じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

間が持たない

2013-06-29 21:04:09 | 2013 タイ&ラオス
いや、えらい所に来ちまったわけです・・・これと言って何も無いアジアの地方都市・・・ほんと、嫁さんの実家がここですとか、または嫁さん探しとか、国外逃亡で身を隠すとか、ラオスの芥子畑に興味があるという人でもないと長く居るのは難しい町であります。

なんたって、誰かと話をしたいと思ってもホテルの人は忙しそうだし、その他に顔見知りはいないわけで、話をしたいと思ったら金を払う環境のところへ行くしかないわけでして・・・けっこう銭が飛んで出て行きます。


市内観光に行って見ましたが・・・寺にいい女がいました


真剣にお祈りする、新婚さんでしょうか?


ここで靴を脱げと、焼けた石の上を歩いて修行しろと!!


行くところはやっぱし寺しかないわけです

タイに来て観光と言うと大体が寺巡りになるのは覚悟していたわけですが、見に行く寺がどれもコンクリートで新しくて威厳もくそも無いわけです。
そして、何もかも金ぴかの華僑の好きな金張りになるわけでして、こちらは上座部仏教で日本の大乗仏教より威厳といいますか、真剣みと言いますか、まっ、本来であれば一枚上だと思うんですけれども、寺の格式といいますか、偽者くさい金ぴかの雰囲気は、見ていて痛々しくさえ思えるのは余計なお世話でありましょうか?

で、寺の中へ入るには靴は脱ぐのですけれども、炎天下の焼けた石の上は半端じゃない暑さでしてぴょんぴょんとと美あがりながら出ないと歩けないわけですが、立ち止まったら足の裏を火傷します・・・だから、あらゆる意味でコンクリートは止めろよな、と言いたいんですけど。

いや、三輪タクシーの運転手が任せとけ、と言うので昨日お願いしたわけですが、いざ出発した途端にどこへ行きたいと訊く始末で・・・やっぱり南国の人であるなぁ~と、しみじみ思いました。

で、連れて行かれるのは大きな寺と小さい寺でしてどっちにしても寺なわけです。
寺以外無いのか?と言うと、公園がある、饂飩谷の市民の憩いの場である、と、言うんで気乗りはしなかったんですが行ってみました。

やっぱしだものなぁ~・・・市民の憩いの場と言うのは、木陰があって昼寝にもってこいの場所でして、見て楽しい場所ではないのが南国の公園の常なのであります・・・運転手はたくさんの鳩がいるのが珍しいだろうと、誇らしげにのたまっていたので、日本だったら全部捕まえて食っちまうな、と言ったら、タイ人時々やる、と言って大笑いしました・・・下らん。


博物館に行きましたが、建物が博物でありました


妙に艶めかしいマネキンであります・・・これが昔の衣装だってかぃ?


なぜか火縄銃からサブマシンガンまで展示されていました

博物館に行こうと言われついていったんですが、午後は三時からだ、と言われちまいまして、困ったなと思ったけれども、わざわざ日本から見に来たんだけどと言ってみたら、それなら電気をつけてやるから見ていきなさい、と、入れてくれました・・・職員の休憩時間が三時までなんだね。

で、博物館は古代の地層の説明から始まり、次に恐竜の足跡の化石などになって、石器になって、次が仏教関係の出土品で、ちょっと前のこの地方の暮らし向きや生活道具の展示になって、最後はなぜか歴代市長とか県知事の写真と、火縄銃からサブマシンガンの展示で終わりであります・・・いや、二階があるといわれたんですけれども、何分にも英語の説明文が古くて消えかかっている訳でして、建物も崩れて博物的ですが、展示物も博物的でありまして・・・博物館そのものを含めてとても博物館的なものでありました。


