金曜日は嫌い の雑談

なんと申しましょうか、昭和の景気の良かった頃の言葉に「花金」なんてのがありまして金曜日には花が咲いたものでありました。

へっ?  何の話だ?  と訝る向きもあるとは思いますがその手の人は昭和も末期の生まれでしょうし平成生まれには全く無関係の言葉であります。

あれはジョン・トラボルタ主演のサタデーナイトフィーバーって映画が流行る一方で日本でも週休二日が始まり、明日が休みの金曜の夜は夜通し飲んで踊らないと時代遅れになったのでありました。

いや、踊るのはディスコなんですが奇怪なステップについていけない自分は壁のシミとして静かに派手な化粧のお姉ちゃんを見て心に鯛を抱いていたのであります。

えっ? 心の中の鯛とは、ですか?  それは「槍鯛」でありますが、まっ、いいでしょう。

なので若い頃から金曜日は嫌いだったんですが「魔の金曜日」は歳を食っても継続してまして、今日は持ってる株が暴落して仕事中にスマホを見る気力さえ無くしたのでありました。

なんなんですかね、金曜日って言うとかなりの確率で下げてるんですが、長期で持って配当狙いの自分としては売ることもできず歯軋りするばかりであります。

とは申しましても日経平均が大きく下げた昨日は上げていたので数字で見れば行って来いなんですが何故か大きく損した気分になるのは私が強欲だからでありましょうか?

で、今日はバイトだったんですが朝から濃霧の不穏な天候だったため登山者もほとんど無く静かな1日でありまして株のことを除けば気楽な1日だったのであります。

なので4時1分前に軽トラに乗り込み、ピッピッピポーンのラジオの合図と同時に発車し帰宅した次第であります。

で、走り出して少しすると大相撲中継の木の音が入り中継が始まるわけであります。

あれです、誰が贔屓ってことも無いので東北出身力士に声援を送るわけですがラジオの相撲中継ってのは立ち会い中の様子はほぼわからず勝負が決まって解説の話を聞いて想像するのが楽しいのであります。

でも、贔屓というんでは無いんですが名前を知っている力士の取り組みではやっぱし有名力士の勝ちを願っちまうわけで、今日は貴景勝と輝の対戦で貴景勝を押しましたが負けました。

いや、先場所は互いに十両での勝負で14勝1敗だった貴景勝が唯一負けたのが輝きでありました。

何と申しましょうか、力量は貴景勝が上と私しゃ思うんですが何故か輝きに負けるから相撲は面白いとも言えます。

おおっと、お風呂が沸きましたので、んじゃ。