じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

7月11日 島根県へ向う

2017-07-16 11:27:52 | 軽トラで行った 山陰の旅
島根に行く目的は唯一つ・・・昔の彼女に会いに行く,ナンて事ではなくて、只今修行中の造園屋の庭を見る「眼力」を養うべく、巷で日本一と噂に高い「足立美術館」の庭を見る、でありました。

なので、出雲大社以下はホントに序ででありまして、オマケであります。
なので、松江に宿泊していながら鬼太郎記念館などには行かないのであります・・・いや、ホントのことを言うと、別に行っても良かったんですが、松江を離れてずいぶん経ってからその存在に気が付いたため戻れなかった訳であります・・・まっ、要するにマヌケなんであります。

さて、7月11日・・・午前2時40分に家を出て3時ピッタシに高速に乗った訳であります。
前日にETCの機械も取り付け万全の体制でゲートをくぐると・・・掲示板に「二輪・軽」としっかりと認識されたのであります。
ナニせイエローハットの広告の品である機械なので少し心配だったんですけれども、これで軽自動車料金の、しかも、30パーの深夜割引で島根まで行けるはずなのであります。

高速に乗る手前のセブンでサンドイッチとコーヒーとお茶とトマト味のプリッツ、薄皮饅頭などを仕込んで暫くはノンストップの心づもりでありました。

午前三時・・・この時刻の東北道は空いていました。
まっ、空いているとは申しましても愛車は軽トラでありますので無茶な速度では走れないんでありますが・・・それでも100キロはしっかりキープであります。
ナンと申しましょうか、非力な50馬力の軽トラですけれども、車重が軽いので思ったよりも軽快であります・・・よし、これなら行けると確信した次第であります。

そんな訳で東北道郡山ジャンクションは普通に1時間と少しで通過でありました。
ここから新潟中央ジャンクションまでは東北道より更に空いている磐越道を一気でありました。

会津若松を過ぎる頃にはすっかり夜が明けましたが、重たい空でして行く手は黒雲であります。

で、走り始めが満タンでは無かったんで北陸道に入って直ぐ、黒崎サービスエリアで給油であります。
領収書の時刻が午前5時53分になってますので3時間はかからずに来た訳であります。
仙台宮城インターから275キロ・・・まずまず、軽トラにしては良いペースであります。

給油は、34リッタータンクに27.4リットル入りました・・・未だ走れた気もしましたが高速ですからね。
しかも、北陸道は給油所の間隔が遠いですから用心しました。

で、ここで軽くショックを食らったんですけれども、ガソリンが少々高い訳であります。
仙台市内だと安いと118円で,高くても122円が上限と認識していたんですが、ここでは137円でありました。
まっ、高速は高いと云うのは定説ですし、嫌なら止めろと言われましても他に選択肢は無いのでドーにもならないんですが。

で、ここからも富山までは走った事がある訳でして、道は空いているし風光明媚・・・100キロキープで巡航であります。

9時33分・・・石川県加賀市の尼御前サービスエリアにて給油でありました。
364キロを3時間半で走って給油は26リットル、と、燃費は14.5でマズマズであります。
しかし、驚いたのはガソリンの価格であります・・・ナントぉ~148円でストぉ~!
間違えてハイオクでも入れたんですか?と嫌みの一つも言いたかったけれども、まっ、世の中とはそう言うモノだと言う事で黙ってましたが。

そんな訳で、京都とか大阪、挙げ句の果てには広島方面なんて看板まで目にすると、オレは間違いなく島根に向っているのだと確信出来なく、米子と言う文字を見た時には心底安堵したのでありました・・・いやぁ~土地勘が無いと言うのは悲しいです。

で、私の認識と云いますか・・・あっ、この度はスマホのヤフーナビを全面的に頼っている訳であります。
なのでナビの設定で「おすすめ」を選択し時間的に遜色無い場合、若しくは少し遅くても大して違いが無い時には高速を使わない設定にしたつもりだった訳です。

