じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

ウクライナの明日は? の罵詈雑言

2024-05-14 20:56:07 | 日記的雑談
あれです、大東亜戦争当時の日本国の一般平民にはラジオや新聞以外の情報源って無かったわけであります。

なので、なぜ戦争に突入したのか? から始まって、勝っているのか負けているのかも含め、日本国が世界でどんな立ち位置に置かれているのかなど皆目分からなかったわけであります。

で、今時はと言えば、なんと申しましてもネットの威力が凄まじいものでして、探そうと思えば世界中の右傾左傾に関わらず多角的な情報が得られるわけであります。

なのに、こんな時代にあっても一般大衆ってのは不思議なもんでして、知り得る情報の中でも自分の耳に心地良いニュースにしか興味を持たないってんですから吃驚、愕然であります。

と、言うことは、テレビや新聞や週刊誌が流す、確実にプロパガンダって記事に染められちまうわけでして、一般大衆を操りたい輩からしたら楽で仕方がないと思うんですが、まっ、いいでしょう。

筆者が驚いたのは「ロシアは今、歴史的に困難な、分水嶺の時を通過しつつある」と戦況について述べたことだ。

あはははは、プーチンの覇気のない演説ですとぉー!!! バカじゃ無ぇの?

いやはや、記事の筆者はマジでプーチンの演説を聞き、意味を理解したとは絶対に思えませんぜ。

プーチンが歴史的に困難と語ったのは、英米とEUを含む西側同盟国がとっている経済的なロシア虐めの制裁を含む話でして、ウクライナ相手の戦争などもはや眼中にはないのであります。

現実問題としてプーチンが困難と語ったのは、ウクライナに勝利した後、ウクライナ隣国国境付近に張り付くであろうNATOとの戦争が長引く事を想定し、戦費の負担が重い戦時経済やら徴兵やらと、国民に痛みと我慢を強いるのがわかっているからでありますが、まっ、いいでしょう。

プーチンはこれまで、「ロシアには『主権』がある。日本、欧州諸国を見ろ。自分で自分のことを決められない」と憎まれ口をたたいてきたが、昨年末あたりから「経済面での主権も重要だ」と言うようになった。これが今回、5期目就任のスピーチで公式に顔を出している。つまりプーチンはウクライナ戦争で、ロシアの経済力、技術力の不足を嫌というほど味わわされたのだ。

えっ?  日本に主権が無いってのは明白なのでプーチンの言うのは正解でしょ?

で、「経済面での主権」ってのはドルの覇権に従わない別の経済って事で、例えばBRICsなどの通貨と経済の話って、シローとの自分でもわかる話なんですが、まっ、いいでしょう。

米国、プーチン大統領の劇的な内閣改造は「絶望」の匂いがあると発言

「われわれの見解は、これは、ロシア経済への多大な損害とロシア軍の多大な損害(推定では31万5000人もの死傷者が出たという試算もある)にもかかわらず、ウクライナに対する侵略戦争を継続しようとするプーチン大統領の必死の表れである、というものである。 」と国務省報道官ヴェダント・パテル氏は月曜日の記者会見で語った。

あーそーか!!! 
ひとつ前に貼り付けたYahoo!ニュースの筆者の河東哲夫さんは米国務省報道官の談話を元にして物語を書いたってのがこの記事でバレたと思うんですが、まっ、いいでしょう。

ロシア軍「セーヴェル」(北方面)隊は過去24時間でウクライナ軍の5度の反攻を撃退。ウクライナ軍は最多で250人の人員と戦車2両、装甲戦闘車2台を失った。

ロシア軍「ヴォストーク」(東方面)隊は過去24時間でより有利な境界線を占めた。ウクライナ軍は最多で135人の人員と、戦車1両、英開発、米国製のM777 155mm榴弾砲1門、英155mm自走榴弾砲AS-90「ブレイブハート」1門、ソ連製の2S1グヴォズジーカ122mm自走榴弾砲1門、ソ連製100mm対戦車砲MT-12「ラピラ」1門を失った。

ロシア軍「ツェントル」(中央方面)隊は過去24時間でウクライナ軍の7度の反攻を退けた。ウクライナ軍は395人以上の人員と、装甲戦闘車3台、ソ連製152mm榴弾砲2A65「ムスタ-B」1門、クロアチア製122mm多連装ロケット砲RAK-SA-12を1門失った。

ロシア軍「ザーパド」(西方面)隊は過去24時間でウクライナ軍の13度の反攻を退けた。ウクライナ軍は最多で80人の人員と歩兵戦闘車2台、ピックアップ3台、ソ連製152mm榴弾砲2A65「ムスタ-B」2門、ソ連開発の152mm自走砲2S5ギアツィント-Sを1門失った。

