる「逃げ場所」になる覚悟が必要ですし、一方で、学校へ行かなくても子どもを育てる覚悟も必要になります。我が家は共稼ぎ。実際にはとんでもない負担が、いじめられる方には強いられるのです。

 

 幸い、我が子は深刻な不登校にもならずに卒業し、高校へ入学しました。定時制昼間部の高校は自由な校風。この環境の変化によって、我が子の受けた傷も少しずつですが癒えてきているようです。

 まだ、いじめを乗り越えられたわけではありません。いじめられた経験をもつと、その心の傷が癒えるのには、途方もない時間が必要です。一生消えない心の傷もあります。しかも我が家はたまたま好転したにすぎません。

 

 オトナの社会にも序列といじめはついてまわり、自己肯定のできない人が大勢。こんな社会の中で育てられる子どもたちです。自分たちが国をつくる主人公として活き活きと生きていける社会を、我が子たちに託したい。そのためにできることを精いっぱいやりたいと、「しゃべり場」を終えて思いを新たにした日でした。

 


前橋市で演説会

2013-04-28 | 日記

 27日は「日本共産党演説会」でした。参議院議員の紙智子さんを弁士に迎えてのとりくみでした。

 

 様子を撮影した写真でも載せられればよかったのですが、あいにく裏方の私に撮影のチャンスはなく。

 

 紙智子さんは、党の農林・漁民局長という役割を担っており、これまでも輸入牛肉の問題などでも、国会で活躍、TPP問題でも、交渉参加に反対の立場で中心的な役割を果たしています。

 

 演説では、TPPを始め、アベノミクス批判や改憲をめぐる問題を始め、原発の即時ゼロを訴えました。

 

 

 演説を終えると、すぐさま会場の出入り口へ。会場を訪れた方と握手を交わします。

 と、ある方が紙さんの手を固く握りながら力強く激励してくださいました。「私は南相馬から避難を余儀無くされてきた。原発から21kmのところに住んでいた。日本共産党のみなさんがいち早く現地に来て、私たちを助けてくれた。本当に感謝している。頑張って」。

 

 そばでその会話を目撃した私が励まされました。

 

 震災後、被災地のあちこちに、党をあげてボランティアセンターを設立。私は仙台へ行ったことがありました。

 被災された皆さんと交流があったり、現地の党のみなさんと共同して物資を運んだりしたことを思い出しました。

 

 「困ったときはお互いさま」と、笑顔でさらりと言えるって、いいなあと、ちょっと思いました。


いや、すごいビックリ

2013-04-25 | 日記

 昨日からfacebookと格闘しています。

 

 何が一番びっくりしたかって、facebookの方でも書きましたが、生来人見知りであまり社交的でない性格の私が、facebookに登録したら、ものすごい数の「知り合い」が検索されるわけですよ。

 

 いや、もちろん中にはこちらだけが知っているという人も数多いし、私も知らない方も多くいるのですが、それにしても、一晩で20人を超える人に「友達になる」申請をし、承認をいただいたりするわけですよ。

 

 これまでの私の人生で、いっぺんにこれだけの人を相手に関係をつくるということは、めったにあるもんじゃありませんよ。ほんとに凄いぞfacebook。

 音沙汰のなかった高校時代の部活の仲間とも、突然道端でばったり、てな感じでめぐり会い、同窓会のような懐かしさと同時に、あのころの、今思えば恥ずかしい思い出もよみがえり、懐かしいやら恥ずかしいやら嬉しいやら。

 

 iPadやスマホを持って、気になったものを撮影し、そのまますぐにfacebookに載せるのも簡単です。隔世の感がありますねえ。

 フィルムカメラを趣味で使っていますが、これを自分のwebページで紹介しようとなると、撮影したフィルムを現像し、スキャンし、レタッチしてページをHTMLで作成し(私はタグ打ち派)、アップロードする必要があるわけで、それらの手間を思えば便利すぎます。もっとも、iPadやスマホの場合には、「撮影を楽しむ」要素はありませんが。

 

 いやしかし、ほんとにびっくり。自分で言うのもなんですが、これまで自分はたくさんの友人に囲まれた記憶などついぞなく、自分は友達は少ないとずっと思っていましたし、実際そうだったはず。

 しかし、決して一人で生きてきたわけではなく、自分の生きてきたその場その場で、いろんな人と触れ合ってきたのだということを再認識しました。

 

 これまで、あんまり自分の友人を大切にしてこなかったかなあ...。

 

 明日は仕事をおやすみ。久しぶりにカメラを持ち出して、facebook用の写真を撮ってこようと思っています。「友達」の承認をくださったみなさんに、多謝。また、これから申請が行くかもしれないみなさん、どうかよろしくお願いします。

 


謎多きWebの世界

2013-04-24 | 日記

 えっと、実はfacebookを始めました。

 

 すでに登録、活用している人から、その人の活用方法などを聞きました。しかし、今のインターネット社会は、常に勉強していないと、すぐに置いていかれてしまいますねえ。

 

 私の場合、趣味用のツイッターのアカウントを興味本位で登録しましたが、あまりつぶやいていません。いや、ほとんどと言うべきか。

 

 ホームページやeメールに始まり、いや、「パソコン通信」の時代もあったか…から今日まで、情報発信のツールは、コミュニケーションツールとしても発達してきたのですね。

 

 facebook、どうなんでしょうか。


第2段階

2013-04-22 | 日記

 ここ数日、4月とは思えない寒さが続いてますね。

 その前には4月とは思えない暑い日が続きました。

 そのころからの話なんですが、暖かくもなったし、いよいよ「リハビリ」も第2段階に踏み出そうと、ロードバイクを引っ張りだしました。

 

 そう、『第2段階』というのは、私の自転車リハビリのこと。総選挙の間、ほとんど乗ることができず、寒い冬の間は前橋市議選にどっぷり浸かっていたため、自転車に乗れない日々がつづき、体もすっかりなまっていました。

 『今年の抱負』と称して、減量することを掲げて、周囲にも公言しながら日々過ごしているわけですが、実は今、壁にぶち当たっています。

 

 これを打開しようと、もうちょっと運動量を増やそうと、ロードバイクへ復帰したわけです。

 が、心肺能力も筋力も十分に復活したわけではありません。まだまだゆっくり走っています。

 

 しばらく乗っていなかったので、タイヤは当然劣化してひび割れだらけ。安いタイヤを購入して交換し、ライディングポジションを見直し(要するに、ハンドルの高さやサドルの高さ、前後位置などを調整)、乗り始めています。

 同時に、安全性も考慮し、前照灯や尾灯も新調しました。車からの視認性も良くなることでしょう。

 

 総選挙で立候補を発表した頃の体重に戻ってはいますが、ここから先、上手に減量して、もっとフットワークを良くしたい。そのために、この愛車にはしばらく重たい私を支えてがんばってもらわないと。

 

 膝への負担が軽い(適正なポジションが前提ですが)自転車。仕事とのかねあいもありますが、できるだけ自転車での移動を心がけて、減量を成功させたいと思っています。

 まあ、自転車で走るのはとても楽しいので、『心がけ』るほどのことでもないんですが。

 あ、減らすのは私の体脂肪だけでいいんですけどね。