セブンイレブンで見た日本語とタイ語の混成表示

タイは日本贔屓であると思うんですが、それにしてもタイ人しか来ない店で何ゆえに日本語が・・・?
で、これはガソリンスタンドに併設されているセブンイレブンであります。
日本ではミニストップがかなりファストフード店的ですけれども、こっちのセブンはレンジでチンして食う冷凍食品がとても充実していて、チンしたら野菜などを自分でトッピングして、しかももタイ風ソース類で好みに味付けをして食うという・・・いや、冷房の効いた店内にはそのスペースは無く、外の生暖かい風が吹く、まっ、直射日光は避けられるベンチで食うしかないので、ほとんど全員が持ち帰りのようです。

で、タイで買うドリンク類は何を飲んでも甘いわけです・・・缶コーヒーの無糖なんてありませんから。
一番参っちまうのは、日本茶と称してあるんで買ってみるとこれにも砂糖がしこたま入っているでは有りませんか・・・タイ人は糖尿は大丈夫なんでありましょうか?
ネスカフェの缶コーヒーを買ったら甘すぎて吐き出しちまいました・・・リプトンのレモンティーも然りです。


今日の晩飯は外の屋台で・・・作ってるおばちゃん


ラーメンと焼き豚飯 コーラをつけて290円

散在が続いたのでここらで締めようと・・・言う気も無いんですけど、タイは屋台の飯が美味いわけです。
で、観光の帰り道、どこに何があるか大体つかめたので歩いていける範囲の飯屋を目指したわけです。

で、美味そうな屋台がいくつも出ているんですが、中には米粉で作った饂飩のような素麺のような物もあって、米が食いたいおっさんは飯を求めて歩いたわけです。

すると、二軒の屋台が連なるように出ていて、ご飯とラーメンの両方を食える店を見つけたわけです。

いや、言葉が通じないんで身振り手振り指差しで注文して・・・大正解。

まず、ラーメンは牛骨の出汁だと思う塩味の・・・面は昔のシナそばの麺そっくりで、ご飯と同じ焼き豚が乗って、野菜は・・・ああ、大多数の日本人は食えないかも・・・パクチーが入ってるんですわ・・・多分ダメでしょ?
おっさんはパクチー大好きなんでおいしく頂きましたが、豚肉飯の方は、かけられているソースが甘すぎて、ただの醤油かラーメンのスープでも掛けてくれたほうが美味いと思うんですけど・・・まっ、不味くは無いので食っちまいましたが。
この二品とコーラを一本で、290円・・・タイの飯も高くなっているんですねぇ~日本くらいじゃないですか?外食が安くなっていく一方なのは。
日本円の強さのおかげだと思うんですけど・・・ドーなんですかねぇ?

しかし、フィリピンほどではないですけど、道路の際で飯など食っていると、排気ガスの濃さをとても感じます。
これ、排ガス規制云々やら、車の整備、なんてことも言われますけど、おっさんの勘では、ガソリンの精製の悪さ・・・いや、エッソだのカーテックスだのと一丁前の看板が掛かっているのはフィリピンでも一緒ですが、売っているガソリンの質はあんまし良くない訳です・・・いや、タイの事情はおっさんの推測ですが、しかし、久しぶりに目がチリチリして鼻がツンツンする排ガス臭を嗅ぎまして、懐かしい思いに駆られました。


飯を食い終わったら西の空の入道雲で夕焼けが

この町はバイク社会であります・・・徒歩では炎天下、とても遠くまでは歩けません。
フィリピン人がわずかの距離でもトライシクルと言う三輪乗り合いタクシーに乗っちまうんでありますが、あれも炎天下で汗だくになって歩くのが大儀だからであります。

この町で二足歩行以外に足が無いというのは致命的なんで、レンタルバイクを借りようと思っていましたが、借りても大して行くところも無いし、酒飲んで運転するのは止めようと追っているんで借りずにいるわけですが・・・明日は、バイクでと腕をして見ますか?

夕焼けの按配から明日も晴れかと思うので・・・さて、八時半・・・出撃の時間ですね。

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