じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

流行っている 飯屋

2015-07-07 15:30:40 | 日記的雑談
先月の旅行の時、たしか高野山から下りてきて高速に乗る手前で食べた飯屋なんですけれども、これが中々に美味かった訳です。


和歌山県 橋本食堂


お盆をレールに沿って滑らせつつ選びます


タコ飯と塩鯖旨し!!! コレで850円くらい

で、話は和歌山ではなく仙台なんですけれども、この手の、小皿のおかずを選びご飯とみそ汁でお会計してナンボ、と言う形式の定食屋は仙台でも数件在ったにも拘らず廃れちまった訳です。

まっ、外食産業の多様化など様々な要因が在りましょうけれども、最大の理由は「ダサイ」では無かったかと思う訳です。

いや、仙台の元祖定食屋・・・めしの半田屋はその後盛り返しまして今では全国展開する企業に成長したようですけれども、やっぱし、たまに外食でも、と言う時や、気合いの入ったおデートでの食事に半田屋は無いと思う訳です。

ナンとなれば、この手の飯屋の食べ物は、殆どもれなく家庭の味だからでありまして、いつも家で食べているものばかりな訳であります。

まっ、もう一つ付け加えるならば、その昔何処の家庭でも作られていたおかず、と言った方が正しいのかも知れませぬ。

なので、どっちかと言うと若い人には意外と馴染みが薄い純和風のごはん、と言う事になり、おっさんやおばちゃんには、昔懐かしいおふくろの味、と言う事になるのかも知れませぬ。

で、和歌山の橋本食堂の話をしました所、お前のアンテナも随分と低くなったな、と、言われちまったんですけれども、仙台市内でも今は和風総菜の定食屋が大人気なんだとか。

そう言われて本日、その店の前を12時10分に通った所が、何処から見ても土方系ではないサラリーマンが10人程も店の外で入店待ちをしていた訳であります。

まっ、それのすぐ近くのマクドナルドの駐車場は比較的好いているように見えたと言うのは蛇足でありましょうが。

しかし、アレです・・・和歌山の橋本食堂の発想は昔の定食屋に源を見る事が出来るんですけれども、しかし、店内のアレコレは現代的に合うようになっていますし、なによりも店が綺麗であります。

その昔のこの手の定食屋と言うと、夜は特に、家でご飯を食べられない人たちが来る訳でして、其れなりに裏ぶれた場末観が漂っていたものでありますがそれは無い訳であります。

もっとも、塩鯖とタコ飯で850円程度と言うと、とてもお安いファミレスよりも少し高めな訳でして、「飯が喰いたい」と言う人が来る店なんでありましょうね。

まっ、オチも何も無い、飯屋の話で在りました、と。

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