ロシア軍「ユージヌィ」(南方面)隊は過去24時間でウクライナ軍の3度の反攻を撃退。ウクライナ軍は最多で540人の人員の他、独レオパルト2А1の1両を含む戦車2両、装甲戦闘車2台、英開発・米国製のM777 155mm榴弾砲1門、ソ連製のD-20 152mm榴弾砲1門、ソ連製の2S1グヴォズジーカ122mm自走榴弾砲1門、米国製M119 105mm榴弾砲1門、イタリア製オート・メラーラMod.56 105mm山岳用榴弾砲1門を失った。

ロシアの対空防衛システムは過去24時間でウクライナ軍のSu-27戦闘機1機、自走式戦術弾道ミサイルシステム「OTR-21トーチカU」が発射の6発、ウクライナの多連装ロケット砲「ヴィルハ」、チェコスロバキア製自走多連装ロケット砲RM-70ヴァンパイア、米M142高機動ロケット砲システム「ハイマース」の発射したロケット弾39発、仏AASM長距離精密誘導ミサイルAASM(ハンマー)の発射したミサイル5発、米レセイオン社製造の対レーダーミサイルAGM-88の発射したミサイル5発、英仏開発の空中発射巡航ミサイルSCALP-EG/ストーム・シャドウのミサイル4発を迎撃した。

ロシアの対空防衛システムは過去24時間でロシアの領空で英仏開発の空中発射巡航ミサイルSCALP-EG/ストーム・シャドウのミサイル4発、ウクライナの多連装ロケット砲「ヴィルハ」のロケット弾12発を迎撃した他、露ベルゴロド州、クルスク州、リペツク州、クリミア共和国の領空でウクライナ軍のドローン31機を撃墜した。

あいやぁー 昨日のウクライナ軍の死傷者は1320人と、一昨日と同規模でして大きな損失であります。

で、ロシア軍の1日の戦闘報告としては過去に無いほどの戦果を上げているんですが、そのわけはウクライナ軍が最後の力を振り絞って応戦したからに他なりません。

しかし、ロシア軍の戦果報告が本当ならウクライナ軍の損害はもはや壊滅的でして、この後に反抗してロシアを押し返すなどはもはや不可能な事態だと思います。

で、この戦果報告で気になるのは今まで使われていなかった武器が破壊されている事でして、それはウクライナ軍に対する支援が届き始めている証でありましようか?

スコット・リッター:ロシア軍の前進とウクライナ軍の阻止は不可能

こうした戦場の展開のさなか、ロシアはアンドレイ・ベローソフ新国防大臣を任命し、この動きはロシア国内および国際的に議論と憶測を引き起こした。 ベロウソフ氏は政府での豊富な経験を持つ経済学者だが軍の経歴はなく、紛争下での防衛産業の成長と持続可能性の管理に重点を置いていると思われる役割に就く。

戦時中に経済学者を国防大臣に任命するタイミングや適切性を疑問視する人もいる。 しかし支持者らは、防衛部門の拡大の効率性と完全性を維持するには同氏の経済的洞察力が極めて重要だと主張している。

一方、ゲンナジー・ゲラシモフ将軍は引き続き軍事作戦を監督し、指導力の継続性を確保する。 リッター氏によれば、この経済的指導力と軍事的指導力の組み合わせは、ロシアの弱さを示すものでは決してない。 「アンドレイ・ベローソフ氏を招聘することで、私たちはプーチン大統領が強化鋼を開発することについて話している」と同氏は述べ、西側諸国がロシアの戦略的地位を過小評価している可能性があることを示唆した。

ああ、スコット・リッターさんが自分の言いたい事を上手にまとめて語ってくれましたね。

戦争の現場はゲラシモフ将軍が引き続き指揮をとり、戦時経済の舵取りを専門家がするってのは素晴らしく合理的でして、大日本帝国がかくなる戦略を取り得たなら・・・なんちゃって。


5月12日 ロシア発表 戦況図

いやぁー戦況図の更新は10日ぶりになりますかね?

なんと申しましようか、辿ってみたら11日の戦況図が見られたんですが、やっぱしこの日の戦闘が凄かったってのが見て取れます。

で、ウクライナは執拗にベルゴロド州のベルゴロドを攻め、ロシアはそれを迎え撃っているようであります。

で、戦況図では東の端っこにヴォルゴグラード州ってのが見られるんですが、ウクライナ軍はそこの製油所をドローンで攻撃し戦果を収めているようであります。

あれです、ロシア領内の石油関連施設を攻撃しろってのはバイデンの指示なので防戦一方の戦闘状態にあってもやらざるを得ないのでありましょう、なんちゃって。

おおっと、もう寝る時刻でありましたか。

では、皆様と自分の明日がそこそこ良い日でありますように願いまして、おやすみなさい、と。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 軽トラは満載 の雑談 | トップ | 穴が空いた明日 の雑談 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記的雑談」カテゴリの最新記事