じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

バスに乗った

2014-07-30 13:59:19 | 日記的雑談
昨日、仙台駅迄バスで行ったら1時間10分掛かっちまって、魂消ました。
いや、時間帯が悪くて街場に入ってからずっと渋滞だったと言う事なんですけど、そう言えば、超大昔にバスで通勤していた頃って、バスが時刻通りに来るナンテあり得なかったもんな、と、思い出したりして・・・。
やっぱし落合駅で降りて仙山線で行くべきだったかな、と、思ったりして・・・。

しかし、そんなバスに乗っていて不快とか不愉快とか、そう言う事では無い訳でして、自分で運転している訳でもなく、座って外を見ていれば良いので楽って言えば楽チンです。

おお、外を見ていれば、で、思い出しました・・・激走ママチャリの一件。

渋滞が佳境に入る少し手前の八幡町で歩道を走るママチャリがバスを追い抜いて行った訳です。
ママチャリの主は、蛍光オレンジの派手なタンクトップに、ショートパンツと言うよりは、昔風にホットパンツと呼ぶのが相応しい短いパンツ姿で、スラリと伸びた美脚が目を引くのであります。
ママチャリの前後には子供用の椅子が取り付けられ、赤子か子供が乗っている感じでありました。

ママチャリに子供を乗せていると言う事は、蛍光オレンジの派手な出で立ちのイカした格好では有っても、間違い無くママであろうと思う訳でありますが、夕方とは言え未だ熱気をはらんだ風の吹く街中を何故にあのようにガシガシとチャリを漕いで行くのか、と・・・追いつ追われつ、抜きつ抜かれつするママチャリを見ていた訳であります。

大学病院前辺り迄来るとママチャリは渋滞で動きの遅いバスを尻目に随分前に行った訳ですが、時折、ホットパンツの尻を持ち上げ立ち漕ぎと言いますか、ダンシングと言いますか、更に加速するべくガシガシと漕ぐ訳であります。

この暑さの中、理由は伺い知る余地もありませぬが、ママチャリの前後に子供を乗せ、果敢に立ち漕ぎ迄してカッ飛んで行く後ろ姿に、私は、何だか理由の無い感動を覚え、言葉にならない声援を送ったのでありました。

で、驚いたのはアレです・・・仙台市営バスなのに運転士はJRバスの人でして、受託ナントか、と、書かれているのであります。
ホホォ~・・・そうすると人件費が押さえられるとか、そう言う事なのかな? ナンテ事を思って見たりして。

で、1時間10分あれば新幹線の速いのなら大宮に着いちまうよなぁ~とか思いつつ、アレだなぁ~バスも乗っていて不快と言う事は無い訳で、こうして見ると一番理不尽な公共交通機関は飛行機だな・・・アレは乗せてやるからな、と気取っていて、何もかも最先端みたいな顔をしているが、実体としてはあれ程乗客に無理を強いると言うか、理不尽な乗り物は無いな、と、渋滞の道路を尺取り虫みたいに進むバスの中で思ったのでありました。

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