さて、自分の意識の中での今回のルートは、全面的に日本海沿いを進むと言うモノだった訳です。
いや、帰って来たので分かってますが、行く時は北陸自動車道が米原方面へ入り込む,ナンて事は頭に無かったのであります。
なので丹後半島方向へ行っちまうと高速が途切れている事も知らず、ナビがどうしてコッチへ引っ張り込むのか、不可解であり、確実に間違ったと思って走っていたのであります。
ナント申しましても高速の看板は・・・まずは米原、で、次は京都ですものぉ~・・・そっちじゃねぇ~よぉ、遠回りも行き過ぎダベ、と、混乱していたのでありました。



13時26分・・・大阪市淀川区の加西サービスエリアにて本日三度目の給油であります。
ここではリッター146円と、まっ、もう驚かなかったんですけれども24.8リッターで3621円は痛いであります。
ここまで289キロ・・・燃費は一気に落ちて11.6であります。
これは、大都市圏の流れの速い高速で車線変更するためには前に出なくちゃ危ない訳でして、非力50馬力の軽トラを4速で引っ張って加速させては車線変更したからでありました。
いや、関西の高速って車間距離全然空け無いのね・・・殺意を感じる詰め方で迫って来る訳でして、私しゃシフトノブを握りしめ全開で軽トラを引っ張った次第であります。

加西サービスエリアって言ったら姫路の直ぐ手前でしょ?
前に中国自動車道を走った時に記憶が有りますもん・・・なんでヤフーナビはこんな道を案内したのか? まっ、善意に解釈すると時間的にはこれが一番早いと計算したのかも。
と、言いますのは、ヤフーナビは交通情報などを加味して予定ルートに渋滞などが有ると回避する道を示すんであります。
確かに、事故渋滞とか工事渋滞の表示を見た様な気がしなくも無いんですが・・・まっ、分かりません。

と、言う事で、最終的に高速を下りたのは「松江玉造インター」でありました。
いや、これは勘でして、もはや時刻は4時と言う事は・・・出雲大社も安達美術館も時間切れで行けない訳であります。

ここまでの走行距離・・・1150キロ、時間13時間、休息は給油時の10分を3回と加西でカレーを食べた30分でありました。

さて、今回の旅のコンセプトは「安く手軽に」でありまして、宿泊は軽トラの荷台にテントを張って道の駅などで寝る、で、飯はコンビニと決めて出て来た訳であります。
しかし、間もなく62歳の半ジジイ、それが軽トラで1100キロを13時間の一気駆けと言うと、流石に午後四時から風呂を探したりコンビニで弁当を買って後寝られる場所を探す気力は無かったのであります・・・もっと無いのが金なんでそこはアレなんですけれども、空模様は雨、と言うのも手伝ってスマホで宿を探しちまった次第であります。


流石の島根県「竹島は日本の領土」と立派な標識が


へぇ~鳥取って意外と近いんだ、と


宍道湖、シジミが育つって事は汽水湖ナンだべな


アレです・・・運良く松江城にほど近い市内に安い宿が見つかりまして午後五時過ぎに投宿。
サッサと風呂に入りベットに倒れ込み,暫しの休息の後晩飯を喰いに松江市内の路地裏探訪などした次第であります。
いや、とても良い居酒屋に当たって良い酒を呑んだんですがその事は既に欠いちまったんでここでは端折ります。

と、言う事で
本日の走行距離・・・家から宿まで1200キロ、都合13時間半。
高速料金・・・11840円
ガソリン給油・・・78.2リットル 11223円
宿代・・・6200円
雑費(含む飯代)・・・4721円

足してビックリ 初日の散財が33984円ですとぉ~・・・安くねぇよぉ~と言うべきか?
島根まで行ってこの値段は安いベヤ、と言うべきか? まっ、いいでしょう。




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