大晦日の雑談

今日で2021年が終わるわけですが、正直に言うと私ゃ何も感じない訳でして、感慨や回想なんてのは皆無であります。

いや、新年に対して思うことはありますぜ。

なんたって明日は来る確率が高い訳ですから少しは考えたり思ったりもするわけです。

しかし、終わった一年を振り返ったって無駄と申しますか、やり直す時間も無いジジイに反省は無用ですし後悔なんてしたって今更どーすんのってことなんですが、まっ、いいでしょう。

あれです、昨日YouTubeで養老孟司先生の言葉を聞いて自分の脳みそに電気が走りました。

なんと申しましょうか、私ゃ養老信者でして先生の本は殆ど読んでいると思うんであります。

まっ、後半のものは語り書と言いますか、話したものを本にまとめたものが多くそれ以前と少し風味が違いますが本筋は一緒なんで読んでいる次第であります。

で、私の座右の銘にもなっている「ああすればこうなる理論」は養老先生からの受け売りを自分なりに咀嚼した紛いものでしてこの言葉は神棚に祀って良いと思うほどなんであります。

まっ、最近のYouTubeで語る話の一部は、少しマニアック過ぎるかも、なんて思う部分もあってナニなんですが昨夜の言葉には電気ショックを受けちまいました。

その言葉とは、なぜ自殺してはいけないのか、の答えでありました。

それは「必ず死ぬんだし、それほど長い一生でも無いのだから少しは我慢しろ」ってな感じのものでありました。

いや、まぁ、我慢できなくなったから死ぬ人に言って聞くものかどーかは別にしても、我慢して生きろ、って単純な言葉に私ゃ撃たれちまった次第であります。

あれです、生きることの意義とか、そのうち良いこともあるとか、お為ごかしの言葉を吐く人の多い昨今、死にたいと思う人に我慢しろってのは斬新で衝撃だったんですが、まっ、いいでしょう。

そーだ、新年を迎えるにあたりやっておきたい事が一つありました。

それは、爪切りであります。

手の爪は頻繁に切るんですが足の爪は中々チャンスに恵まれず切りそびれている訳でありますが、そろそろ限界なんでなんとか年内に、と思いますが多分忘れますぜ、なんちゃって。

さて、来年の計画としては、できれば東南アジアのどこかへ旅に出られればと思うんですが、私ゃワクパスを持っていないのでドーなんですかね。

命根性はキレイな方なんで生老病死は怖く無いんですが胡散臭いワクチンで残り少ない人生を無駄にしたく無く、旅への願望との天秤ではまだ旅が軽いのであります。

で、次の計画としては、来年のツーリングは久しぶりに北海道だな、と思っている訳であります。

いや、今までの旅はテントを背負って離島などをナニしていた訳ですが次のツーリングは道南方面の縄文遺跡巡りをしようと思うので、序でに温泉めぐりをと思っている次第であります。

で、長いツーリングが北海道なんですが縄文つながりでドーしても行きたいのが長野県でして、縄文のビーナスと仮面の女神を見に行きたいと思っている訳であります。
しかし、ネットで長野県の縄文関係を調べると相当な量でして日数的に三日はかかるか、なんて踏んでいるところであります。

で、仕事関係では、植木屋の新規は増やさず自然減で先細りを目指し、できればあと三年、70歳で足を洗いたいと思っている訳であります。

で、これは願望なんですが、今回の年末ジャンボから買始めた宝くじが当たって働かざるものでもそこそこ食えたら良いな、なんちゃって。

さて、私事を取り留めも無く書きなぐりましたが皆様のご予定は如何でありましょうか?

一年の計は元旦にあり、なんてことを申しますが自分の来し方を振り返ると現役世代は下手に計画や予定を立てると実現しなかった時の落胆や脱力感がアレなので行き当たりばったりと思いつきが良いと思うんですよね。

いや、緻密な計画を立ててってのが好きならそれはそれで良い訳ですがコロナだってまだどう転がるのかも見えないし、国内外の社会の動きも以前と違って不穏と言いますか、どーも良く無い感じがするのであります。

なんと申しましょうか、社会は少しずつ息苦しくなっていると私ゃ感じるんですが皆様は如何でありましようか?

なんですとぉ?　何も感じませんか?　そーですか、結構鈍いんですね、なんちゃって。

あっそーだ、今朝は飯を食べた後も惰性でNHKのテレビを見ていたんですが、主人公は大谷さん、でありました。

あれです、私ゃ僻み根性が強いので大活躍した時の人の弁などは好きじゃ無いんですが大谷さんの話は違いました。

大谷さんの話や挙動を見ていて感じたのは自然で素直の一言でして、今や時の人なのに驕り昂りなど微塵も無く、それどころか他人に対する言葉みたいなものが何も無く、すべての話が自己完結なんですね。

早い話が、有名人にありがちな頑張ればこーなれる的な自慢系は皆無なんであります。

どーしたらああも真っ直ぐな性格で生きられるのかと思った時、人様と己を騙す事で自分を正当化してきた生き様が恥ずかしく思えた私でありました。

テレビで見ただけでアレなんですが、大谷さんは日本人の精神的感覚を変えちまう人かも知れない、なんてことを思いましたが、まっ、いいでしょう。

おおっと、雪が止んだようなので畑から雪菜と白菜を取ってきましょう。

　　　んじゃ。