遮光器土偶
いや、上記の遮光器土偶は900円で買ってきたレプリカなんですが本当に可愛いと言いますか、なんぼ眺めて居ても飽きません。
これ、昨日も書きましたけどプラスチックじゃ無くて焼き物なんですぜ!!!
まっ、型にはめての大量生産なんでしょうけれども縄文自体と同じで焼かれているってのに惹かれます、なんちゃって。
では、8月17日から足跡を写真で追ってみたいと思います。
盛岡市 遺跡の学び館 木戸銭 200円
今は合併して盛岡市ですが旧都南村周辺で出土した物を中心に展示していました。
石の類は旧石器時代に始まり、土器類は縄文早期から縄文晩期、さらには弥生から古墳時代、続いて平安以後の出土品が時代を追って展示してありとても観やすいのであります。
しかも、例えば縄文晩期と弥生の土器が切れ目なく重なるように並んでいると比較が容易で小さな違いにも気づくのであります。
遺跡の学び館は展示物を際立たせる間接照明が秀逸でしてどの角度からでも写真が撮れるのであります。
あれです、多くの展示場ではスポット照明を多用しているのですが展示物がガラスケースに入っているのでライトの光が写り込んでブツが撮り難いのが普通なのですが、見せたい、観て欲しいと拘った展示と照明は他所の展示でも真似したら良いのに、なんちゃって。
照度的には暗めですが展示物が浮かびます
日本最大級の大型深鉢が素晴らしい
隆線紋は鳥の姿を描いているらしい
旧石器時代の石鏃 など
展示品の数は決して多いとは言えないのですが見せ方の良さから物足りなさは微塵も感じず、それどころか一点一点に見入ってしまい結構な時間がかかりました。
これが本命!!! 縄文人の尿瓶 (私の想像)
ここは時代ごとに区切っての展示ではなく、縄文晩期と弥生時代の土器と土師器が重なるように並んでいるわけでしてじっくりと見比べられるのであります。
そうすると、言葉で区切る縄文晩期と弥生の土器に驚くような違いは無く、穏やかに変化したであろう事が容易に想像されたのであります。
イレズミ土偶と言われますが・・・
板状土偶
遮光器土偶(微にベンガラの赤が見られる)
なんと申しましょうか、土器を見ただけで気持ちは満腹でありまして、見て回った後の方で土偶に出会った時に私の脳みそは反応が弱かったのであります。
なのでメモも取っていなくて詳しいこともわからず、であります。
で、ここはパンフレットなども控え目でして持ち帰って見てきたような嘘を書く資料も乏しいのであります。
あれです、この後青森と秋田の縄文関係を回ったのですが自分の感覚としてはこの後に訪れた同じ岩手県の御所の遺跡の二つで腹八分目を満たし田と思うんですが、話は続きます。
では、また明日。