カッコいい勝ち方ではないが

ソ７－６楽（２２日） 小久保が勝ち越し打(共同通信) - goo ニュース

杉内が先発だから、まあ勝つだろうと思っていた。
ネットで速報をチラチラと見る程度だったが、初回にリンデンに先頭打者ホームランを打たれても、その後の打線の援護で６－１とリードし、まず勝利は間違いないと思ったものだ。

しかしいつの間にか６－４と追い上げられ、そして６－６の同点に。
６－１から６－４になった鉄平の３ランを見てみると、高めにいった球をきっちりと捕えられている。
登板間隔が長くなったり短くなったり、いつもの中６日ではない中で、疲れが蓄積されたのだろうか。

杉内をリリーフした摂津は中村真とリンデンにタイムリーを打たれ同点とされ、ファルケンボーグはヒットを打たれ、馬原はエラーでの出塁とはいえ３塁までランナーを進ませたはしたが、追いつかれても勝ち越されることはなかった。
７回、１アウト１、３塁の場面で小久保が打ったライト前にポトリと落ちるタイムリー、この１点を守りきっての勝利だった。

開幕から３ヵ月半。
ホークスは苦しい状況の時もあったが何とか踏みとどまって首位ファイターズと１ゲーム差の２位でオールスターブレイクを迎えることになった。
その要因の１つには攝津、ファルケンボーグ、馬原という中継ぎ抑えの形を機能した事、例え打たれることがあっても逆転はされない精神面を含めた強さがある。

エースダルビッシュが１失点で完投したファイターズに比べればドタバタ気味のカッコ悪い勝利ではあったが、しぶとさを見せて後半戦も期待できそうな勝利だった。