100万パワーズ日記

100万パワーズがあなたに幸せをお届けする

2013年11月18日 | SATORU
どうやら子供頃に母親に沢山本を読んでもらった子ほど、大人になってからも読書好きになりやすく、読む本の数も増えるそうです。

意外と両親から可愛がられて育った自分の実家には、今でも読みきれない程の絵本があり、自分と兄は毎晩母親に絵本を読んでもらってから眠るのが日課でした。

自分と兄が好んで母親に好んで読んでもらっていたのは、世界の童話200とかそんな題名の赤色の表紙の電話帳みたいに分厚い絵本でした。

当時から何度となく開かれたページは、それなりの使用感があった事を記憶しています。

当時、素直な子供だった2歳上の兄はきちんと母が本を読み終えてから「もう1個読んで」と頼んで更に本を読んでもらっていたそうです。

ところが当時、動物と昆虫、正義の味方にか興味が無かった自分は、絵本にはあまり興味を示さず、いつも母親が絵本を読み終えるまでに既に眠っていました。


その結果、兄の鞄の中には故スティーブ・ジョブズが表紙の難しそうな経済書や、自分はおおよそ読まないであろう本の類いが見え隠れしています。

一方、経済学部出身ながら経済なんて言葉とは程遠い所で仕事をしている自分は経済書なんて読みません。

本と言えばマンガと、ファッション雑誌を読むくらいの残念なスタンスです。

しかしながら、少し前に村上春樹の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」と言う小説を読んでから、小説も悪くないなとふんわり思いました。

自分が読んだ小説は素敵な風景の描写が沢山あり、その言い回しや、言葉や物のチョイスが好きだと思いました。
以前にも村上春樹の「ノルウェイの森」と言う小説を会社で借りて読みましたが、その時は別に大した感想も持てなかったので、少し前に読んだ小説は自分に合っていたのだと思います。

と言う訳で、また小説を買うことにしました。

今回も村上春樹です。

まだまだ小説の楽しみ方が分かっていない自分はとりあえず無難なところを攻めてみたりします。

真面目で保守的です。

集中力がない自分は今回は短編小説にしました。

嫌いじゃないです。