田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

小笠原に新庄イズムが

2006-11-06 12:34:14 | 野球
パリーグ東西対抗が静岡の草薙球場で初めて開催されたのは1988年のこと。
テレビ静岡の誘致に乗ってということらしいが、当時はまだホークスが福岡に移転することが決まった直後で、まだまだセリーグとの人気の差はどうにも埋めがたく、パリーグ全体が人気向上に四苦八苦していた時代でもある。

あれから18年。
確かにパリーグの人気は上がった。
ただ、セリーグにはない、パリーグならではの人気イベントとしてファンと共にここまで育ってきた観のある東西対抗。
確かに試合数は増え、スケジュール上開催が困難になりつつあるのかもしれないが、このイベントを、「役割は終えた」として捨ててしまうのは、やっぱり惜しい。

昨日の東西対抗で4番DHで出場した小笠原。
2打数1安打の成績を残した後、FAを表明。
その後新幹線に乗り込み東京へ。
日米野球に全日本の4番として出場。
ヒットは出なかったものの、昨日の2大イベントの主役を見事に果たした。

小笠原FA表明 中日、巨人との争奪戦(スポーツニッポン) - goo ニュース

こう言っては失礼だが、小笠原がこういうことをする選手だとは思わなかった。
少なくとも数年前の小笠原からは想像がつかない。
確かに「ガッツ」の愛称、そしてフルスイングを見ていて一生懸命野球をやっている選手だと思っていたが、多くの選手が休養名目で東西対抗も日米野球も出場を渋る中、掛け持ちで姿を見せるその「ガッツ」。

他チームファンの勝手な推測だが、小笠原は新庄と出会って、そして新庄と優勝して、何かが変わったのではないか。
新庄の「がむしゃらに、真剣に、楽しむ」姿勢を昨日の小笠原に感じた。
新庄の後継者は、一時は犬猿の仲と噂された小笠原なのかもしれない。
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