少し前に先輩と2人で、鍋に行きました。
先輩は出汁が効いた食物が好きです。
家庭的な味に飢え、見た目も誠実そうで良い夫になりそうな先輩ですが、最近「俺は男女交際に向いていない」とよく言います。
整った顔をしている先輩ですが、自分が知り合った数年間では1度も彼女はいません。
男女交際の煩わしさより、いつでも出汁が利いた物を食べれる環境や自分の好きな服を気にせず買える今を楽しいと考える一方で、いずれ、そう遠くない未来で結婚をして家庭を築かなくてはとも考えている様で、その気持ちはマリッジブルーにも似た感覚なのかも知れません。
自分としては先輩と出汁が効いたものを食べに行くのは楽しい事の1つですが、仮に男女交際や、結婚でその頻度が減るとしても、それは致し方ないとか思ったりしますし、なにぶん自分達も年齢的に大人になりすぎました。