じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

風呂に入りたいなぁ・・・

2011-09-15 09:56:09 | 日々の雑感
のんびりと風呂に入りたい・・・日帰り温泉に行って、少し風呂を浴びたら大広間に座布団を並べて寝転がり、生ビール片手に本を読む。
やがて、何度か同じ行を目で追う頃には本は手から滑り落ちて、おっさんはよだれを垂らしながら鼾をかく。
しばらくして湯冷めと小便から寒さを覚え目を覚まし、厠ヘ行きつつ一風呂浴び、自販機で食券など買って大生をもう一丁頼みつつ、昼飯時かぁ、と言う事で序でに天ザルなんかも注文する。
蕎麦をすすりながらまた本を読み、ビールが空になる頃に目はまた同じ行を追うようになり、本がぽとりと手から滑り落ちる・・・ああ、酒飲み運転禁止が恨めしい・・・田舎は良い事にすれば経済が活性化するんじゃねぇ?過疎対策に有効だと思わないすか?

北朝鮮と言う国は忘れられると困るんで、ある一定の周期で何かやる訳です。
で、この度の脱北者はアレでしょ・・・取り調べに対して、米をくれ、とか、ミソをくれとか・・・本国では餓死寸前だから冬が来る前に食料と燃料が無いと皆死んじまうと、窮状を訴えるために送り込まれた北朝鮮の国家公務員で有りましょう?・・・人道的支援を発動するためには大義名分が必要なんで、お互いに分っているんだけれども、そう言う事にしている・・・まっ、そう言う意味では工作員ではありますね。

ほら、日本国内ではヤクザが警察に追い込みを掛けられていて・・・しかも、それらは北朝鮮と繋がりの有るヤクザと言う事で、北の金さんとしては地下補給路が断たれそうなんで手を打って来たと見て良いとおっさんは思う訳です。

発見された北朝鮮の木造船

いや、何処かのニュースに2~3トンの小舟と書かれていたんだが、この手の作りの木造で3トンの船と言ったらこれの三倍以上になる・・・長さで15メートル前後か?
これだと1トンに満たないと思うな・・・しかし舷側が高く船首が切れ上がっているんでそこそこの海は想定した作りなんじゃないか・・・要するに波に強い外洋向きの作りと。
船の上に屋根とか構造物が無いので風に流されないし安定性も良く、この手の船は重心が低いので簡単にはひっくり返りません。

エンジン部分の写真

で、エンジンはチェンジレバーが見えるんで車のディーゼルエンジンかと思ったんだけれども、それにしては後に有りすぎる・・・いや、車のエンジンを使うとブロペラシャフトを伸ばしてチューブの中で防水させるんで長さが必要なんです。
赤い色の四角の部分から右舷にホースが出ているんでこれはラジエターでしょう。
車のエンジンはフィリピンでは普通に使われているんだけれども冷却システムはそれぞれ手作りでやる。
しかしこの船の冷却装置はしっかりしていて規格品のように見えるので中国かどこかでこんなシステムが売られているのかドーか?北朝鮮の家内制手工業製品なのか?

位置関係の略図

直線で750キロだと言うんだけれども、船は真っ直ぐなんて走れないし、波風の影響で、リッター10キロだから75リッターで行くとはならない訳で、倍は見なくちゃダメです。
で、180リッター積んで60リッター残していたと言うんで、120リッターで750キロを渡って来た事になる訳です・・・リッター7キロですか?
フィリピンのおっさんの船は75フィート(23メートル)のバンカーボートに三菱の6気筒ディーゼルを積んでいたんですけれども、これで800キロ航海して使った燃料が400リッター弱くらいなんで、意外と喰いません。
で、このエンジンが東南アジアなんかでよく使われる久保田のマリン用ディーゼルみたいなもんだとすれば、時速10ノットで1時間に2リットルとしても、リッター9キロ程度走る計算なんで、120リットルで1080キロ・・・なんとなく計算が合う訳です。
なので、直線的に南東方向で来た訳ではなく、朝鮮半島にそって南よりに下がって来ていると思う訳です。
途中で台風も来ている訳で、その時は半島寄りに居たと思うのが順当な訳で、韓国との国境線近くから東へ出て来たと思うのであります。
で、GPSも無いと言われているんでありますが、一本ビョーンと伸びた棒の先に白いモノが写っているんですがあれはGPSのアンテナじゃないんですか?航海灯には見えないです。
いや、船と言うのはそう簡単には沈みません・・・大きくても小さくても波に乗っていれば同じな訳で、燃料を残していて水が無かったと言うのは、船長が風向きやら潮の流れから無駄な燃料を使わずに日本方向に流して来る術を心得ている手練であったと言う事でしょう。
燃料が有ってエンジンが回っていて風に船を立てている限りは小舟に見えるこんな船でも相当な波を乗り切れます・・・死にものぐるいで排水するんですね、バケツで・・・おっさんのバンカーボートも嵐の中を乗り切る時にはエンジンが壊れるんじゃないかと言う所まで回して船を立てて、全員がバケツで排水すると言う、一種の修羅場です。
で、船の上で飯が炊けるのか?・・・普通に火を燃やして飯を炊きます。
ガスコンロも増えましたが、古い船だと船尾にかまどが有って自在鈎がジンバルの役目をして多少揺れても飯が炊けます。
ああ、飯炊きに思いのほか水を使うからなぁ・・・航海日数は思いのほか長いのかも。

で、保安庁はこの船の動きは当然知っていた訳です・・・いや、木造船なんて映らない?そんなバカな話は無い訳で、おっさんの21.5フィート(7メートル弱)のFRPボートは反射板も付けずにくっきりとレーダーに入ります。
と、言う事で、このお話は韓国にも事情は通じていて、人道的援助の話が持ち上がるきっかけ作りであると言うのがおっさんの見立てなんでありますが。
暫くして人道支援が決まったら拍手もんだね。

こりゃぁ立派なドライブ船だわ・・・見かけ以上

いや、一遍書き終えてもう一度写真を見たら、船尾に船内外機のドライブが映っていたわ。
これは、外見とは裏腹に相当な金が掛かっている船ですね・・・船外機なら分る・・・もっと高馬力で安くできる・・・しかし燃費と丈夫さ、信頼性ではディーゼルに適わない。
こんな高価な面倒くさい船を準備できる人は脱北しなくても良いでしょう・・・決定だな。

コメント
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